目の前の出来事はそれをどう見るかという見方次第で変わるのかもしれない

最近朝ジョグを始めました。

我が家地方は昼どんなに暑くなる日でも朝は割と涼しく、朝の空気を感じたり、カリフォルニアの夏の青い空を見ながらジョグするのが気持ちよくて「世界はなんてキレイなんだ、うふふ」と思いながら走っています。

が、あまり朝早い時間に外に出ると道端とか公園とかに普通にホームレスの人がまだ寝ていたりする・・・。のでなるべく朝といっても明るくなってからの時間帯（8時半とか9時とか）を選ぶようにしてます。

美しい空を見ながら、目に鮮やかな緑の街路樹を抜けて、あー気持ちいい！と思って公園へ行くとホームレスの人がいるんですよね。

カリフォルニアに越してきた当初はどこにでもいるホームレスの人を見る度になんだか嫌だなぁと思っていたのだけど（渡米して10年、カリフォルニア以外でこんなにたくさんのホームレスを見たことがない）、今朝走りながら「自分には見たいものだけを見て、美しいものだけに意識を集中するという選択肢があるんだ」ということに気が付きました。

今まではそこで、その時感じていた嬉しい気持ち、キレイだなと感じる気持ちがそのせいで損なわれたような気分になって勝手に嫌な気分になったりしていたのを、そんな風に思わないで「ホームレスの人たちもこの美しいお天気を楽しんでいるのね、うふふ」と思いながら走り続けることもできるんだなぁ、と。

中には精神疾患を患っていたり、何かしら（薬物とかアルコールとか）の中毒だったりする人もいるのでもちろんある程度の距離を保ってはいるものの、なんというか、目にするだけで反射的に嫌な気持ちになるのをやめたいなと思ったわけです。

カリフォルニアにホームレスが多い理由について話すと割とポリティカルな内容になってしまいそうなので割愛しますが、この問題に限らず、何事も自分がどう「反応するか」なんだなぁという今日思ったというお話でした。

でも我が家地方でこれだから、LAの方とかSFの方とか、ホームレス問題はすごそうだなぁと思いますね。これだけ地価が高騰しているとしょうがないのかな。