中年のお化粧はむずかしい
そういえばずいぶんと長いことマスカラというやつを使っていない。なんなら最後にアイシャドウってやつを塗ったのもいつだったか覚えていない。
毎日仕事に行くので一応最低限のメイクはしているけど、ティントの入ったベースを塗り、コンシーラーを塗り、粉をはたき、チークをさっと塗って眉毛を描いたらおしまい。5分で終了。
メイクなんてしてもしなくても大して変わらない顔ではある。でもさすがに中年のアジア人女性が疲れた顔で店でカートを押しているときに、メイクもしていないというのはさすがに怖いだろうと思うので、それなりに見えるようにはしてあります。
そうすると不思議なもんで、たまに出かけるからちゃんとメイクしようって思うとその顔がどうも濃く感じるんですよね。口紅なんかも「うわぁ、濃いな!」ってなる。
逆に毎日がっつりメイクをしているひとはメイクが薄いとどうも落ち着かないのではないかと思う。知らんけど。
しかし中年以降のメイクって、どこまでするべきなのかけっこう悩みませんか。あまり濃いのも逆におばちゃんくさいし、かといって何も塗らないと疲れてみえる。ちょうどいい塩梅っていうのが難しいのです。
というよりも、だんだん重力の加減であちこちたるんできた気がするし、そばかすだっていっぱいあるし、メイクだけでごまかせる段階を少し超えてきているのだった。
「どうぉわたしキレイでしょ?」というつもりでするメイクから「とりあえずひどい顔に見えないですむ」というメイクに変わりつつあるような気がします。そうなってくると、肌をきれいに保つことが一番大事なような。
年齢とともに似合う口紅の色ですら変わってくるから、そのへんは上手に変化させつつ、でもメイクの楽しみは失わないようにたまには新しいコスメを買おう、と今心に誓った中年なのでした。
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