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芸大の授業はどのようなものなのか?

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2021年4月から大阪芸術大学(通信)美術学部美術学科(油画コース)3年生に編入しています。ここでは芸大の授業がどのようなものなのか?を紹介しつつ、芸大の授業を通じて、アーティス…
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2022年3月の記事一覧

本質をつかむとはどういうことなのか?

本質をつかむとはどういうことなのか?

芸大で思いで深い授業の1つに「平面基礎(後半)」があります。どのような授業かといえばフロッタージュ(凸凹のあるものの上に紙をおいて鉛筆などでこすって模様をつける技法)やコラージュ(素材を貼り付けて表現する技法)などの絵画技法を学ぶというもので内容自体は変哲のないものでした。

なんとなくのフロッタージュ初日はフロッタージュの技法を用いて、自由に表現しましょうというお題だったように思います。そこで、

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デッサンの授業を受けてどうなった?

デッサンの授業を受けてどうなった?

芸大の授業を受けて、自分にどのような変化が生じたのかということで、まずは美術の基本となるデッサンについて、触れたいと思います。
デッサンとは、鉛筆、木炭、コンテなどを使って、描いた線画のことを言い、絵を描くための基本となります。例えば、油絵を描く際にも、いきなり筆で描く人もいますが、多くはキャンパスに下絵をデッサンで描く方も多いようです。

授業を受ける前のデッサン課題。ヒドいです・・・まずは授業

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芸大ではどのような学びがあるのか?

芸大ではどのような学びがあるのか?

2021年大阪芸術大学(通信)芸術学部美術学科(油画コース)3年生に編入し、1年が経ったのですが、芸大の通信でどのようなことが学べるのかをシェアしたいと思います。

私の場合は、油絵を描いてみたいということがあったので、通信であればスクーリングしなくても(学校に行かなくても)卒業できるようなところもあったのですが、それでは学びも少ないだろうということでスクーリングできるところを探して、大阪芸大にし

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芸大1年目を終えた雑感。

芸大1年目を終えた雑感。

2022年3月4日

経営者の創造性はどこからくるのかを探求するために、入学した芸大で、なんやかんやありましたが、無事に1年目を終えました。

絵を描く系のスクーリングが夏と冬で計5科目(30日)受講したなかで、自分の体験やアート思考を持っている受講生らと話した経験ではありますが、創造性は当たり前のことですが、自分の中にしかありません。はい、これが結論です。
では、自分の中にある創造性をいかにして

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