日本の国家安全保障90年代 29

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 5




アメリカ合衆国海軍は、現役兵力約33万人で、艦艇は300隻近く有する世界最大の海軍で、世界有数の航空戦力がある。



そのうち、東アジアを責任地域とする

太平洋艦隊(ハワイ州パール・ハーバー基地、現パール・ハーバー-ヒッカム統合基地)は、

東太平洋の第3艦隊(カリフォルニア州サン・ディエゴ基地)

西太平洋の第7艦隊(神奈川県横須賀基地)の

2個艦隊がある。

太平洋艦隊の人員は現役兵力15万人で、艦艇は200隻近くが配備されている。



 ニミッツ級原子力空母は、


満載排水量91847トン、

1番艦ニミッツ就役1975年、

原子力蒸気タービン推進、

収容機材は空母艦載機70機、ヘリコプター10機である。

兵装は、

Mk29発射機(RIM-7シー・スパロー短距離艦対空ミサイル8発/RIM-162発展型シー・スパロー・ミサイル短距離艦対空ミサイル16発)、

Mk49発射機2基(RIM-116回転飛翔体ミサイル近接防御艦対空ミサイル42発)、

Mk15ファランクス20mmバルカン機関砲近接防御武器システム2基、

である。


ニミッツ級原子力空母は太平洋艦隊に5隻配備されている。






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