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This is startup

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2023年11月の記事一覧

This is startup - 契約も知財だ!

This is startup - 契約も知財だ!


【要約】

はじめに前回投稿した記事で「広義の知財」という言葉を使った。

「知財」という概念にとことん向き合った結果として、概念の拡張が必要であるとの結論に至った。

その結果、僕は「自分が価値をつけたい情報が知財である」と考えるようになった。

「売りたい(つまり、価値をつけたい)」と強く願って進める業務の代表例が契約業務だ。

すると、契約も知財であることが見えてくる。

契約とは何か法務

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This is startup - 言葉の定義

This is startup - 言葉の定義


【要約】

はじめに言葉の定義は重要である。

言葉の定義のズレが認知されないままなされる会話には、オチがない。
いつからか僕は、このような会話を「日本人にスワヒリ語で語りかけているようなもの」と例えるようになった。

最もやっかいなのは、会話が成立していないことに気づかずに、全員が「わかった顔」をしてしまうことだ。

これらのボトルネックは、未定義の言葉にあると思っている。

本記事では、言葉

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This is startup - 「ONE PIECE(モンキー・D・ルフィ)」~「海賊王になる」ということ~

This is startup - 「ONE PIECE(モンキー・D・ルフィ)」~「海賊王になる」ということ~


はじめに都内某私立中学校の受験説明会に参加した。
その学校の教育理念は「リーダ教育」(リーダを育てること)である。

何人かの生徒(中学生)から話を聞いた。
全員に熱量があった。

あどけない顔、言葉足らずの説明。
中学生の顔をしていた。

しかし目力は変わらない。
とても中学生とは思えなかった。

その後、中学2年生の女子生徒に学校内を案内してもらい、そこで彼女の夢を聞いた。

彼女の答えから

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This is startup - 「弱虫ペダル(真波山岳)」~生きてるって感じ~

This is startup - 「弱虫ペダル(真波山岳)」~生きてるって感じ~


はじめに人事責任者を終えて知財だけの世界に戻ったと思った矢先、僕の名刺にはなぜか、「知財部長」の肩書が消えて「広報部長」の肩書が記されている。

知財にだってやることは山積しているのだが、どんどんボールが飛んでくる。

とにかく必死であがく毎日。
思考停止に陥りそうなときもある。
でも、「これが仕事だから」と思って乗り越える。

これの繰り返しだ。
こうやって言語化してみて気づいたのは、そもそも

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