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【撮影記】紅く映えるツツジの群生地

こんにちは、Daishiです。
前回の枝垂れ桜の撮影記が好評だったので、調子に乗って撮影記第2弾です。
今後も気が向いたら撮影記とかもちょくちょく載せていこうかなと思います!

さて今回は、埼玉県秩父方面の山奥にあるツツジの群生地へ足を運びました。
年度が明け、桜が次々と咲いては散っていき、あっという間の4月でした。
そんな4月最終日は天気も雨予報でせっかくのGWなのにと嘆く声をたくさん聞いてきましたが、私は変人で雨の日狙いだったので一人で歓喜して撮影に出かけました。笑
雨が降ると山に霧がかかりやすく、霧のある風景を撮りたい場合は狙い目です!

途中仮眠をとりつつ朝5:00頃現地に到着すると周りには人の気配は皆無で、寂しい感情とワクワクする感情が自分の心の中に同居していました。
ただ一つだけ心配なことがあり、5:00時点では雨が降っておらず霧も全くなく、ツツジは綺麗に咲いてるものの、撮りたい光景とは遠い世界が車窓の外に広がっていました。
元々のプランでは朝5:00のタイミングにはもう雨は降り出し、空気中から溢れだした水分が周囲に纏わり付く中ツツジちゃん達と戯れている予定でした。
条件がよろしくないので雨が強くなっていく予報を信じて待つために1時間程仮眠をとることに。
…すると、1時間経たないうちに車の屋根を不規則な旋律で打ち付ける雨粒の音で目を覚まし、期待を込めて外の世界に目を向けると、なんと霧が周囲を飲み込んでいました!
夢の世界から帰ってきたら異世界に迷い込んでいたような状況です。
急いで撮影機材を整えて撮影へ!

車から徒歩10分圏内だけでも大量のツツジが群生しているので身体にも優しく嬉しい限りです。

まずは開始3分くらいで撮影した1枚がこちら。

「Vitality」
森の中が鮮やかな赤やピンクに色づくツツジの花やフレッシュな緑に包まれ、森全体がパワーを持つ一つの生命体のように見えた

ちなみにこちらの写真の撮影の裏側はこんな感じです↓

撮影の裏側
カメラとレンズは、SONY α7RⅢ×SEL24105G

木、花、雨など様々な要素をミックスした自然の香りを楽しみながら周辺を散策します。
都心では味わうことのできない香りに癒やされる時間は本当に幸せですね。

さて次のカットはこちら。

「祝花」
霧の中、緑の葉に覆われて存在感を放つ若い生命を、周りのツツジの花々が称えるように彩る姿

だいたいいつも撮影データをPCに取り込むと、もっとちゃんとした写真撮ってたはずなのに?となってしまう自分で今回ももちろん同様だったのですが、撮りたいイメージに近いカットはなんとか1枚は撮れていたので少しホッとしました…

少しエリアを移したところにはご年配の写真家さんが2名程おり、挨拶を交わしたあとはまた一人の世界に戻り撮影を続けます。

上2枚とは少し雰囲気の違うポイントで、上2枚がこの空間の「表層」部分だとすると、下2枚はまさに「深層」にあたるような雰囲気に感じ取れました。

「秘境の楽園」
踏み込んではいけない厳かな空気を醸す森の奥
畏怖の念を感じるとともに、ツツジの花の美しさから神秘さも溢れだす不思議と惹かれもする世界

いろいろと歩き回りながら撮影しているうちに、思ったよりも早く霧が薄くなり始め、ボーナスタイムは終了。
標高を上げてみたりしつつも霧はどんどんなくなっていったためこれにて撮影も終了。
気づけば視界もクリアになっており、現実に戻されたかのような気分です。

撮影の反省点はいろいろとありましたが自省することしてここでは割愛🫠
今年はまだツツジの花は撮りに行きたいと思ってるので次に活かしていきたいですね!

これからのシーズンも本当に楽しみです😊
また余裕があれば撮影記は書いてみたいと思います。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!!

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