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人事制度に成長を促す仕組みをインストールしたい、と思ってもう何年? 


みなさん、こんにちは。
カイロスマーケティングで代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。

今年も8月末をもって、カイロスマーケティングの会計的な1年が終了しました。9月に入ってから、会計の締め作業や、人事評価など、コーポレート部門は大忙し。

カイロスマーケティングの人事評価は年に2回。年に2回の昇給や昇格の機会があります。ちょっとだけ昇給や昇格の機会が多いかもしれないと思っています。少なくとも、働いてきた外資企業よりは…。


仲間の成長スピードが早くて。人事考課の枠組みつくりに試行錯誤。

カイロスマーケティングの仲間の平均年齢は30歳ちょうど。2/3以上のカイロスマーケテイングの仲間が20代です。みんな、仕事における吸収力が高い。新しい仕事も、わたしの想像を遥かに超えるスピードで、できるようになっていくのです。

みんなの成長スピードが早いゆえ、一般的な人事考課制度は、カイロスマーケティングの実情にうまくはまらない。こんな悩みを抱えてきました。

カイロスマーケティングの人事と一緒になって足掛け3年。人事考課制度を検討・改訂しながら、やっと形になってきたかなぁ、と思い始めています。

いまでは人事考課(人事評価)は年に2回。つまり、昇格・昇給の機会も年に2回となりました。年に1回の昇格・昇給では、カイロスマーケティングの仲間の成長に追いつかない。人事評価って遅行指数と言われますけど、まさにその通りだと思います。

いまのカイロスマーケティングは、成長が最優先。カイロスマーケティングの仲間の成長が、会社の成長につながる。これは事実であり、ここ数年、この事実を自分の目で見てきました。

年に2回の昇給および昇格。昇格によって、もっと大きな仕事を任せることができる。より大きな仕事を通じて、カイロスマーケティングの仲間がますます成長する。だからこそ、より多くのカイロスマーケティングの仲間に昇格および昇給していただきたいと思っています。仲間の成長の総和が、カイロスマーケティングの成長です。


昇格しにくい人事制度だが、昇格者が多い事実

1年で多くの仲間が昇格しました。とても嬉しく思っています。

多くの仲間が昇格できるような人事制度にはなっていません。むしろその逆。カイロスマーケティングの職務等級の数は少ないため、昇格はしにくいはずなんです。誤解ないよう申し上げますと、昇給はしっかりします。

職務等級が多いと、年齢や勤続年数によって等級を上げたくなる。「そろそろ彼も入社して3年だから、1つ等級をあげようか。」といった具合に。職務等級が多くあればあるほど、等級間の違いが鮮明でなくなる。職務等級の違いが明らかであれば、このような心理は働きにくいと思っています。

職務等級と課長・部長などの役職には関係性がありません。同じチームでも、職務等級が高い人が複数人いてもOK。カイロスマーケティングでは、管理職は仕事における役割であり、偉さの象徴ではありません。代表取締役のわたしも、代表取締役というのはカイロスマーケティングにおけるただの役割である、と考えています。

課長になるための出世レースって、何か違和感あります。課長って偉いんでしょうか?と。


人事制度の試行錯誤は、まだまだ続くよ。

人事制度は、その環境のなかにいる人しか実感できない。特殊な環境であればあるほど、一般的なものが当てはまりにくい。試行錯誤をくり返すほどに、そう感じます。

カイロスマーケティングの人事制度も、初期の段階こそ、外部のみなさまの意見をいただいてきました。いまでは、自社独自の視点で、人事制度を改良していく必要があると強く感じています。

人事制度を作るために250万円かけて外部の専門家にお願いしなくてよかった。当時は、なんでも自分たちでやり過ぎかなぁ、もっと専門家にお願いするべきなのかな、と悩みましたが、今となっては結果オーライです。その後、人事制度をつくることに苦労してきましたが、それなりに、それなりなりのものができあがりつつあると感じています。

若いメンバーが多いカイロスマーケティング。想像を上回る勢いで、仕事における成長を見せてくれる。昇給もしくは昇格してくれる仲間が多くて、とても嬉しいです。どんどん昇給や昇格してほしいと切に願っています。

カイロスマーケティングの仲間が成長することで、会社が成長する。
そして、「マーケティングを、もっと身近に。」することで、社会のお役に立てるようになる。

まだまだ、DAY0(ゼロ)。本当に始まったばかり。粛々と道を歩んでいこう。

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