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今日はこれで決まりだ 〜ふらおさんレシピから〜


私は家事が嫌いだった。

過去形で書くと、何やら今はそうでなさそうに見えるが、とんでもない、今もとても苦手である。
立場上、しなければいけないからしているだけで、しないで済むなら、できることならしたくない。時間があればいつまででも、本読んだり何か書いたりしていられる自信がある。

いい年して一家の主婦が何言ってんの と実家の母に叱られそうだけど、でもそうなんだもの。

しかし、ご飯は食べなきゃ生きていけない。
毎日外食・買食という訳にもいかない。

結婚してから、いや、子どもが生まれてからか。
私は献立ノートをつけるようになった。

何てマメな主婦?
いや、ノートをつけることで、
「今日も私がんばって作ってえらい!」
「明日何食べよう、ちゃんと考えてる私えらい!」
「先週何食べたっけ。ちゃんと作ってた先週の私えらい!」
と、日々自己肯定感を満足させるためのノートだった。



今、noteをしていてふと思うことがある。
この人がいたら、あの頃の私の奮闘ももう少し、楽になってたんじゃないかなぁ。


「お料理ってたのしい」

あの頃、そんな風に思ったことはなかった気がする。
あの時の私にとって、料理は作業だったのかも知れない。

カレンダー形式にした1日のスペースに、その日の夕飯メニューを書き込むと、例えそれが親子丼、みそ汁、キムチという3行であっても、かろうじて、私、がんばってるよねと感じることができたのだった(親子丼は、レパートリーが少なかった新婚当初、度々登場した献立だった)。


美味しいのはもちろんだけど、

「普段あまり料理をしない人でも、失敗せずに作れるレシピ」

これがふらおさんのレシピの強みだ。

もはや自分は「普段あまり料理をしない人」ではなくなった。
でも、未だ料理は特別「好き」でも「得意」でもない。食材や調味料に特にこだわりはないし、できることならお安く抑えたい。近くのスーパーでいつでも買えるもの、時に冷蔵庫で眠っちゃったりしているものを、台所で生まれ変わらせて、家族が、そして何より作る私自身が、美味しい美味しいと言いながら食べたい。

そして、「でも、作るの大変だったから次はもういいや」じゃなくて、
「あ、あれならまたいつでも作るよ」
なんなら子どもたちにも声をかけて
「一緒に簡単に作れるよ」と言いたい。

「料理って、たのしいよ」と、伝えてあげたい。



ふらおさんのレシピは、そんなレピシ🍽️😆ばかりです。


食欲減退しがちな今の季節、我が家でも何度も作っているレシピを、メイン、副菜、汁物で貼ってみます。

◯メイン🐓「甘辛スティックチキン」

ふらおさんは、他にも美味しいムネ肉レシピいろいろ考案されているので、一つに絞るのは難しいのですが、この甘辛スティックチキン、好みです。子ども喜ぶ & 大人はビールのあてに。
我が家は大体書かれている倍量で作りますが、作ったその日に一回で食べちゃうから、作り置きになった試しがない。


◯副菜①🍆「爆速ナス煮浸し」

ナス大好きな我が家。もう一つのナスレシピ「とろとろ無限なすび」もリピートしています。どちらもほんとにご飯がすすむ!
今回こっちを貼ったのは、このナスの切り方、カッコいいわと思って。いつもと違う切り方で出すと、自分料理できる人、みたいな気持ちになる‥!
そして、夏場にレンジで調理できるのって、ほんとありがたいんですよ。


◯副菜②🐟「サバと水菜のサラダ」

サバ缶、いいですよね。美味しいし、便利だし、栄養豊富だし!
副菜①がナス色だったから、食卓に緑があればいい感じに!サラダって意外と野菜の摂取量が少なくなるけど、これはモリモリ食べれます。
ちなみに大阪は水菜の生産全国平均8位なんだって。以前に比べて、水菜も食べやすくサラダ向きの品種が増えたみたいで、子どもたちが食べてくれるのが嬉しい。


◯汁物🥬「ごちそう中華スープ」

タンパク質摂りたいなという時に、豆腐で卵で最強なレシピ!
考案されたのが「汁物がワンパターンになりがち」という悩みを解決するためだったそうです。そういう、具体的な日々の困りごとから新たな献立が生まれて、同じく悩める人を救うことにつながってるって、何かいいなぁと思います。
ちなみに私はスープにおける片栗粉の扱いに常々困ってたのですが、それについてのコツも載せてくれています!


我が家のイチオシメニューを載せるだけのつもりが、魅力を語っているうちにいつの間にか長くなってしまった‥
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

そしてふらおさん、我が家の食卓を救っていただき、いつもありがとうございます。これからもますますのご活躍楽しみにしています‥!

#創作大賞感想

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