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一生遊べるお買い物 day13

3/26(Tue.)
#66日ライラン day13

長男の話が続きます。

今年に入って百人一首に目覚めた彼。

私自身、小学生時代に百人一首に触れていたことで、高校の古文で助けられたなーと思っていたこともあり、よっしゃ!とカルタを買ってきた(一月の話)。
覚えるんだったら、というかまず興味を持つんだったら漫画だね、と、学習漫画も買ってきた(これも一月の話)。
最初はそこまで興味を持つかどうか分からなかったので、図書館でドラえもんとちびまる子ちゃんの解説してくれている漫画を借りた。こちらは次男も喜んで読んでいた(漫画のとこだけ‥)。無事目論見にハマって彼らが面白そうに読んでいたので、図書の返却とほぼ同時に本屋さんに行って買ってきた、という訳だ。


小学生の子どもの記憶力、恐るべし。

今や、私が対戦しても勝てなくなった。

早かった‥子どもの力を侮っていた‥。
まだ一、二年先だと思っていたのに。
五十枚ずつ並べる源平合戦にしても、バラバラのチラシ取りにしても、何にしても、勝てない。55枚と43枚、あるいは59枚と40枚、といった差で負けてしまう(あれ、100枚じゃないと思ったあなた、合ってます。一、二枚は次男が頑張って取ってる)。

くー、かけっこも水泳も、ゲームも暗算も負けても全然悔しくないのにー、
私の独壇場と思ってた分野にこんな強敵が!


先日もクイズ番組を見ていて思ったけど、楽しみながら覚える、というのは強い。彼らは、覚えなくちゃいけないからとか、やりなさいと言われたからとかでやってる訳じゃない。あくまで面白いから勉強していて、面白いから覚えている。だから強い。


「これは、あー本歌取りのうたやな」
「うっわ、71番のやつや」
「これさ、さっきの人の息子!オレはお父さんの方の歌が好き」
もう何言ってるか分かりません。
百人一首に番号がふってあるなんてことも知らなかったし、いちばん長い名前の人は「法性寺入道前関白太政大臣ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだじょうだいじん」ってことも知らんかったわ!

春休み、いろいろ頑張ろうと思って少しずつ目標を立てているのだが(この66日ライランも頑張ってることの一つ)、その中に百人一首も加えた方がいいかも知れない‥


追記 :
長男「ママー、この百人一首の漫画、1500円って書いてあるやろ、百人一首のカルタも、3500円したんやろ(ランダムに読み上げてくれる機械がついているから高かった)。
全部で5000円もしたんやなぁ‥。
でも、おかげで覚えたから、良かったなぁ!今度和歌山のばーばに対戦してもらうわ!」
ほんと、そんなにしたのか。
でも、40歳になっても70歳になっても遊べると思えば、年で割ったら全然高くない(?)。いい買い物したね。

和歌山のばーばも、もう君には勝てないと思うよ。


百人一首ハマりたての頃(今年の初めの頃)の記事↓


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