もう半分、まだ半分
えー、あと19日もあるん?!
やったー。
そろそろ、今日が何曜日なのか親子ともにわからなくなりつつある八月のある日。
次男は始業式の日を覚えておらず、
私はゴミ出しの日を間違えた。
今年の夏休みは、国語と算数の宿題が、紙ではなくてタブレットで出た。
3日で終わっていた。
ひょいひょいっと指で書いた、いわゆるみみずがのたくったみたいな字なのに、長男がポチッとすると画面上に◯が出て次へすすめる。
彼曰く、覚えてなくても書かなくても、「分かった」を選べば先に進めるらしい(ほんと?)。
次男は、拡大したりスクロールしたりの画面操作がうまくいかず、このパソコンはバカや!と、悪態をつきながら、別の紙に筆算して出した答えを画面に入力していた。
それって意味あるのか‥
自動で丸つけしてくれるとこかな。
そして、今年は何故だか、高学年の長男より、小3の次男の方が宿題が多かった。
もしかして、5年生になったら塾行く子増えて、夏期講習やら塾の課題やらで忙しくて、学校の宿題なんてする暇ありません!っていう子が多いから宿題少ないんじゃない?
と要らぬ勘繰りをする私に、長男は、オレの担任の先生はいい先生やから、休みの時はしっかり休んで遊べるように、宿題はちょっとにしてくれたんやで、きっと。と、ドヤ顔で語った。
学級担任が一人で夏休みの宿題決める訳じゃないだろうけど、彼が「オレの担任の先生はいい先生やから」と誇らしそうに言うので、ありがたいことだなと思ってそれを聞いていた。
(でも、きみはタブレットで遊びすぎやで!)
次男には、自主学習を10ページ、という課題が出ている。
1学期から毎週1枚ずつ出ていた自主学習ノート、自主というのは何をするのも自分で決めるという意味であって、やるやらないが自主的という訳ではないけれど、
漢字をしてもいい、計算をしてもいい、何なら好きな絵を描いて出してもいい訳で(多分。自主学習だから)夏の長い休みの間に、何でもしたいこと決めてやって出そうというのは、今までありそうでなかった宿題で、個人的にこれっていいなと思う。
彼は、最初の1ページだけ算数の計算問題を書いて、
残りの9ページは、全部動物の図鑑から好きな動物を選んで、調べて書いていた。オリジナル動物図鑑。
7ページ目くらいには「オレ、〝絶滅危惧種〟って見なくても漢字で書けるようになった」とドヤっていた。それはすごい。ドヤっていいと思うよ。まさに自主学習。
昨日は、やっと次男の読書感想文の下書きが終わった。
今年は、せっかくタブレットPCを持って帰ってきているのだからと、下書きをそれで作っていくことにした。ロイロノートというやつですね。
去年までは紙と鉛筆で、読んだ本の好きな登場人物、印象に残ったシーンなどを私が彼らに質問して(Q & A 形式)それらをメモ書きし、つなげたり入れ替えたりして下書き文を作っていたのだが、今回は、それをタブレット上でやってみた。
彼らは授業でもう何度も使っているから、私より使い慣れている。
カード(感想のメモ書き)の入れ替え、つまり文章の組み立てが視覚的にできるのは大きい!次男が文字を打てるようになっていたのは嬉しい誤算。
おまけに、今書いている文字数まで分かるのがありがたい。圧倒的に時間短縮になった。
こんな風に勉強に使うんだったら、タブレットPCを持って帰ってきた意味もあるよね。
長男「あと70文字くらい足らん」
私「この本を読んで、ぼくもこんなことしたくなったとか、こんなことに興味もったとか、何かないの?」
長男「ない」
私「ここがこんなに面白かったから熱く語りたいとか、ぜひここを読んで一緒に考えてほしいとか、何かないの」
長男「べつにない」
タブレット以前の問題やん!
ともあれ無事に終わりました。
ちなみに次男は「かいけつゾロリのドラゴンたいじ2」(原ゆたか 作)
長男は「放課後ミステリクラブ①金魚の泳ぐプール事件」(知念実希人 作)を読んでいた。
感想文は薄味の長男だけど、本は面白かったみたい。勧めたら、シャーロックホームズの短編も一本読んでくれたから嬉しい。
残るは、長男のポスターと、次男の自由研究のみ‥(工作も仕上げ残ってるみたいだけど、そちらは夫に丸投げ)
え、ママの夏休みの自主学習?
47都道府県の漢字と位置を制覇したよ!(春休みの復習)
あと、今月からは早朝ウォーキングも頑張っている。昼、暑過ぎて全く動かないから‥
八月の後半は、本もたくさん読むんだ!張り切って買って、読みかけの本、開いてない本が何冊もある。これが積読っていうんだね。
毎日日記もつけています。それが、夏休みのイライラモヤモヤを減らしてくれてると信じている。
夏休み、残り半分、折り返し地点。
まだ半分?早く過ぎて!って思ってる人も多いと思うけれど、あと半分、「もう半分」を楽しみたい。
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