【ツアレポ】妖怪愛好家と行く!名古屋百鬼夜行【鶴舞・上前津編】
こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは夏にぴったりの、でも怖さは控えめな妖怪まち歩きを、妖怪愛好家の島田さんにガイドしていただきました!「妖怪愛好家と行く!名古屋百鬼夜行【鶴舞・上前津編】」です。
それでは2019年7月13日(土)に開催した時の様子を中心に、ちょっとだけお伝えしますよ。
間(あわい)に涌きたつ
今回の妖怪まち歩きの舞台は名古屋市の鶴舞から上前津。歩いても20分ほどのエリアに妖怪がひしめいています。
天狗や愛知妖怪オカラネコ、狸や幽霊まで目白押しの妖怪さんぽへ出かけましょう。
今ではビルと舗装道路の都会らしい景色が広がる鶴舞駅から上前津駅エリア。
集合場所の鶴舞駅を出てすぐの名古屋市中区千代田周辺では、水辺と蜘蛛の関係を聞きながら大きな新堀川を眺めます。川の別名にうなずきながら、都会に潜む言伝えを楽しみました
街なかに建つお寺「長松院」では、「天狗」と天狗囃子に関する言い伝えを伺います。ここでは毎晩お囃子の音が聞こえてくるようですよ!
愛知妖怪
大直禰子神社では愛知妖怪「オカラネコ」に出会いに行きました!
江戸時代には信仰の元となったものは失われ、「おからねこ」という言葉だけが生き残っていたともいわれていますが、それでも手を合わせる人がいるという事実に妖怪の真髄を感じます。神社のどこにいるか、探してみてくださいね!
その他にも、狸に化かされる<長栄寺>、幽霊が見える「幽霊坂」を巡って上前津まで。
西洋の妖怪や悪魔は「悪いモノ」のイメージがあるのに対して、東洋の妖怪は「ひとを超越したモノ」として憧れや愛おしさを感じる存在の様です。
よく分からない事は妖怪や狸や狐の仕業にしておいたり、子どもへの教えとして誕生した妖怪も多いとのこと。
街の歴史から生まれた妖怪が見える様になりたいと感じるツアーでした。
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開催地:愛知県名古屋市
ガイド:島田尚幸さん / あいち妖怪保存会 共同代表
ガイドさんHP:あいち妖怪保存会
※ツアーの内容や体験内容はレポートと異なる場合があります。
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