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トレイルランを初めて3年たった


出落ち感なんですが、走ることに対して苦手意識がある私。嫌いという言葉はインパクトがあるので怖いから使わないけど。単純にきついのと、きついという事実を頭の中で繰り返す時間が有り余ってる競技中の状態がきつい。正確にいうと手放しで好きとは言えないという感じだろうか。

2020年に登山を始めてから、トレイルランというものを初めて見た。ヒーヒー言う私を横目に颯爽と駆け上るトレイルランナーの皆さん。非凡なことが大好きな私は、多分私もあっち側になるな…という予感というか決意みたいなものを感じていた。

2021年11月、初めてトレイルランを体験した。鎌倉の10kmコースは気持ちの良いアップダウンでトレランのいいとこどりでまたやりたいなあといういい感覚を残してくれたので、そこから細々と続け、2022年8月、初めて大会に参加した。赤城山でのショートコースで17kmくらい(実走は13km程度)。一年に一回は大会に出て、より長い距離を走れるようにしたいというほわっとした気持ちでいたけど、マイラーなるものを知ったので100マイルを目指すことにした。今年は日光の40kmに出てきたのでそれについてもまた書き留めたい。

子供の時から森が好きだったので、森の中を駆け回る私は自分のことをもののけ姫だと思い込んでいて、自然と共生している感覚がなんとも堪らなかった。トレイルランを好きになったのも、小さい時の懐かしさを探っているからなのかもしれない。

また今までチームプレーしかやったことがなかった私からすると個人技である「走る」というスポーツは、自分のコントロール下におけるものをいかにコントロールするのかという体認知能力とマインドの強さを問ってくるスポーツなのだと感じる。特にトレイルランでは長時間山を登ったり降りたりするのでずっと走っているわけではない(完走が目標の私にとっては)ので、おっしゃいくぞー!!!!って突っ走って燃え尽きてしまっては完走できないので、いかに自分の体をコントロールし、エネルギーをコントロールし、痛みもコントロールするのかにかかっていると感じる。

猪タイプで勢いがめちゃくちゃいい私には、細くても長く続けてゴールをするとかコントロールするみたいなスキルを育む必要があると感じることが多いので、走るということを通して色々山に教えてもらおうかと思っているところ。

最近寒くで中でのトレーニングばかりになっているけど、新緑の匂いで肺がいっぱいになる季節に山を駆け巡ることが待ち遠しくてたまらない!


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