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灼熱の街で見たカンガルーとミニ恐竜 【オーストラリア旅行記】 #4

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THE GHAN車中泊。(詳しくはダーウィン#3参照)ダーウィンからアリススプリングスに向かう列車からになります。
たぶん、寝ながらだけどどっかで止まって時間調整とかしてたっぽい気はする。
気がついたら日の出の時間。外はもう完全にサバンナ地帯。
朝食までの時間はブラインドは全開で景色みながら電車に揺られて二度寝。これが気持ちいいのよw
二度寝ってなんで気持ちいいんだろね。

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で、朝食はいわゆるイングリッシュブレックファースト。
そこからは12時のアリススプリングス到着まで自由時間。自分はそこで下車なので部屋と荷物の片付けとシャワー浴びたりして過ごす。我々のシャワーは共用でまあ普通のユニットシャワーで、水圧も水温も問題なし。もっとアッパークラスだと個室にシャワー、さらに上はホットタブつきらしい。

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そういや、キャサリンでは何組かヘリコプターツアーに行ってるファミリーいたな。
すげえ金持ちなんだろうねえ~~~~~
あの人たちは前の方の車両でうちらと顔あわすことは絶対にないような設計になってた。たぶん食堂車とかバーの仕様も全然違うんだろね。

あっという間の列車ツアーでしたが、移動距離と時間と車内エンタメとか総合的に価格に見合っているかというとぶっちゃけ微妙なラインかな。ただ自分のテンション的にはずっとマックスだったのでオッケー。
実際写真見てもそこまで面白そうじゃなかったでしょw(俺は楽しみましたよ!)
そう思う方はほとんど同じルートでグレイハウンドのバスが出てるのでそっちがおすすめ。自分も次の機会がもしあるのならそっち使うかもw もしくは飛行機。ただダーウィンからアリスの設定便が意外と少ないのよね〜(当時)。


つうことで、アリススプリングスではみんな降りてまたそれぞれのバスに乗り込んでツアーに行く。
俺はダウンタウンゆきのバスに乗りホテルに向かう。

ここでひとつ問題が。
10ドルなんだけどなんとキャッシュオンリーとのこと。

え?ない。みたいな。
駅にATMもないと。

つうかおれ、オーストラリア着いてから今まで現金おろしてなかったんだ。みたいなw
でもそういう世の中じゃん?w 日本でもよくやっちゃうんだよね。最近スマホで決済できるし。ちょっと立ち寄った八百屋とかで、あ!現金いま持ってなかった!やっぱりやめます!ごめんなさい!みたいなw
って勝手に一人で2030年生きてんじゃないよって話だけど。

でスタッフに困った!と相談したらじゃあタクシー呼んであげるからそれで銀行までいくなりホテル行くなりすれば大丈夫よね。
っつうことで呼んでいただいたんだけど、しばらくしたらきてくれて、でも俺の前に一人待ってる人を乗せていっちゃった。
次のタクシーが延々とこなくて(30分くらい)、さっきのスタッフがあら?あなたまだいるの?もうこの駅閉めるところなんだけど。どうしましょ!
ってなって、わかった。もうあたしが送ってあげる。ってことになりホテルまで送ってもらいますた。
災い転じて福となる。ですな。なんのことはない。車で5分くらいだった。

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↑まあ確かに嘘じゃないけど詐欺画気味

アリスのホテルはモーテル(Diplomat Motel)。もうこっからは節約できるものは節約。んで部屋ついてwifiつないだら、明日からのウルルツアーの会社(The Rock Tour)からメールが。
「明日のツアー、もう一日後ろにできませんか?一組どうしても明日じゃないといけないという人たちがいて。」という旨の内容。オフィスがモーテルの2ブロックくらい先ということなので直接話に行ってみた。
自分としては全然オッケーなんだけど、それで追加のお金かかるのやだから
そこの交渉をホテル側としてくれるのならいいですよってことにした。

しばらくしてメールで「すべてオッケーなので以下のスケジュールでよろしく」という連絡がきて

とりあえずこの件はまあ一件落着。

というか本当はあとでいろいろ思うことはあったけど(ガイドがアジア人差別者なんじゃないかとかw)まあ外国に来たら額面以下にも以上にも解釈しないのがうまく行くコツなので裏を読む思考は停止にする。

早朝の気球ツアー興味あったのできいてみたら、お詫びに50ドルディスカウントするよって言ってくれた。けどやっぱり怖いので今回は断念。
いつからか高いところ怖くなってしまったのよね〜〜
(たぶんエジプトの事故映像見てから)

あとはツアーに参加するにあたっての注意点などをいくつか言われた。
・ハエ用ネットは必須(こないだ雨降ったからハエ大量発生中)
・飲み水用のタンクは車載されてるがボトルは自前でよろしく(大きいの2つが理想)
・昼夜の温度差激しいから防寒着はマストよん
・サングラスと日焼け止めも必須ね
・とかとか。

ここの旅行代理店と隣のグレイハウンドの事務所の間に「The Rock Bar」というのがあり、そこは夜ライブバンドとか入るみたいなので興味ある人は行ってみるべし!こういうバックパッカーの多い街のバーやクラブはウェイウェイで盛り上がれますからな〜(他人事)。


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それからはアリスの街を探索。
まずはランチ。近くにヴィーガンのよさげな店があったので入ってみる。
(その時はそう思ったんだけど、正しくはヴィーガンのメニューもある店ですw)
(Epilogue Rooftop Lounge & Bar)

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なかなか。うん、オーストラリア、いまのところ外してない。
野菜も新鮮でおいしい。スムージーとかもがっつり量が多くて助かる。
ここも夜はDJやライブが入るらしいので楽しげでした。日中のBGMも洒落てた。

つうかアリスもハエがすごい。とりあえずハエよけネットを買いに行く。
↓コレ

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あ、そうだいい加減現金引き出しておく。

アリススプリングスはウルルなどへの観光地の入り口なので
カフェやバーやスーパー、ファストフードなど結構多い。
泊まるところもバックパッカー向けの宿からゴルフ場やカジノ併設のホテルまで幅広くある。

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↑ターゲットやウールワースもあるし、一通りの都会的生活はできる街なようです

街中にはダーウィンと同じようにアボリジニの人たちがかなりいる。
ダーウィンでは泊まったエリアがたまたまだったのかもしれないけど
アリスは観光で潤っているせいか働いてるアボリジニの人も多くより街になじんでる感じはした。とはいえやっぱり奇声とパトカーはそこら中に。

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それにしても暑い。そもそもこの街は日中に散策なんかできません。気温も40度超えてきたので部屋に戻ることにする。その前にスーパーで買い出しして、ランドリーで洗濯してモーテルのプールで過ごすが、プールも日陰にいても灼熱すぎるのでギブアップして部屋で本読み。

夜はモーテルの併設レストランバーでディナー。アリスの中でも大きめなお店。Uncles Tavernというところ。ウェイターもバーテンも気さくでいい感じ。ここでもいろいろクラフトビール飲み比べ。

ちなみにオーストラリアもVISA TOUCHが普及してるのでこういうお店でも現金いらず。最近は日本でも増えてきてるみたいだけどVISA TOUCHは便利ですよ。海外くるとまずスキミングの心配があるけど(4〜5回やられてますw)それもないし、何よりも決済が早い!
海外のバーはキャッシュオンが普通だけどいちいちカード切ってた時代に比べたら、ピッてかざして5秒くらいで終わっちゃうんだからバーテンの人も楽になったよね〜!コロナでますます需要は高くなったはずだしね。
ちなみに自分は楽天デビットカード使ってます。ATMでもお金引き出せるし、買い物分ポイントになるし海外旅行にはオススメ。


翌日、クラウンプラザに移動。
なんかアリスの人に「クラウンプラザ」と言っても通じなくて、こっちの人はみんな「カジノ」といえば通じるようでした。会議場とか併設してるから?

フロントがいい匂い〜
このアボリジニアートのツボ、超可愛い〜〜
遠目に見ると村上隆だね〜みたいな。

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皆さんどう思いますぅ?笑笑
てかなんかもう宇宙ですよね。もしくは細胞。いずれにしても凄すぎる。

で部屋。眺望はよくない一階の部屋だけど芝生のパティオがある部屋。
フロントでレンタルチャリについて予約した方がいいか聞いたけど40度の炎天下じゃ誰も乗ってないことが発覚し、確かに〜!と断念。
併設のカジノも見てみるが、しみったれてた。
誰もいないレストランでランチ食べさせてもらう。久しぶりにうまいコーヒー飲んだ。

ここで働いてる人はワーホリと思われる若いアジア系が多かった。
ワーホリの勤務先が砂漠地帯なのかあ。凄いな〜。自分だったらやっただろうか。俺の時代は3カ国(カナダ・NZ・オーストラリア)で田舎な国しかなかったので若かった自分には全く興味そそられなかったんですね。あの頃田舎に目覚めていたら今頃もっと素敵な人生になっていたに違いない。今や大後悔ですよ。もう。人生3回くらいやり直せればいいのに。

夜には念願の「カンガルーサンクチュアリー」というところに行くツアーに
申し込んでたたので、それまで爬虫類園みたいなところにいってみた。
いろんな種類の爬虫類が見れた。ほんとに不思議な生き物だね〜〜
いくつかは実際触らせてもらえた。大蛇こえー
ヘビのスキン、超かっこいい。結構みいっちゃった。
いかんせん全然動かないから。


(爬虫類センターはこちら→Alice Springs Reptile Centre

↓てかこの子何ーーー!激烈にかわいいんですけど!! その下のとか、もはや恐竜だしね🦕

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美しい。。。。でもヘビ苦手な人ごめんなさい

でもやっぱこういうの殺してバッグにしちゃうの、かわいそう〜。


ホテルに戻り、カンガルーサンクチュアリのピックアップを待つ。
街の外でカンガルーを保護して育てている人が運営している飼育園。

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ちょうど日没前くらいに到着して、日没くらいを境に活動を始める
カンガルーたちとしばし戯れるという場所。

生まれて初めてみた!しかもこんな間近で!(ほんとはキャサリンで見ている)
触ると意外とゴワゴワしてるのね。
ピョンピョン飛ぶ姿がほんとに愛らしい💕
(でも蹴っ飛ばされたら死んじゃうこともあるってよ〜)
お腹の袋に赤ちゃん入れてるお母さんカンガルーもいたし
赤ちゃんも抱かせてもらったり。

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↑みんな寝起き〜 犬と同じように背中を地面にこすって遊んでた


もう死んじゃったけど、デカくて有名なカンガルーがいてソイツは立つと2メートル超えたんだぞ〜

とか

ここで保護してるカンガルーはほとんどお母さんが道路で車に轢かれて亡くなって、袋の中にいて保護された子たちなんです

とか。

お母さんが死んだ子たちはたいてい飢え死にしちゃうから、万が一カンガルーを轢いてしまったら赤ちゃんが袋にいるかどうか確認してほしい

とか。

笑あり泣きあり、でした。
(カンガルーサンクチュアリーのinstagram

ちょうど自分がオーストラリアに行く直前まで
森林火災で大災害に見舞われていたんだもんねえ。
まだ北部だからそんなに傷痕はみられないからピンとこないけど
これから行く南部では目の当たりにすることになります。


つづく

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