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ゲイに刺さるシティポップとは?

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世界を巻き込んで盛り上がっているシティポップですが ゲイ的視点で、語ってみたいなと思います。
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八神純子「黄昏のBay City」【ゲイ向けシティポップリコメン】

八神純子「黄昏のBay City」【ゲイ向けシティポップリコメン】

「パープルタウン」や「みずいろの雨」で知られる八神純子の1983年のシングルです。

ヤマハが主催してたニューミュージックアーティストの登竜門「ポプコン」で優勝してデビューしてからは、アメリカンポップス感満載の楽曲と歌唱力で、数々のヒット曲を出します。

1984年にLAでレコーディングしたこの曲で、意思疎通の難しさを痛感し、渡米を決意したそうです。そして向こうで出会ったプロデューサーと結婚、その

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いしだあゆみ&ティンパンアレーファミリー「私自身」【ゲイ向けシティポップリコメン】

いしだあゆみ&ティンパンアレーファミリー「私自身」【ゲイ向けシティポップリコメン】

「ブルーライトヨコハマ」や「あなたならどうする」の
いしだあゆみが1977年にリリースしたとんでもないアルバム
「The Our Connection」の冒頭を飾る一曲です。

77年ごろには女優として活動していた頃。
この人の若い頃の写真見ると、ほんとかわいいんですよね〜!
バッサバサのつけまつげに、うちまきカールヘア。

このジャケットのビジュアルもかなりいけてる!

歌謡界の名シンガーいしだ

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岩崎宏美「Kiss Again / 女優」 - 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

岩崎宏美「Kiss Again / 女優」 - 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

ゲイにも根強い人気のある、岩崎宏美。

俺も、子供の頃から、大好きでした。
うちにLPがあって、よくかけてました。

岩崎宏美は1975年にデビューをして、山口百恵あたりの対抗馬としてデビューし、
今年の10月に亡くなった筒美京平がエラく力を入れてプロデュースした
真のヴォーカリストであります。

70年代といえばディスコサウンドの全盛期に
「日本のドナ・サマー」的な打ち出し方で
「未来」「シンデ

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サザンオールスターズ/よどみ萎え、枯れて舞え 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

サザンオールスターズ/よどみ萎え、枯れて舞え 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

サザンオールスターズです。

もう老若男女知らない人はいない、スーパーバンドですよね。
この人たちのジャンルレスなサウンドと、桑田佳祐の言葉遊びは
日本国民の8割くらいがファンなんじゃないでしょうか。(?)

当時大ヒットしてた沢田研二「勝手にしやがれ」とピンクレディ「渚のシンドバッド」をくっつけって
「勝手にシンドバッド」というふざけた楽曲でデビューしたのが1978年。
その後もふざけた「お祭り

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中森明菜-第七感(セッティエーム・サンス) 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

中森明菜-第七感(セッティエーム・サンス) 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

明菜ちゃんです。

明菜がシティポップ?
と思うかもしれませんが、明菜ですよ!なんでも歌います!笑
しかもなんとこのアルバム、デビュー半年後にリリースした、
セカンドアルバムです。

しかも、この人、シングル一枚出してアルバム一枚リリース、
セカンドシングルの「少女A」出してすぐにこの「バリエーション」を
リリースするという、怒涛なリリースラッシュやってのけました。

デビュー当時に、マネージメン

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松任谷由美「影になって」 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

松任谷由美「影になって」 【ゲイに刺さるシティポップとは?】

ユーミンです。

もう、この人の作品でそこそこのコンピレーションができそうなくらい、シティポップの代表作をかかえてるひとですね。

その中でもまず、今回は1979年に発売されたアルバム「悲しいほどお天気」に収録されている「影になって」。

フォークな楽曲でデビューしたユーミンだけど、
「コバルトアワー」あたりから加速させていったフュージョンぽさにも、
この「悲しいほどお天気」になると洗練さが加わり

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吉田美奈子「愛は思うまま」 【ゲイに刺さるシティポップについて考えてみる】

吉田美奈子「愛は思うまま」 【ゲイに刺さるシティポップについて考えてみる】

シティポップを語る上で、かかせない、吉田美奈子。

カッコいいっすよね〜。どんな人なんだろ。

代表曲に「夢で会えたら」などがあるけど
今回選ぶのは、この曲。

愛は思うままこちらのディスコサウンド🕺✨
初めて聴いた時ぶっ飛びました。
もともと岩崎宏美とかのちょっとディスコっぽいサウンドは好きなんだけど
このクオリティは本物じゃん!と思ったら、
制作陣はアメリカだったんですね。どおりで!
ストリ

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ゲイに刺さるシティポップについて考えてみる

ゲイに刺さるシティポップについて考えてみる

オーストラリア、中国雲南省と旅行記を綴って来ましたが
ここで、ライフワークでもある、音楽についても語ってみたいと思います。

もともとグラフィック系の仕事をしてたのですが
MISIAの事務所である「リズメディア」というところで数年
インハウスデザイナーで働いた後、
フリーで音楽関係やアパレルをメインにグラフィックのお仕事をしてました。
同時にDJとしても、そこそこ頑張ってたので、
まあ、音楽はライ

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