情報過多に悩んだら「ロザンの楽屋」に飛び込もう
いまや日本中の大多数がインターネットにアクセスできる時代で、SNSを使う人も多くなった。ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、LINEなど大手SNSはアクティブユーザーが国内1000万人以上だと言うから、とてつもない勢いとそれに接する人の多さが分かる。
「多さ」という言葉を多く使ったが、この「多さ」に我々は翻弄されがちである。ツイッターを見たり、ヤフーニュースのコメントを見たりすると、様々な意見で溢れているので、思わず飲み込まれそうになる。
自分の考えは果たして正しいのだろうか、と。
誰かのコメントやつぶやきを読むまではたしかに自分の中にあった意見が、大多数の他人の意見の中に飲み込まれて、いつしか自分の意見や考えではなくて、「いいね」が多くついているつぶやきやコメントに自分の考えを近づけてしまいそうになる。
偏った考えであっても、SNSやインターネットの運営がうまいがために「いいね」されている人を見ると、「自分とは合わない考えだけど、これは正しい考えなのかもしれない」と思ってしまうのは、おかしいことではない。
「偏った」と書いたが、意見が意見である限り、大前提で人はみな偏っている。
そのため、私は犯罪等に結びつかなければ、いくらでも、どんな意見でも、あれば良いと思う。
それが世間的に受け入れらない思想でも、そもそも一個人の考えが必ずしも社会の大多数と同じ意見になるとは限らないのだ。「気持ち悪い」と思ったものは「気持ち悪い」と考えて良いし、無理して自分の考えを曲げて「美しくないものを美しい」と言う必要性はまるでない。
同質化を好む人が多いのは事実だが、それこそ表現の幅を圧迫している怖さを感じる。
この記事を読んでくださった方に、是非おすすめしたいのはお笑い芸人ロザンのYouTubeだ。ようやくタイトルの話。
ロザンと言えば、クイズのイメージしかなかったが、チャンネルでは時事に絡めたかなり攻めた話題選定をしている。
二人がゆったり話しているシンプルな動画だが、テーマと帰結はかなりフラットに感じるし「情報の波の防波堤」と言っても差し支えない。
言い過ぎではなく、判断に困ったら「ロザンの楽屋」に飛び込もう。
ロザン菅さん引用リツイート(ご本人!恐縮です)
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