嵐の時代はじまる(倒産と求職活動その1)
2021年の誕生日プレゼントは強烈!「まさに嵐」。
1月某日39歳の誕生日、のんきに寿司を食べていたら、突風が吹いてきた。
わずかその数日後、いつも通りパソコンを立上げ、勤務先出版社のオンライン朝礼がはじまった。どうも様子が違う。画面の向こうで社長が涙を流しながら「今日で事業停止します」と突然の解雇宣告を受ける。
職場がなくなった。
風の時代というには強烈すぎる。嵐の時代だ。
アラフォーにして、混乱している。
詳しくは元サンガ社員ブログをご覧ください。→コチラ
事業停止その後
解雇された側も大変だが、周囲も大変だ。合わす顔がないが、こういうときこそ、最後の挨拶をする。
取引先の方々にとっては「怒り」や「恨み」の対象であるはずが、ほとんどの方が連絡すると、元社員の今後を気遣う言葉をかけてくださった。m(_ _)m
リストラ後の日常(2021年2月)
起きる。ご飯を食べる。ごみ出し。
朝10時、解雇された元社員4名で今後について話をする。みんな不安な様子だ。
2名は新会社設立に動き、私と2名は違う会社に就職しボランティアとして新会社を手伝う予定。
解雇された社員4名のスタンスは微妙に違うが、「前職サンガの活動に『プライド』を持っていた」ことは一致している。私自身、メルマガ担当だったが、感想がよく届いた。読者とのコミュニケーションがとても楽しかった。
午後から自分の転職活動する。エンジニアになろうとプログラミンスクールを調べつつ、現役エンジニアの友人に相談する。
「学校に通うよりかコスパと年齢を考えるなら、今の経験を活かして転職活動つつ、Eラーンニングで勉強したらとよいんじゃない? LPICという資格もおススメ」
とのこと。求人サイトに登録し、経験をベースにした職業を探す。前職ではコーポレートサイトの修正に苦戦するほどWEB知識は浅い。HTMLやCSSについても曖昧な理解だった。インターネットの構造がわかっていない。ワードプレスは便利だったんだなと思い知らされる。いろいろとまずいと、WEBの知識をつけるべくprogateをはじめる。
リストラ後の日常(2021年4月)
新型コロナの影響で就活は大変だとは聞いていたが、落選続きは心にこたえる。
朝のミーティング、新会社設立プロジェクトはゆっくりと前進している。形がみえじめている。心の声が聞こえてくる。
「そんなことしている場合?」
疑心暗鬼になる。
呼吸に意識を向け、心を落ち着けようとするも、落ち着かない。
落ちる面接からも学びはある。エージェントからのフィードバックで落選理由が見えてくる。
※緊張しすぎなので面接になれること
※企業の募集要項、事業内容と自身のマッチング
最初、何がまずいのかさえわからなかった。
己の下手さを知りて一歩目
安西先生(スラムダンクより)の言葉を思い出す。
企業の面接担当を務める友人に採用基準を尋ねる。
会社で活躍してくれるかどうか。必要なポジションの空き状況。そして募集要項に書かれていることを理解して、その人と会社の間にあるズレに対し、見栄を張るでも、ネガティブになるでもなく、歩み寄りをはかるべくコミュニケーションがとれるか。
だそうだ。これまでの落選をふりかえると、思い当たる節が・・・。
瞑想(マインドフルネス)パワー
(上記はベトナム・スイティエン公園の仏像。写真家・佐藤健寿氏の写真集『奇怪遺産』のカバー写真の撮影場所。なんとも言えないテーマパークです)
前職でお世話になっていた荻野淳也さん主催facebookグループ「朝のマインドフルネス」に4月8日頃から参加しはじめた。
気軽に参加できるコミュニティは、瞑想をさぼりがちにな私には、とてもありがたい存在だ。
外的変化は、ほぼないが、瞑想のプラクティスは、少しずつ心や脳を変化させる。瞑想習慣の重要性を痛感する。
心の安定は大切だ。しなやかなレジリエンス(逆境力)をつけよう。
転職活動平均期間6.3か月
「転職活動でしんどかったこと」に関する意識調査結果をヤフーニュースで見つけた。「転職しんどかった」ランキングは、共感することばかり。
「自分だけが苦しい」と思いがちであるが、みなそれぞれ大変なようだ。
『夜と霧』(ヴィクトール・E・フランクル[著])に書かれた強制収容所内の先の見えない不安が頭をよぎる。
しかし冷静になると、どう考えても
「そこまで深刻な状況ではない(笑)」
ポジティブ過ぎず、ネガティブにもならず、あるがままに見ていこう。
現代、瞑想のメカニズムを研究され、その効果は実証されている。ブッダは2500年前に世界の法則を発見している。すごすぎる。
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