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G検定って知ってる?

こんにちは、初めましての方、どーも笑

題目でも挙げましたが、みなさん「G検定」って知ってますか?

日本ディープラーニング協会が主催する民間試験であり、ディープラーニングに関する知識を有し、事業活用する人材(ジェネラリスト=G検定)の育成を目指すために設けられた検定試験です。G検定だけでなく、ディープラーニングを実装する人材(エンジニア=E資格)の育成を目指す試験もあります。

近年、人工知能(AI)について世間的に広まってきたこともあり、会社で人工知能を使って何かできないだろうかなどとほとんど知識もない上司が部下に押しつけるなんてこともあるんじゃないでしょうか笑

そこに登場し役立つのが、G検定、E資格保持者です。ビジネスに応用を考える際、一概にAIといっても範囲が広すぎます。「この事象にはこの手法を取り入れるべきである。では、これまでのデータを用いて精度予測するためのモデルを構築していきましょう!」などと話が進むことになります。

近年では、コロナウイルスによって日本でも経営の見直しを図った企業が増加傾向にあると言われています。そこで企業には事業のDX(トランスフォーメーション)を進めていかなければなりません。

一部の業務の自動化・最適化

複数業務の自動化・最適化

DXプラットフォーム

企業横断DXプラットフォーム(スマートシティ)

このように部分的にデジタル化を進め、最終的に業界全体のバリューチェーンの統合が実現されることになります。企業のデジタル化をサポートする人材が日本では圧倒的に不足しています。ビジネスドメインの知識+データサイエンスの知識のふたつを兼ね備えるパープル人材を企業は求めています。

その入り口として私はG検定をおすすめします!

ではここから私の経験談について記載しますので、興味あれば見ていってください!


・受験をした経緯

そもそも私が受験をしようと考えた理由は、”大学院入試に使いたい”と思ったからです。

大学院入試では専門分野に関する面接があり、そこで回答するための専門知識を身につけるためにG検定の受験を考えました。

特に、私の希望する研究室は機械学習を頻繁に扱うのですが、それに関する知識が私は乏しかったので試験を通して知識を得たいと考えました。ただ、G検定が始まってまだ期間が短く、参考書も出題範囲も曖昧であるところが難しいです。

今後さらに人工知能の需要が増えてくることが予想されるので受験者数は年々増えてくるでしょう!


・勉強方法

先ほども記載しましたが、G検定が始まってから期間が短く、参考書や出題範囲が曖昧なので1参考として私の実際に行った勉強法を参考にしてください。

ただ!2020年#2の試験を受けてびっくりしました。。。

「いやいや、いままでやってきた範囲と全然ちゃうやんけ!!めっちゃ法律に関する問題出とる。。。知らんがな!!」

今までと傾向がガラリと変わりました。これまでの試験では人工知能に関する歴史も出題されていましたが、ほとんどなくなっていました。なので、受験を考えられている方は最新情報を常に入手できるようにしておいてくださいね。

私が用いた参考書は以下の3冊です。

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1つ言えるのは、日本ディープラーニング協会が監修している公式問題集だけでは合格できません!ただこれまでAIに関する勉強をほとんどして来なかった人にとっては入門書として取り入れてもらうと良いと思います。

2冊目の模試形式の問題集は非常に良かったです。問題を通してわからない問題をピックアップしてより知識を深めていけば良いと思います。AIに関して100%の知識で迎えることは難しいと思います(進化が著しい業界であるので常に情報をアップデートしないといけない)。

3冊目はより知識を深めるために取り入れたものになります。本自体も非常に読みやすく、サクサク読み進めることができました。1冊目2冊目である程度知識が蓄えられていたので、知識の確認を行いながらサクサク進みました。

基本的に朝晩に集中して暗記物を進めました。これが何とも効果的だったんですよね!就寝時に記憶を定着させるのが一番良いです!

読み込みすぎず軽ーく見るのを何周もする方法をおすすめしています。何度も触れることで見慣れない単語に対しても次第に慣れていき、自然と脳に染みついてきます

また、暗記物を行う際に私が行ったのは、立って歩きながらしゃべる方法です。しゃべるときは自分自身が先生になった気持ちで架空の生徒に向かって教えるような感覚でずーっと独り言を言ってました笑

また、私自身覚えることがそんなに得意でないのでわからなかった単語は紙に書いて壁中に貼ってました。

これが証拠です↓↓↓

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これは一部ですが、こんな感じでペタペタ貼ってました笑

どんなやり方でもかまいません。勉強期間を短く設定し、効率よく短期間で成果を出せる方法を身につけましょう!!


・受験当日の話

ネット環境を確認し、いざ本番!!

「あ、やべー。。。やったやつ全然でてこーへんやん」

「ってか、法律問題多すぎひん???オワタ。。」

本当に終わったと思いました。試験中に調べながら解くことができますが、調べながら解くことが困難なほど多くの問題で行き詰まってしまいました。幸い、法律以外の問題に関しては事前にかなり知識をいれていたのでなんとか爆速で終わらせることができました。残った時間で法律問題やその他わからなかった問題を調べましたが、すべて解ききることはできませんでした(埋めはしましたが)。

試験終了後、Twitterを覗き受験生のツイートを眺めていました。

他の受験生も私と同じような境遇の方が多くいらっしゃったので、心のケアをTwitterで行っていました笑

「試験は完全に落ちたわ。まぁ、知識増えたしええか」

そんな感じで試験当日は幕を下ろしました。


・迎えた試験結果当日

G検定では試験結果がメールにて送られてくるのですが、なんせ試験結果発表日が約1週間設けられていたため、どのタイミングで送られてくるのか全くわかりませんでした。

「どーせ、落ちとるやろうけど結果ははよ知らせてくれ」

Twitterで「G検定 結果」と調べる毎日。

そんな中「G検定試験事務局」からのメールが。

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なんと合格!!!びっくりしました。運が良かったのかな笑

受験者数は過去最高の12,552名、合格者数8,656名、合格率68.9%

今回の受験は受験料半額ということもあり、受験者が急増したのではないかと考えられます。受験者数は多かったですが、合格率はさほど変化はありませんでした。

ここで!一つ言っておきたいことが、「合格率結構高いし、試験中もわからん問題調べれるからいけるっしょ」とかいうてる人ほど落ちてますよ。

まだG検定は歴史が浅く、AI等を専門にしている学者も多く受験しているためこれだけの合格率があると考えられます。なめてかかるとやられるので、自分の中で納得のいく万全の準備をしてから臨んでほしいなと思います!

以上。本日もご覧いただきありがとうございました。

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P.S. バーニーおじさんのルールのイラスト貼っときます😊勉強して「バーニーおじさんのルール」学んでください!

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