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ボイトレがやっぱりむずい2018夏

ここ最近はもっともっとグワーーーっとくるようなベルティングをしたくて、前までよりも地声の厚みを入れようとしたり、喉頭のポジションをもうちょい高めにとってキンキン抜ける感じを出そうとしてみたり、日々試行錯誤しているところ。もうほんと声だけで魂ぶるっぶる震わせたい。

僕はもともと(大学4年次くらい)男声の一般的な地声の限界(G4あたり)で裏声にきっちり切り替えて、できる限り張っていくっていうスタイルでしか発声できなかった。これを混合状態なんて言ったりするけど、めちゃくちゃ混合していたと思う。

伸展させて薄く鳴らせようとする身体の意識が強く神経を支配し、いい塩梅で地声が入る余地をなかなか与えてくれなかった。アカペラでトップコーラスばっかりやっていたのがデカいかも。

そうして一旦覚えてしまった癖は今でも完璧には取れず、より強く厚く出していこうとしても、どうしても楽な方へスルッといってしまったり、逆に硬まって力んだりすることがある。時々。僕の弱点。


だから、高音の発声を自由にはできないけれどA4くらいまでなら思いっきり叫べる人を今だに羨ましく思っている。このあたり、膨らませられるならばもっと膨らませたい。

これより上は開発されているから安定感を養うのみ。でも、きっとその少し下の音域がもう少し膨らめば、また全体にもいい影響が出るだろうと思っている。


具体的には、

軟口蓋の上げ下げで鼻と口の共鳴の割合を適度に調整すること

喉頭・舌のポジションが高い状態を意図的に多くつくること

仮声帯を中心にノイズ成分の入り具合をコントロールすること

呼気圧のかけ方、身体のサポートを徹底的に見直すこと


こんな感じでやっている。

大学2年生くらいのときに大手のボイトレスクールに初めて通って、大学4年から違う場所で再開したので、今まで計5年くらいになるだろうか。

5年でこれかよと。

いやー長い。そしてセンスがない!とか思ってしまうときも多いし、最近は無駄に自分の歌下手くそだな〜と萎える機会も増えた。僕にはそういう時期が定期的にある。


それでもやっぱり長く向き合ってやっていくものだ。自分の身体が変化していき、表現が磨かれ、聴衆の最高のレスポンスを感じたときに、最も幸せを感じるのだから、死ぬまで腹くくってやっていけばいいのだ。

やればやるだけ深くなるはずだ。

音楽は最高に楽しい。

最近なかなかな頻度で路上をやったり店で歌ったりしている。表現するときは、音楽が大好きな素直な自分にいつも戻っていられる自分でいたい。

Clap along if you know what happiness is to you!!



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