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元保護者に二度目の再会をした日

休日に某イベントに遊びに行ったら 
偶然、前の職場の保護者に会った。
出店をしていた。

その保護者に会うのは一年ぶりで
私がイベントで販売の仕事を任され日に会った。
たまたま隣に出店していて
あの日は笑ってしまったな。

 
久しぶりに会って話した。

変わらない口ぶり。元気そうな様子に私は嬉しくなった。

 
私はその人のお子さんを10年担当した。

その人は保護者会長もやっていたから
一緒に行事を盛り上げたりもした。

話は尽きない。

 
「ところで、結婚はしたの?」

と聞かれ、私は首をふった。

…もしも結婚できていたなら
こんなに前の職場に固執しないのだろうか。

 
「コロナが落ち着いたら、ボランティアに行きたいんですよ。」

私は口に出して言った。
「今でもみんなは大切な存在です。」とも。

 
前の職場の人には再会するたびに言っている。

また行きたい、と。またみんなに会いたい、と。まだみんなが大切な存在だ、と。

 
夢は口に出し続ける。
それが大切だと思っている。

 
 
会って話している時は嬉しくて楽しくて幸せだったのに
別れてからは切なさを感じて涙が出てくる。

 
それでも進む。

福祉に携わっていれば
イベントに参加すれば
きっとまたみんなと繫がれる。はずだから。

コロナ禍でみんなと再会できる可能性があるから。

 
 
この前、私が出勤ではなかったイベント販売日に
元担当利用者が私を探してくれたと聞いた。

嬉しかった。

私はみんなを、覚えている。
みんなは今、私をどう思ってる?

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