入院127日目:最高気温37度の日の日陰

今日は最高気温37度。
朝から照りつける太陽で皮膚が痛いし、ダルい。

　
今日は出張販売の仕事だった。

例年夏のイベントでは夏が苦手な私は大変苦労しており、また利用者もぐったりしているため
7～8月は野外のイベントに出店しないようにしていた。

だが、今年はイベント抽選の落選率が非常に高く、選り好みをしている場合ではなかった。
年間目標売上金を考えると、冬も売上が下がるし、イベントも減る。
更に、販売イベント以外での収入が厳しく、上からは販売イベントでの売上について圧をかけられている。販売担当の私がやるしかなかった。

　
　
今日の販売場所は冬にも場所に行ったことがあるが、お客さんは少なく、店長さんやお客さんは態度が悪く、売上も著しく低いという
行く前からやる気が失せる場所だった。

他のイベントが落選していなければ申し込まなかったし、まして夏に行く場所ではない。

　
　
当初の予定では私と利用者が朝から4時間販売し、午後は他の職員と利用者が行く話だったが
昨日新施設長から計画を練り直すよう言われ
私が朝一で行き、利用者は途中で合流する形に変更になった。
暑さのためだ。

　
　
朝、私は一人で出店場所に行き、販売の準備をした。

…暑い。

日陰ではあったが、準備をしているとクラクラした。
また、中腰になるため腰痛がひどかった。

　
　
凍らせたタオルやポカリで誤魔化すが、気合いを入れないと倒れそうだった。
途中で他の職員が利用者を連れてきたが（そして私に託してその職員は施設に戻った）、利用者はあまりの暑さにグッタリとベンチに座っていた。
無理もないと思った。

途中でお店の人が扇風機を貸してくれたが、熱風が回るだけだった。

　
私や利用者と交代で他の職員や利用者が時間差で来たが
やはり他の時間帯担当利用者もグッタリと座っていたらしい。
夏の野外販売は危険過ぎる。日陰であろうと。

　
相変わらず店長さんは微妙だったが
販売担当の方や主催者の方や店員さんは優しかったし
売上も私が予想していた金額の二倍近かったため
その点はホッとした。

また、お客さんが新札で支払いをしてくれ、初めて新万札を生で見た。
ホログラムをチェックした。テンションが上がる。

　
　
私はお客さんが来ない時間帯に、今週の職員や利用者とのポスティング配置について考え、紙にまとめていた。
今日私は結局日陰に約3時間いたわけだが
ぶっ倒れそうだった。

　
日陰でさえこれなのに、日なたありの場所でポスティング作業…
しかも、ポスティングの日は生理がぶつかる。最悪だ。

　
1時間近くをかけ、明日からの今週3日間の職員や利用者の動きや配置を紙にまとめて提出した。　

相変わらず上からはあーだこーだ言われたし
実際今日の販売についても上の態度については思うところがあったし
「最初からあなたがやれば？」と言いたくなったし
時間の無駄だと思った。

だがまぁ上は無能なので仕方ないし
お金をもらう仕事なのだし、やるだけはやったのであとは知らないと思った。

　
　
私が頭を抱えてあーだこーだと計画を立てていると
周りの同僚から上からの仕打ちに同情された。

　
私がもしもリーダーだったらこうするのに。
大体、リーダーじゃない私がなんでシフトを組んだり、職員や利用者の動きや日課を考えているんだ？（あぁ上が無能でバカだからだな。）

上のやり方を見ているとよくそう思う。
私はとことん価値観が合わない。
前施設長や新施設長が絡むと事態は面倒くささを増す。

　
　
お母さんから、販売中具合は悪くならなかったか心配のLINEが入るが
真の戦いはこれからだ。

生理中夏場のポスティングに生き残れるかどうかがポイントだ。

　
夏に弱い私が
野外の作業担当で
積極的に外に出なきゃいけないからこんなに苦しいのだろう。
殺人級のこの暑さの中、外で仕事をした私に対し、外に出やしない上からあーだこーだ言われるのが腹が立つのだろう。
　
　
日に日に仕事を辞めたい気持ちは強まる。
この職場に未来はない。