入院66日目:夕飯準備
久しぶりにリーダーの夢を見た。
リーダーと再会した私はリーダーと色々話したのだ。
リーダーは、今の職場で意見を言ってもねじ伏せられたりするが、まぁでもそれはどこの職場も似たようなものだからやるしかないと言っていた。
リーダーは私の今の悩みを聞いてくれ、共感し、力を分けてくれた。
あまりにリアルな夢に起きてからハッとした。
きっと逆夢だ。
リーダーは過去を振り返るような人ではない。
もう退職届を出した時点で区切りをつけ、次にいっている。
昨日、リーダーと同じ日に退職した元同僚が野菜を届けてくれた。
先日は販売イベントにも来てくれた。
ボランティアにも来たいと言ってくれた。
この元同僚とはこうして今後も細々とつながっていけるだろう。
だけど、リーダーは辞めてから一線を引いていた。
退職者はこの2種類だ。
一線を引くか、時折関わりを持つか。
私は前の職場と時折関わりを持っているが
それは情があるからだ。
リーダーはきっともう、割りきっている。
事務長に昨日お母さんからもらった野菜作りメモを渡すと
別の野菜についても作り方を聞かれたのでお母さんにLINEで聞いた。
仕事帰り、新人さんと駐車場で話をしていたら一時間半以上経っていた。
まずい、早く帰って夕飯を作らないと。
私は焦った。
一昨日も買い弁だったのに。
もう私に自由はない。
同僚としゃべっている場合ではないのだ。
早く帰って夕飯を作らないと。
今日はドラマも見たい。
あぁだからこそ今日は早く職場を出てきたのに。
ちょっと距離感を考えないといけない。
新人さんは想像以上に話しやすかった。
前の職場と関わりがある職場で新人さんが働いていたから共通の知り合いが多いし
社会福祉法人で働いた苦楽は共感できるし
社会福祉法人で働いていたからこそ、今の職場で感じるあれこれも共感しやすかった。
だから二人で話をすると止まらなくなる。
「真咲さんって利用者への声かけ上手いですよね。いつもすごいって思います。」
新人さんは私をよく褒めてくれた。
今の職場でこんなに私の良さに気づいて褒めてくれる同僚は初めてだ。
私はそれが嬉しかった。
私の前では善し悪しをはっきり言う新人さんだ。
だからこそ、お世辞ではなく本当に褒めてくれているのだと感じ、嬉しかったのだ。
帰り道、コンビニでたぬきうどんを買い、慌てて帰宅した。
本当は今日うどんを作る予定だったが時間がなく、ササッと食べられるうどんにした。
ナスとピーマンの味噌マヨ炒めとトマトチーズ焼きは作り、あとは残りものにした。
お父さんが食べている間にササッとお風呂に入り、ドラマを見ながら食器を洗い、ドラマ後お風呂掃除をした。
今週は週6勤務だから頑張らないと。
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