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施設の廃業

私の職場である施設と関係が深い施設がある。

 
同じ地域にあり
規模も同じくらいであり
手作り雑貨をイベントで販売しているという共通点がある。

 
施設長同士が仲が良いのか
施設同士の関係が良いのかは私には分からないが
よく同じイベントに出店しては
向こうの施設長が挨拶に来てくれた。

転職してから初めて覚えた
繋がりのある施設の施設長さんだ。

 
イベント販売をする際
福祉施設が複数参加するのだが
うちとその施設は
売上が同じくらいだった。

 
お互いに仲良くしつつも
意識していたところや影響を受けたところもあるだろう。


 
ある日、その施設が廃業すると連絡があり
私はとても驚いた。

身近な施設の廃業は初めてだったからだ。

 
どうやら施設長は別場所で新たな取り組みを開始するらしい。

代わりに別場所で新たな方が名前を変えて施設を立ち上げるようだった。 
 
 
うちの施設は施設で
施設長はしばらく休みに入り
代理で別の方が施設長になっているから
似たようなものかもしれない。

 
時代の流れを感じる。
歴史が変わる瞬間に立ち会っているのかもしれない。

 
私はたまにそちらの施設の製品を買い
よく身につけていた。

もう同じものは買えないのかもしれない。

人生は一期一会だ。

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