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2020年を振り返って

2020年12月31日を迎えた。

今年はコロナ禍で外出自粛やイベント中止が相次いだせいか
年末感があまりなく
今日で今年も終わりなんだなと
どこか他人事である。

 
今年は本当に色々あった年だった。

まず、なんといっても2月1日に言われた人事異動の話が
私にとっては大きかった。

「嫌だ…辞めたくない……辞めたくない。私はまだ働きたい。働きたいのに…。」

2月中はとにかく毎日泣いて
この言葉を何度も何度も口にした。
仕方なく退職届を出してからも
私は逆転ホームランを願っていた。

  
実際
私の人事異動の話や
それに逆らったら退職しかないというやり方は
あまりにも理不尽過ぎて
同僚や保護者も泣いたり、怒ったりしていたからだ。

 
 
「3月いっぱいはまだ籍があるから、それまでは転職活動しません。

(誰か助けて…。)

まだ働きたい。まだ諦めきれない。」

  
私は最終勤務日でさえ、そんなことを言っていたし
同僚や保護者からさえ

「これで終わりなんて私は思わない。ともかさんをこんな形で辞めさせてたまるか。」

と言われていた。

 
実際、私がいなくなってから同僚や保護者が色々掛け合ってくれたようだし
職場は悪化の一途を辿るが
また働くチャンスを与えられることはないまま
私は退職日の3月31日を迎えた。  
12年関わった施設から、私は切り離された。

 
終わった、と思った。

 
 
仕事を退職した私は
本来は旅行に行ったり、これを機に他施設の見学をしたかったが
コロナウィルス流行に伴い
3月中旬を最後に、県外に行かない生活に突入した。

大学一年生の頃から毎月必ず東京に行っていた私には考えられない生活だ。

 
私は毎日のように散歩に行き
また竹脇まりなさんに出会ったことがきっかけで
室内でYouTubeを見ながら運動するようになった。

そして、休日は母親と畑作業をするようになった。

 
 
そんな中、5月に私は運命の出会いを果たす。

noteである。

今まで、芸能人や友達がやっているのを読む専門だったが
note限定エッセイコンテストがあり
私はnoteデビューを果たす。

 
noteデビューは誰にも言わず
フォローもフォロワーも0からのスタートだった。

noteデビューして二週間くらいしてから
Twitterにて、noteを始めたことを伝えたと思う。

 
 
最初はスキもコメントもほとんどなかったが
ある方が、私がnoteデビューしてから今に至るまで、必ずスキしてくれた。
その方とやり取りはしたことがないが
必ずその人がスキをしてくれたことが
当時の私を支えていた。

 
noteを始めた目的であるコンテストでは入賞しなかったが
毎日noteを書くことはすっかり日課になり
やりがいになった。
フォローしてくださる方やスキの数も徐々に増えていったし
私も毎日書くことで
文のリズムや思考力を衰えさせないきっかけになった。

 
朝起きて、ご飯を食べながら朝ドラをBSで見てからnoteを書くということが
私の日課に加わった。

 
毎日noteを書くことで
たくさんの出会いがあり
フォローしてくださる方も増えただけでなく
サポートもされるようになった。
また、一緒に本を作らないかと誘っていただけた(諸事情により、お断りはしたが、お誘い自体はとても嬉しかったです)。

 
自分のように、無職独身彼氏なし30代女性という
ヒエラルキー底辺にいるような私にとって
noteは私の承認欲求を満たし
自信を回復してくれた。
無名素人無料の私の記事にお金を支払っていただけることは
ありがたみしかなかった。

 
仕事は続けたかった。 

でも退職をしていなかったら
noteで文章は書かなかった。
転職はまだ上手くいかないが
でも
転職が決まったら、noteの毎日更新はやめるつもりだった。
だから転職していたら
今はなかった。

 
人生とはなんと不思議なのだろうか。

退職と引き換えに
私は文章を皆に見ていただける環境に恵まれた。
最近では
平均して一日30スキくらいだが
本日、半年前の記事が1000スキを超えた。

 
継続は力なりで
毎日毎日書いて
読んでくださる方がいて
今日に繋がった。

感謝しかない。

 
 
2020年はnoteに救われ
noteに支えられた一年だった。

出会いに感謝である。


 
 
退職したての春は、家族以外と話さない日々で
とにかく人に飢えていたが
やがてそんな状態に順応した。

TwitterやLINE、電話で人とやり取りはしていたし
県内に関してだけで言えば
コロナウィルス感染者が少なかったので
県内の友達と県内でなら会えるようになった。

 
今年は会えないかな…と、諦めていた他県の方々と再会も果たせ
家族や友達に支えられた一年でもあった。

 
いつもは県外に遊びに行ったり、ライブやイベント中心に出歩いて過ごすが
今年は家や県内に目を向けて過ごすこともでき
発見があった年でもあった。

 
春はマスクや消毒液が売り切れで不安だったが
今ではお洒落マスクがたくさん販売されているのだから面白い。
使い捨てマスクが主流だったのに
今はお洒落な布マスクやカラフルなマスクを使っている。

時代は変わる。

 
 
転職活動は、想像以上に苦戦した。

前の職場への思いがなかなか断ちきれない中
元同僚や利用者や保護者から
思いがけない連絡をもらったことが大きい。

「戻ってきてほしい。」

何度言われただろう。

 
 
私の後がまで入った職員は課題が多く見られる方らしく
もう一人求人を出すことになった。
 
そしてその枠は何ヶ月も空いたままで
自分の未練や
周りからの声や
「戻ってはいけない。」という理性と
私は戦うことになった。

 
当初、障害者福祉分野で働きたかったが
現場職員で内定をもらうと、管理者採用に話がすり替わった。
管理者になりたくない私は内定を蹴ったが
どの施設の面接を受けても
管理者採用にもっていかれた。

 
それならば、未経験の障害児福祉分野や高齢者福祉分野で働こうと思ったが
結果は同じで
現場職員を希望しても、管理者採用しか許されなかった。

 
そんな際に急遽告知された公務員試験を受けたが、一次試験で落ちた。

公務員募集のお知らせを見たり、公務員試験勉強をしていた夏から秋にかけては
夏バテのせいかご飯が食べられず
告白をされたり
元同僚が大きい病気であると知ったりと
アップダウンが激しい時期でもあった。

 
 
公務員試験に落ちた次の日
たまたまnoteのフォロワー様の記事を見たら、気になる資格を見つけ
それからしばらくは
転職活動より資格を優先するべきかと
片っ端から資格について調べた時期でもあった。

 
転職活動仲間が、私と同じく転職に苦戦していたり
逆に就職が決まったりと
色々考えた時期でもあった。

  
ありがたいことに私の経験年数や資格は、福祉分野での転職に有利であり
求人はたくさんあった。

コロナウィルスや昨年の台風被害の影響により
失業保険は早く長く支給され、金額は上がった。
国民給付金だけでなく
福祉慰労金もいただけたし
10年以上働いたことで退職金は想像以上にたくさんもらえ
出掛けられないことで、貯金が減ることもなかった。

 
非常に難しかった。
このコロナ禍だからこそ、早く転職すべきか
資格取得に切り替えるか
それは今でも悩ましい問題だ。

悩めるというのは、恵まれているとも思った。

今年は失業率や倒産率が高く
それに伴う自殺者や犯罪者が激増した。

 
生活に困窮したり
家族仲が悪かったり
一人暮らしなら
ブラック企業だろうがなんだろうが
私はすぐに働くしかなかった。

 
周りから話を聞いていると
コロナの影響で仕事は大変らしいし
無職は無職で心がやられるが
働いていたらいたらで心がやられるし
どっちもどっちだと思った。

 
いっそ働くより、婚活を頑張るべきか?と思った私は
久々に婚活をした年でもあった。
結果はいまいちだったが
コロナ禍での婚活を体験できたのはいい経験だったと思う。

 
 
色々制限がある一年だったが
noteに出会い
体重も5kg痩せることができたし
色々な体験ができたり
様々な人に会えたり
県内なら出掛けることができた。

 
 
2020年はリセットの年というか
(心身)メンテナンスな一年だったと思う。

ドライブレコーダーを取り付けたり
断捨離や大掃除をして、環境を整えた。

ダイエットだけでなく、医療脱毛デビューをしたり、薬を変えたりと
体を壊したり、病まないようにと
配慮した一年だった。

去年よりは夜眠れるようになってきたし
会った人には肌や体型を褒められるし
毎日笑って過ごせている。
風邪を引かない一年でもあった。
転職に向けても、前向きになっている。

 
悪くない一年だったと思う。

 
 
 
 
来年の目標としては

第一に、やはり転職をしたい。
生活の軸を定めたい。
来月に福祉施設見学はあるが、かなり先なので
そこや福祉業界にこだわらず
引き続き、職探しをしていきたい。

 
 
第二に、YouTuberの竹脇まりなさんや手越祐也君のように
自分らしく明るく元気に過ごしたいし
彼等のように楽しいと思えることを仕事に結びつけたい。

 
 
第三に、引き続き運動や食生活を見直して
体重を今からマイナス3kgしたい。
今年、5kg減らせたが、その後はキープで精一杯なので
引き続き頑張っていきたい。

 
 
そして第四に、男性とデートしたい。
恋人を作りたいが、「結婚前提としたらどうなのか?」と、ついつい条件で相手を見定めてしまいがちなので
まずは一度はデートをして、相手や恋愛と向き合いたい。

コロナ禍だからなかなかにデートは厳しいかもしれないが
私は12~1月は年間で一番恋人欲しい時期なので
今はとにかく異性とデートがしたくて仕方ない。
恋人がほしい。
その気持ちが強いのだ。

  
今のところは、この四つの目標を柱に、来年頑張っていきたい。


 
 
皆様、今年一年大変お世話になりました。

良いお年をお迎えください。

また来年もよろしくお願い致します。

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