食べ過ぎの3つの原因に迫る!
こんにちは! ボディメイクの専門家 あきのです😊
今回の記事は、”食べ過ぎ”がテーマ!
痩せたい人にとっての最大の敵ですよね。
・食べたら太ると分かってるのに食べてしまう。
こんな経験はありませんか?
痩せたいと思う人は1度や2度ではないはず。
アナタは食べ過ぎてしまう根本的な原因を知っていますか?
まさか・・・
・自分が痩せないのは意志(メンタル)が弱いから。
なんて思ってないですよね!?
(思っている人は多い)
痩せたい気持ちと美味しいものを食べたい気持ちが戦う場面はよくあると思います。
食事の楽しさを我慢すれば、痩せられると思うかもしれません。
我慢強い人がダイエットを成功させると思われがちですが、その「我慢」とはダイエットの敵となるケースが非常に多いです。
ダイエットを成功させた人と自分を比較して、
「自分はそこまでストイックになれない」なんて感じたことがあるはず。
《一般のストイックのイメージ》
トレーニングは決められた頻度でハードにこなし、
食事はカロリーや栄養を徹底し、太る食品は我慢する。
もちろん上のストイックに対するイメージは間違いではないですが、普通にダイエットをする上ではここまで徹底する必要はありません。
いかにハードに頑張るかではなく、いかに正しいアプローチをするか
が格段に重要であります。
ちなみに、痩せられない原因が”メンタルの弱さ”と考えることは、完全に間違いです。
アナタが食べ過ぎてしまう理由と、改善するための実践的なアプローチを徹底解明していきましょう!!!
食べ過ぎの三大原因
食べ過ぎの三大原因をはじめに言い切ります。
・ストレス
・疲労
・睡眠
よく「美味しいものを食べると、ストレス発散になる」と聞きます。
これを言い換えると、「ストレスを感じるとき、美味しいものを食べたくなる」と言えます。
疲れている時って、甘いものを欲したりしますよね。
睡眠時間が短かったり、質が低いと、ストレスは感じやすく疲労も溜め込みやすくなります。
つまり、三大原因とは言っておきながらすべて関係します!
ここから3つの原因それぞれを更に掘り下げていき、実生活でどのように改善できるのか一緒に考えましょう!
食べ過ぎ原因その1 ”ストレス”
ストレスとは、医学的には「外部からの刺激に対する心の反応、その反応を生じさせる刺激」を意味しています。
生きていく上でストレスはゼロにはできません。
〈ストレスに関する逸話〉
ある人がストレスの研究者であるセリエ博士に「ストレスを感じたことのない人間はいますか?」と尋ねたところ、博士は「いますよ。よろしかったら、これから会わせてあげましょう」と答え、すぐ近くの墓場に案内したといいます。
もちろんストレスとは、個人の性格と密接に関係しますし、性格の問題は先天的に変えられない事もあります。
しかし、その中でも効果の期待をできるアプローチは充分にあるでしょう。
自分にとって過剰に負の方向へ働かないように”上手くコントロール”することが正しいアプローチです。
《分かりやすい理論編》 *読まなくてもよい。
人はストレスを感じると、血糖値が下がります。
その状態では”出来るだけ急速に血糖値を上げてくれる食品”を食べたくなります。(甘いものや、油もの、塩分)
血糖値が急上昇すると、「多幸感」を得ることができます。
実際にそういった食品を目にすると、体内でドーパミンは分泌され食欲が増します。
しかし、これは「見せかけの幸せ感」なのです。
実際には体に悪いものを摂ると、内臓の負担は増えさらに疲れやすくなり、ストレスを感じやすくなります。
血糖値は急上昇した後には、ほぼ必ず急降下します。
すると、また血糖値を急激に上げてくれるような食品を欲し、ループから脱することが出来ずに食べ過ぎてしまいます。
ストレスによって過食(食べ過ぎ)を引き起こしてしまうひとは、日常で「必要以上に考え込みやすい」、「物事をネガティブに考えがち」といった特徴がみられます。
しかし、裏を返せば「責任感が強い」、「頑張り屋さん」、「真面目」であると言えます。
(ちなみにこの3つとも当てはまらない私はストレスフリーです。笑)
こういった人がストレスを上手くコントロールし、
食欲を抑えるためには、
・セロトニンの分泌を促すこと。
が何より大切となってきます。
セロトニンについて詳しく分かりやすく解説していきましょう。
ストレスに対しては”セロトニン”
セロトニンとは、別名”幸せホルモン”とも呼ばれています。
とても大切な”セロトニン”
脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロールなど「精神の安定」にとても深く関連しています。
セロトニンが不足すると、ストレスのコントロールが困難になり、
「ストレス障害」、「精神疾患」、「睡眠障害」などの原因となります。
要は、”セロトニン”がメンタルの安定をしてくれるという事です。
セロトニンの分泌によってストレスをコントロールし、過剰な食欲を抑えられるだけではなく、
セロトニンそのものが、満腹中枢を刺激するような働きもしてくれます。
では、セロトニンを分泌させるためには何をすればいいのか。
1つ目は、充実した睡眠をとること。
「睡眠」については後の章で詳しく解説しますが、セロトニンが不足すると睡眠の質が低くなるし、睡眠の質が低いとセロトニンが不足します。
睡眠がきちんととれない ⇄ セロトニンの不足
(両方が原因・結果となる。)
2つ目は、日光を浴びること。
セロトニンは午前中に分泌されやすいこととから、”朝に日光を浴びる”ことが大切です。
午前中に起床することは前提条件であり、睡眠時間を確保するためには夜更かししない事が大事です。
《明日から日光を浴びよう》
起床時間や睡眠時間の改善を今すぐに取り組むことは難しいと思います。
その中でも、日光を浴びる工夫を施すことでセロトニンの分泌量を増やすことができます。
・起床後すぐにカーテンを開けること。
午前中に外で日光を浴びることもとても効果的ですが、まずはカーテンを開け窓から差し込む日光を浴びましょう。
3つ目は、運動をすること。
ここで言う運動は何でもよく、好きなことで問題ないです。
なかなかまとまった時間を作り、体を動かすことは、日常の習慣にない人からするとハードルは高いかもしれません。
《明日から運動する習慣を身につけよう》
最も取り組みやすい運動は”移動時”です。
車で移動ではなく、自転車に変えてみたり、
バスを使わずに歩いてみたりしてみましょう。
特に朝の時間帯は忙しく、運動する時間があるのなら少しでも睡眠時間を増やしたいと思うのが一般的です。
どうしても無理な場合もありますが、1日のどこかで運動できないか考えてみましょう。
分刻みのスケジュールで行動するトランプ大統領でさえ、運動する時間は確保するほど健康上大切なのです。
身体を動かし、集中・没頭することがストレス解消に役立ちます。
私も運動がない生活ではストレスが溜まり、苦痛です。
こういったように、ストレスを上手くコントロールするためには生活習慣を整える必要があります。
セロトニンの分泌はメンタルの状態とも密接に関係しているように、生活習慣を整えてあげると精神の安定が保たれ、ストレスに強くなり、過食を防ぐ事ができます。
食べ過ぎの原因その2 ”疲労”
直接的な原因というよりは”ストレス”や”睡眠”に問題があり、間接的に過食の原因であるケースが多いです。
ここでは、それ以外の「疲労の原因」を探っていきましょう。
多くの人は食事内容に問題があり、充分な栄養が足りず、疲労回復が出来ていないです。
これは間食ではなく、朝・昼・夜の基本三食を指します。
この基本三食を少しずつクリーンにしていくと疲労の回復は促され、間食や食べ過ぎを防ぐことが出来ます。
つまり、疲労回復の効果が低いのにも関わらずカロリーの高い食品を食べることによって太ってしまうという事です。
《食事をクリーン化するために気を付けたいこと》
・出来る範囲でコンビニ食や外食を避け自炊をする。
・オイル(サラダ油は特に)の摂取を減らす。
・果物から糖を摂る。
・食事の中に、多種類の野菜を優先的に取り入れる。
※果糖について、野菜の栄養価については、また別の機会に言及します。
初歩的なところではありますが、実際に私も常に意識出来ているわけではありません。
コンビニや学食を利用することもあります。(セブンイレブンは保存料などが少ない食品多め)
料理するのは手間ですし、付き合いで外食する機会もあります。
ただ、意識をする・しないでは大きな差があるのも事実です。
改善できる余裕があるなら、少しずつ変えていきましょう。
ちなみに、これだけでも病気のリスクは格段に下がり、精神的にもいい影響は実感できます。
食べ過ぎの原因その3 ”睡眠”
ダイエットだけではなく、健康の上で本当にとても重要です。
質の高い睡眠を十分に摂ることが出来れば、”ストレス”や”疲労”の問題も大幅に改善出来ます。
最優先で改善すべきは「睡眠」なのです。
《睡眠の問題4タイプ》
・入眠障害
(なかなか寝付けない)
・中途覚醒
(夜中に目覚め、再び寝付くのが難しい)
・熟睡障害
(しっかり寝たのに、寝た気がしない)
・早期覚醒
(朝かなり早くに目覚めてしまう)
どれか当てはまっていますか?
睡眠時間が極端に短い人や、6~8時間寝ているのに質が悪い睡眠である人は多いです。
このような睡眠障害があると以下のような影響を受けます。
・食欲の増進
・セロトニンの減少
セロトニンの重要性も何となくは理解してもらえているはずなので、「睡眠って大事なんだなあ」と思っているはずです。
それでは、「睡眠の質を高める方法」を紹介しましょう。
《睡眠の質を高める方法》
・朝にたんぱく質を摂取する。(大豆や魚はオススメ)
・夜のカフェイン摂取は避ける。(コーヒーやエナジードリンク)
・リラックスした状態で就寝する。
この「リラックスした状態で就寝する」は、明日から即座に意識するべきで、心身ともに健康的になることを実感できます。
【リラックスした状態で就寝する方法】
・就寝前は出来るだけ考えることを控える。
(スマホやテレビ、読書は避ける。)
・入浴後、体温が下がってくるタイミングで就寝する。
・部屋の照明は”完全に暗くして”眠る。
・自分の呼吸音を聞き、どこに空気が入っているか感じる。
この4つを意識しても、どうしても考えごとをしてしまったりとリラックス出来ない事もあります。
もしくは、「リラックスしなければ」と考えすぎる事が逆効果だったりもします。
”睡眠編”の最後に、いつでも手軽にリラックス出来る裏技を紹介します。
いつでも使える”リラックスの裏技”
ヨガの呼吸法の1種であり、実際に私もよく行い、効果を実感しています。
⒈ 4秒かけて鼻から息を吸う。
⒉ 7秒間息を止める。
⒊ 8秒かけてゆっくりと口から息を吐く。
これを3‐4セットしてみましょう。
緊張した場面でも有効です。
まとめ
今回はかなりボリュームの多い記事になりましたが、取り組めそうな事から挑戦することです。
”ストレス”、”疲労”、”睡眠”はすべて深く関わっています。
・朝に日光を浴びる。
・日中に少しでも運動する。
・食事のクリーン化。
・質の高い睡眠
まずは、この中から選んで実践しましょう。
意識がだんだんと定着し、
自分のものになってくると、
体型が変わります。
表情が変わります。
前向きな思考に変わります。
フィットネスは人生を変えてくれます。
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