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都会が特別で田舎が普通

都会で育って、田舎に移住して5年以上経ち、そんな人間から見ると、人間の活動の場として、都会は良くも悪くも特別なところで、田舎は「人間として生活するには最適の場所」という意味で普通、と思えてくる。

一方で、都会の価値を過大評価しているし、つまり、田舎の価値を過小評価している。

田舎に移住して6年

田舎には興味もあったし事ある毎に行ってはいたけど、本格的な憧れの田舎暮らしをはじめて6年以上経った。良く言う話だけど、田舎住まいの長所短所は外から見るのと当事者になるのと両方揃って理解が深まる。都会も同じで田舎暮らしをはじめてからまた東京の印象もだいぶ変わった。

東京は特別な環境

それで思うのは、東京は良くも悪くも特別な環境だということ。田舎じゃなくて東京でやった方がいいことはあると思う。だけど、それ故に何かと人間に無理を強いている。

田舎は食べ物の生産現場に近いので、都会の不自然な消費も浮き彫りになる。人間としてのバランス感覚は、都会にいただけでは得られないように思う。少なくとも数年住んで、それを養った方が、今後の人生、世の中が生きやすくなるのは間違い無い。どちらが人間らしい生活かと言えばやはり田舎の生活だ。知り合いだろうが知り合いじゃなかろうが、人とすれ違うときに挨拶するのが自然でしょ?「こんにちは」って。

日本の伸びしろはハンパない

都会にも可能性は沢山あるが、田舎にも可能性が山ほどあると感じている。それに目を向けている人がまだまだ少ないように思う。ベンチャーで一山当てた人とかFIREの人とか、もうちょっと田舎に来るようになったら、日本はもっともっと面白いことになると思う。なのでそういう仲間を増やしたい。ただいたずらに移住者が増えても面白くない。

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