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気づく力

毎日投稿24日目。今年も残り8日。
今日はクリスマスイブですね!
サンタさんが来る家も多いのかなと思います。
クリスマスは素敵なイベントですよね!素敵なクリスマスにしましょう!


「気づく力」
これは、私が指導者として大切にしている力だ。自分自身はもちろん、選手にもよく伝えている。

私が「気づく力」の重要性を感じたのは、ちょうど3年前。指導者を初めて3か月が経った時だ。
自分と経験豊富な指導者の違いは何だろうか。必死に考えて出てきたのが「気づく力」だった。

選手の変化に”気づく”。次にどうすれば良いか”気づく”。
一人一人の特徴に”気づく”。お蔭様に”気づく”。

当時の自分は全くと言っていいほど気づけなかった。
気づく力がなければどうなるか。
それは、「指示待ち人間」だ。

誰かに気づかせてもらって初めて行動ができる。
これでは、社会に出たら”使われる人間”(言い方は良くないが)にしかなれないと感じた。

それは自分もだが、選手たちも同じだ。
教育者であれば、いかに先を見据えて指導できるかが肝心。
私は、教育の目的は、一人一人が幸せに生きることだと考えているが、幸せに生きるために大事な力だと思う。

気づく力はよく使われる、
「認知」・「判断」・「実行」の
「認知」の部分だ。
つまり、「気づく力」は初歩にあたるのだ。気づく力がなければ、判断にも、実行にも移すことはできない。

気づく力をもう少し深堀する。
人間だれしも生まれたときには気づかない。
1歳の赤ちゃんに何かプレゼントしてもプレゼントは手にとるかもしれないが、それを誰がどのようにして買ってくれたのかという背景には気づかない。
サンタさんを信じる小学生も同じだ。
非常に夢のないことを言うが、
大人になれば、サンタさんがいるわけないと気づく。
それは、経済を知り、政治を知り、いろいろなことを知るからだ。
世界の全子どもに欲しいプレゼントを配れるとしたら経済的にもテクノロジーも、人件費もとんでもないことになるから、サンタの実存はあり得ないことに少しづつ気づいていく。

このように考えると、気づくためには、”知る”ことが大事。
では、私たちは0の状態からどのように”知る”のか。

それは、教えてもらうことと、自分で経験していくことだ。

教育に落とすと、
私たち教育者は、”知る”機会を得て、”気づかせる”ことが求められる。
それは、大人になる前に積み上げなければならない。

子どもが”知る”ためには、まず大人が”知る”こと。
子どもが”気づく”ためには、まず大人が”気づく”こと。
そして、それを伝え、少しづつ気づかせていく。

「指示待ち人間」ではなく、”気づき”人を引っ張る能力を持っている選手や生徒になってほしいと思う。
私が考える教育の目的「幸せに生きること」につながる。
誰もが組織のリーダーになるのだから。(組織の最小単位は家族=親はリーダー)

そのために、まずは自分が”知り”、”気づく”。

メリークリスマス!🎄





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