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【家族療法③】「それ」にどんな意味があるのか?

こんにちは!
初担任のサポーター、だいです!

主に「学校教育」をテーマに発信しています。

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①「教育」全般に興味がある人
②「教育」に悩みや不安がある人
③(ゆえに)自信がなくて、
 同志もいなくてもがいている人
④自分らしくありたい人
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に向けて、

自分が今まで投資して得た
価値ある学びを

原則、
月・水・金の
週3回の頻度で

有料記事も織り交ぜながら
発信します。

今回は前回の記事の続編になります。


連載シリーズです。
有料記事を含みますが、
無料部分でも十分、
読みごたえがあると思いますので
最後までお付き合いください。

また、
これまでの有料記事を
マガジンにまとめました!

1記事300円なので、
2つ以上読まれる場合は、
マガジン購入がお得です。


片付けサボるな

今から数年前になりますか・・

ある年の文化祭、
担任をしていたクラスが
「お化け屋敷」を企画しました。

ご近所の理容室から
マネキンもらって
天井から吊るし、

外装・内装、
凝りに凝って、

掃除ロッカーの中に
お化けが隠れてリアルに脅かす、

よくある
お化け屋敷なんですけど、

生徒たちも張り切って作り、
僕も差し入れ持っていったりして、
夜遅くまでワイワイ楽しんでいました。

クラスの「お化け屋敷」は、
来場者アンケートで1位を獲得!
生徒も僕も達成感味わいました。

で、
文化祭最終日の放課後、
生徒たちにこう言ったんです。

「よく頑張った。楽しかったね、
 でも、文化祭で一番大切なのは
 『片付け』だから!!
 後夜祭や打ち上げではしゃぎすぎて、
 明日の片付けを遅刻するとか休むとかやめてね。
 そういうのキライだよ

素直な生徒たちは、
そりゃ、そうだ、という顔で聞いてくれました。

で、
職員室に戻ったら
妻から着信履歴が・・。

イヤな予感がして
すぐ折り返したら

「末っ子のぜんそくがひどくて、
 緊急入院になった。どうしよう!!」

末っ子は当時3歳。
一人きりで入院させるわけにはいきません。
かといって妻も仕事が立て込んでいる時期。

「オレ、一緒に入院するよ。
 ちょうど文化祭も終わった時だし、
 今のタイミングなら大丈夫」

結局、
文化祭の「片付け」をサボったのは
担任一人だけというキレイなオチになりました。

今でも卒業生にからかわれますね(笑)
(ぜんそくは軽微な症状で、3日で退院できました)

どういう意味なんだろう?

お子さんのいる方なら、
こういう経験ってきっと、
あるあるだと思うんです。

この時期に限って!
なぜ、いまなの?

と叫びたくなるほどの
タイミングで、
子どもは、体調不良になるもの。

もちろん、
娘のぜんそくと、
僕の仕事の状況とは、
なんの因果関係もありません。

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文化祭の仕事がひと段落すると、
娘がぜんそくになる

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そんなことあるわけない(笑)。

でも、
「偶然だよね」の一言では
済まないほど、
そういうことが頻繁に起こるので、

あるときから

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目の前で起こるすべてのことは
メッセージなんだ

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と思うようになりました。

さきほどの例で言うと、

僕は、その時期、
文化祭の仕事で
連日22時過ぎまで
家を放ったらかしにしていたんです。

生徒と「お化け屋敷づくり」を楽しむのに
意識が向きすぎて

家庭を、妻と子供を、
(結果として)フルシカトしていた。

だから、
今回の娘のぜんそくは、

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「しばらく家族との時間を大切にしろ」
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というメッセージなんだろうな。

そういう捉え方をしています。
主観です。自分なりの意味づけです。
科学的根拠はゼロ。

でも、
そういう捉え方こそ、
「家族療法」の認識です。

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人と人とのカンケーをどう意味づけ、
自分をどのように当事者として位置付けるか?
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以下の記事は、
不登校を「家族療法」の手法を用いて改善した
自分の実体験です(全2回)。

不思議な物語のようなお話ですが、
僕はこういう「世界観」を信じてます。

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