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インターンシップ、受入れ中。【司法書士法人第一事務所 行政書士法人第一事務所】

インターンの時期が来ます。

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皆様こんにちは。行政書士の高橋です。
今年も暑い夏が、熱いインターンシップの時期がやってまいります。
学生の皆様をはじめとし、就職活動に取り組み方々におかれましては、各社のインターンシップへ、エントリーに次ぐエントリーで大忙しの時期かと思います。

キャリアのため、やりがいのため、はたまた生計のため。
様々な職業・会社からご自身に合った職種を探すのは大変かと思います。
就職活動を考える皆様にとって、インターンシップは会社の雰囲気や業務内容を知るうえで重要な役割を担っていることかと思います。

さて、そんな就職活動中の皆様に耳寄りな情報がございます。
士業事務所ではかなり珍しい取り組みかもしれませんが、
実は弊社、インターンシップを受け入れています。

今回は、司法書士法人第一事務所 行政書士法人第一事務所のインターン生
第1号であった高橋より、その知られざる内容をご紹介いたします!

インターンに至った経緯

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時は昔、私が大学生だった頃に遡ります。
当時の私は大学3年生。行政書士資格を取得したは良いものの、開業する資金も気力もないので、就活に本腰を入れなくてはと考えていました。
士業の世界に興味がある。資格もある。でも、具体的な業務内容はよく分かっていない。そんな状況だったのです。

「まずはインターンだ。」
そう考えた若き高橋は、インターン先を紹介してもらおうと大学の事務局を頼ったところ、「うちの大学に〇〇書士の伝手はないです」と門前払いされてしまいました。
伝統ある大学が持つコネに多大な期待を寄せていた私は、失意の中、おとなしくインターネットで情報収集に勤しむことに。
ネットでの大航海の末、見つけたのが当事務所でした。

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当時の第一事務所はインターンの受け入れを行っておらず、まずは通常の採用面接を行う運びとなりました。一次面接は副所長と一対一で質疑応答。
面接はかなり和やかに行われ、一時間程度、楽しくお喋りをしていた記憶があります。
この空気なら聞けると考えた私は、思い切って、
「インターン受け入れてませんか!?」と聞いてみました。
採用面接で時間を取ってもらっておいて、インターンをさせろと主張するのですから、今思れば、中々どうしてわがままなヤツです。

しかし、当時の副所長は「インターンか、面白い!」と快く受け入れてくれました。前例がないから準備に時間をもらうけど、、と言われ、面接を終えてから大体1か月程度。待ちに待った連絡が来ました。

インターンの内容・スケジュール

機密保持の誓約書の取り交わし等、事前準備を終えまして。
実際に実施してくださった内容・スケジュールは以下の通りです。

1日目:総合法務部にて。
    債務整理面談に同席・商業登記書類の作成
2日目:登記法務部にて。
    借り換え決済のため金融機関へ同行・不動産登記書類の作成
3日目:山田エスクロー信託(株)にて。
    金融機関にて遺言作成面談同席等
4日目:相続部にて。
    司法書士の相続相談に同席・不動産(相続)登記書類作成
5日目:行政書士部門にて。
    行政書士の相続相談に同席・相続手続用の書類作成

ご覧の通り、第一事務所グループの各部署を1週間でハシゴするフルコースです。かなり濃い1週間でした。

面接

「借り換え決済って何?」「債務整理って?」「相続とは?」
疑問は様々おありかと思いますが、業務内容の詳しい説明は他の記事・ツイートに任せるものとして、細かい業務の内容は割愛させて頂きます。
※インターンでは諸先生方からたくさんご説明を頂きました。
 自らの不勉強を恥じるばかりでございました、、。

インターンでは、月曜~金曜までの1週間、常に司法書士・行政書士の先生方に囲まれながら生のお話を聞け、参考書では読み解けないような、現場の熱・温度感を感じられました。資格者によって、業務内容によって、大切になさっていること、考え方が全く違うので毎日が発見ばかりでした。
実際に入所してからは行政書士業務(特に相続)を専門で行っており、相続関連の知識は深まりましたが、やはり他業務について勉強できる機会は滅多にないですし、インターンのおかげで、職業そのものの見識を深められた気がします。

私の場合は司法書士・行政書士業務全般を知りたいという希望をお伝えしていたので、上記のようなスケジュールとなりましたが、
「相続関連業務だけ、特に行政書士業務に興味がある!」
という学生さんには以下のようなスケジュールでお越し頂きました。

1日目:行政書士部門、相続相談に同席・相続手続用の書類作成
2日目:相続部、相続相談に同席・不動産(相続)登記書類作成
3日目:行政書士部門、1日目同様

このように、ご希望によってスケジュール等の調整は可能です。
実は、この時お越し頂いた学生さんには私の面談にも同席頂きました。
以前は自分がインターン生側だったのに…と感慨深くなりました。
また、年を取ったんだなあ…とちょっと寂しくもなりました。笑

おわりに

就活

今回の記事を作成するにあたり、士業事務所におけるインターンシップの受入れ状況を調査しましたところ、受入れを行っている事務所はほとんど見受けられませんでした。専門性の高さや守秘義務の観点から、インターンの受入れが難しい業種であることは否定できませんが、さすがに少なすぎるように思います。

「司法書士、 行政書士がどんな仕事かよく分からない」
こうしたご意見が多い理由の一つとして、士業の業界全体で門戸が開かれていないことも要因に挙げられるのでないかと感じています。

前述の通り、インターンシップは会社の雰囲気や業務内容を知るうえで重要な役割を果たしています。言い換えれば、会社側からすると、会社の雰囲気や業務内容を知ってもらうための重要な機会でもあります。
当事務所のことをもっと知ってもらうため、ひいては業界全体の認知度向上のため、司法書士法人第一事務所 行政書士法人第一事務所では、引き続きインターンシップの受け入れを継続して参ります。

今回は拙文で恐れ入りますが、筆者の体験記のようなものを書かせて頂きました。詳細をお聞きになりたい等、ご質問・ご要望がございましたら御遠慮なく下記までお問合わせくださいませ。
なおインターン受け入れ有無と採用は無関係ですので、お含みおきくださいますようお願い申し上げます。

当事務所へのお問い合わせはこちらから👇
http://tazawa-office.jp/contact/

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