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ガルクラの円盤を買うことに決めたという話

4月からずっと迷っていたのですが、決断しました。
ガルクラの円盤を買うことにしました。

何故迷っていたかというと、やはりコスパなんですね。
新しいアニメの円盤を1から最終巻まで買い揃えるとなると、トータルでは5万円前後になってしまいます。本編を観るだけなら配信でいつでも観られるもの、それをわざわざ諭吉5枚(間もなく栄一に変わります)出して買うほどの価値があるのか…と自問していました。

2年前のミッション

昨年2月に、リコリコの円盤を全巻揃えたぜ~という記事を書いていますが、この中でも値段に文句言ってるんですね私。だって…仮面ライダーなんてこれより安く50話が手に入ったりするんだもん…もちろん、現行アニメはその他の特典が充実しているわけですが。
しかしこれを以て、新しいアニメのBlu-rayを1巻から順次買っていく、というのはもうやらないだろうな…と思ってさえいたのですが。
遂に、「ライン越え」の作品が出てきました。

これもまた昨年2月の記事ですが、基本的に円盤…映像ソフトが好きでよく買う人間ではあります。視聴可能な環境はあれど、モノとして手元に置いておくことに価値を見出しているので、気に入ったら買う、という方針でコレクター欲を満たしてきたんですね。

「面白い」の上に来る感覚

ガールズバンドクライ、開始前の評判は芳しくなかったようで…

・声優陣が無名
・前時代的(に見える)CGアニメ
・バンド物のヒットに便乗した企画

のようなマイナス意見が多数を占めていた、とのまとめ動画を見てしまいました。それが現在は、作品の中身で覆ったのは言うまでもありません。

私自身、3話放送後のタイミングで視聴を始めて「面白いな」と思ったのがこの4月の段階で…

6話まで観て、毎回面白いし次回が待ち遠しくなっている自分に気付き、7話からは毎週感想を書くようになりました。放送前の所感から反響が大きかったので1話から毎回記事を書いていたオトナプリキュアとは違うパターンで、放送中に自身の熱量がどんどん上がっていった感覚です。

今、正直に言いますとこのガルクラ、ドラマ部分が最初からとても面白いと思っていた代わりに、ライブシーンはそこまで響いてはいなかったんですね。最初のガルクラ記事に書いたように私自身が前時代人間なのもあり、CGでヌルヌル動くアニメが慣れないな~という感じは根強くあった訳です。ですが、ポイントとしてトゲナシトゲアリの楽曲は個人的にツボでありました。これも珍しく、最初に聴いた時にビビッと来た!みたいな曲はなかったんですが…気が付くと脳内で延々と流れているんですよ(笑)。

視聴中のアニメ主題歌が頭の中で鳴りやまない感覚、共感してくださる方いらっしゃいますか?

特に5話のライブ、「視界の隅 朽ちる音」、

7話「名もなき何もかも」

この2曲の脳内ヘビロテ率が高いです。
オープニングの「雑踏、僕らの街」でおわかりかと思いますがトゲトゲの曲、とにかくボーカルが早口なんですがその割に言葉がしっかり聞きとれる仁菜のボーカルが耳に残るんですよね。
そして、元々がれっきとしたガールズバンドの子たちなので、現実のバンドとしての実力もあるという。

いや、言うことないでしょうこのパフォーマンス。
彼女たちのライブにも行きたくなります。

毎週アニメを面白い、と観ているだけではなく「凄いものを観ている」という感覚があり、それが今週の11話で確固たるものになったので、
「Blu-rayを買うか否か」
で、YESのほうに背中を押され…というより、バンッ、と叩かれた感じでした。

私もそうでしたが、特に今週の11話は放送終了直後から興奮気味に感想記事、感想動画がネット上に飛び交っている印象ですね。
それだけのパワーを持った作品だということです。
ここまで来たら2024年のトピックとして、自分のライブラリに入れることに迷いはありません、というわけで今年下半期はガルクラの円盤を揃えていくお楽しみが出来ました。

イラストだとみんなおとなしそうに見えるんですけどね(笑)
イラストの可愛らしさが、キャラ達の激しさとギャップになっててまた、魅力的です

3ヶ月前は存在すら知らなかった作品に、ここまで心を掴まれたのも面白く、嬉しさがありますね。

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