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ガールズバンドクライを観始めました…やはり音楽ものは良い!

ネット上でチラホラ感想を見かけ、気になっていたアニメ「ガールズバンドクライ」の1話を観てみました。

けいおん、ぼざろと来て次はコレか、な女子バンドものです

抵抗あった3DCGが…

このアニメ、CGだと観始めて気付いたレベルに予備知識が無かったので正直最初は面食らいました。まぁ、知っての通りセル画時代からアニメを観ている中年なので、この絵の質感にはまるで馴染みがない人間なんですね。というか今、「セル画」が一発変換出来ずに「もはや過去のものか…」とショックを受けました(苦笑)。

ですが1話、掴みはかなり良かったです。

バンドもの、歌ものアニメはライブシーンが命ですが、作中ではまだ素人なはずのキャラ達がプロ並みの演奏や歌を聴かせるところはちょっと違和感を覚えてしまうところです。…まぁ、でもアニメだしで結局許容してしまうんですが。
この1話のラストの「空の箱」、割と即興感があり場面と合っているな…と感じました。誰も足を止めないのもリアルですし、何気に場所取りで揉めてた二人が一緒に演ってくれているのが笑いどころというか、熱さというか。
まだ未成熟な音や歌声で、それでも格好良く聴かせているところに
「あ、この作品は良いかも」
と思わされましたね。

そう思っていると、最初感じていた3DCGへの抵抗感が消えているのに気付きました。いえ、正確にはBパートで曲の権利云々で言い争いしていた場面でもうCGな事は気にならなくなっていたのですが。

CGだと表情が固い、というイメージがありましたが
むしろそういうイメージを払拭せんとする作品かもしれません

ほんのり苦い、夢追い物語?

特に目標もなく都会に出てきた仁菜、音楽を諦めて田舎に帰ろうとしていた桃香の出会いから始まるバンドの物語…割とオーソドックスな設定ですが、都会暮らしのリアルや情景描写の細かさはテレビアニメではなかなか見られないレベルかと思います。私もお上りさんですから、共感しやすい2人です。
生活の為にバイト一辺倒になり、いつしか夢は遠ざかり…あるあると言えばそうなのですが、経験者として身に沁みるものがあります…(笑)。

仁菜が初めてギターを持って「思ったより重い」というのも、意外とバンドものアニメに無かったリアクションな気がして、ちょっとフフッとなりました。そうです、未経験者はまず重いって思うんです。弾いている人を見てもその重量が伝わってこないからです、楽器って。

私もろくすっぽ弾けないのですが一応ギター所有者です
所有してるだけじゃダメだろって話ですけどね

新しいアニメを観ている感じ

先週、同じく今期の「怪獣8号」1話を観て感想を述べました。

もう十日が経ちますが、まだ2話を観ていません。記事の中にも書いていますが、どうにも既視感のある要素の詰め合わせであまり関心を持てていないのが正直なところのようです。
対して、「ガルクラ」は単純に3DCGという部分も含め、新しい作品という感覚があって2話以降の視聴も進みそうです。純粋にジャンルとして音楽ものが好み、というのもあるとは思いますが。

少し心配なのは、声優陣がそのままリアルでもバンド活動をやる、といういわばラブライブ的な展開を見越している点でしょうか。チームとして上手く機能すれば良いですが、トラブルが心配だな…とか考えてしまうんですね。まぁまだ始まったばかりなので、この初々しいバンドを見守っていこう…という気持ちにさせる力は充分あった、1話だと思います。

想定外のところで、週の楽しみが出来ましたね。
感想記事を上げてくれていた、他のnoteクリエイターの方々に感謝です!


それにしても、ポプテピピック以外で初めて両手で中指立てを見ましたね(笑)。仁菜、それを知らないのは田舎とか関係ないぞ…とツッコミを入れたものです。

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