見出し画像

リコリス・リコイルの円盤購入任務・完了

2月22日、「リコリス・リコイル」Blu-ray最終巻(6巻)が発売されましたね。

並べたつもりですが、雪崩てるように見えますね(汗)。

放送は三ヶ月、円盤リリースは半年…終わってから手元に揃うまで五ヶ月もかかってしまいますが、それゆえに達成感があります。
実は私、近年のテレビアニメのBlu-rayを予約して全巻揃えたのはこれが初めてだったりします。お前円盤愛好家とかほざいとったやないか、というツッコミは甘んじて受けますが…あ、5年前に幽遊白書を揃えました。
中古で買ったり、TV版エヴァなどの旧作がBOXで発売されたものは買いましたが、リアルタイムで視聴したものを発売と共に追いかけたのが初めてですね。それだけリコリコは魅力的な作品だったということです、ハイ。

各巻ごとのオマケについて

1巻はサントラCD、2巻はドラマCD、3巻は設定資料集、そして4巻はサントラ二枚目、5巻はドラマ二枚目、6巻が資料集その2と、6巻構成を意識して特典が付いていました。
近年だとこれが普通なのかもしれませんが、どうしてもこれらの特典、本来なら単品で発売されてもおかしくないのにな…という考えが頭をよぎります。今の時代、採算が取れないのか、これを特典にしなければ円盤そのものが売れないのか、もしくはその両方か。良い悪いではなく、変わって来たなと感じる部分です。そもそも2話で5~6000円というのはコスパが非常に悪い。その釣り合いを取るためとも言えますが、売る方も大変なのだなと。

と、文句ばかり言いましたが各々の特典には非常に満足しています。睦月さんの音楽は良いですし、ドラマCDで懐メロを歌ってくれるのはまさに世代な私にはとても楽しいものです。個人的にはドラマ①でのクルミの少しメタな発言にクスッとしました。何よりキャスト陣皆歌唱力がありますね。資料集も厚みがあり読み応え抜群です。書店に並べば2~3千円はしそうな代物なので、価格への納得度は高かったです。

全巻収納ボックスというご褒美


いみぎむる先生描きおろしの収納ボックス、半年かけて買い揃えてくれてありがとう、のご褒美ですね。これがまた達成感を底上げしてくださいます。ちなみ他で全巻収納ボックスを持っているのは、ダイナゼノンとポプテピピック(一期)だけです。

楽天ブックスの特典、アクスタと缶バッジ

こちらも付いてましたね。おかげで届いた時の箱がデカくて後処理が面倒ですが、大きな箱は開ける時ワクワクしますね。…しません?(笑)

令和4年の象徴、花の塔

で、改めて最終2話を観たのですがやっぱり面白い。千束側、DA側、喫茶リコリコ側(とでも呼びますか)の3視点が絡む最終戦の展開は初見時、読めなさがあって固唾を吞んだものです。
この作品、主人公サイドは千束やDAですが、視聴者側目線に近いのはテロリストの真島だったりするので、人によって見方がバラけると思います。千束達によって平和が守られる事が果たして良いことなのかどうか、単純な結論が出ないようになっています。それゆえに13話という短さながら密度の濃い物語を以て、俗に言う「覇権アニメ」になり得たのでしょう。
ED「花の塔」はかの名曲GET WILDのように(個人的には「ときめきの導火線」を挙げたいですが)各回終了間際に差し込まれる演出で大人気となり、2022年最も話題になったアニソンと呼ばれています。主役2人の関係性を綴った歌詞もとても素敵ですよね。

こうして手元に無事全話揃ったリコリコですが、Blu-rayの仕様に不満がない訳ではありません。
たった一つだけ、

「11話のアイキャッチ、差し替え前のものが未収録」

なのが残念な点です。最終巻の資料集にアイキャッチ集があったのですがそちらにも載っていませんでした。あの、彼岸花を咥えているやつです。
差し替え後の、たきなの髪を掴む千束も好きなのですが、円盤には両方入れてくれたっていいだろう、と思います。
本当に近年の創作物に対する窮屈な風潮が嫌なので、ここは何とかして欲しかったところですね。

千束とたきなは帰ってくる

↑マーベル映画の様なフレーズですが、先日新作アニメ制作が発表されましたね、めでたい事です。
まだ詳細不明ですが、まぁ、TV二期が固いのではないかと思っています。そうするとまた半年かけて6巻か~とか早くも円盤に思いを馳せたりしますが、これは幸せな出費です(笑)。

7月には舞台版の円盤も出ますし、まだまだ楽しめるコンテンツのリコリコを、今後も推していきます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?