クラフトビールづくりから、アルコールのないドリンクづくりへ大幅変更します。
ちょうど去年の今ごろ、クラフトビールの醸造所を作るために準備をはじめました。
「廃園になった保育園」という最高の激レア物件が見つかって、そこでビールを醸造し、レストランを併設してできたてのビールと地元の食材を使った料理を楽しみ、晴れた日には広い園庭で外飲み、夜は教室に宿泊。これを書いている今もワクワクするようなそんな計画でした。
今ごろには醸造所の工事もはじまっているはずだったのですが、コロナの感染拡大を受けこの状況下でオープンするのは難しいと判断しました。
長い時間をかけて準備をしていただけにとても悔しいのですが、悔しがっていても楽しくはないので、別な可能性を考えはじめました。たしか緊急事態宣言が出た4月はじめぐらいことです。
美味しければ、アルコールがあってもなくても、どっちでもいいんじゃない?
ふと、「ビールは好きだけど、それ以上にホップが大好きなのかも」と思いました。
ホップの香りは柑橘系だったり、トロピカル系だったり、爽やかな青い香りだったりホップの品種、組み合わせ次第で果てしなく多様でとてもいい香りです。
でも、ビール以外にホップを使ったドリンクが売っているのを見たことがありません。
ホップはこんなに魅力的な素材なのに、なぜビール以外の選択肢がないの?
酔わずに、ホップの香りと味を楽しみたい!
じゃあ、売っていないならホップを楽しめるドリンクを自分でつくろと思い、自粛生活期間中に作り始めました。ホップを煮たり混ぜたり…
思いつきで始めたものの、これが想像以上に美味しいものができちゃいまいた。
ホップが効いているけどIPAのようなアルコールがあるビールでもなく、ノンアルコールだからといってキリンフリーのような既存のノンアルコールビール特有の薄い味わいでもなく、ホップを楽しめる新しい飲み物!!
(写真では味や香りが伝わらないのがもどかしい…)
素材の可能性、ドリンクの可能性
ホップに限らず、果物、お茶、ハーブやスパイスなど身の回りにある素材でも、まだまだ活かしきれていない可能性があるのではないかと考えています。火の入れ方、分量、組み合わせ方次第で、新しくてハッとする美味しいドリンクを作り出せると確信しています。アイディアが止まりません。
お酒でもなく、ジュースでもなく、“美味しい飲み物”をもっと探求していきたくなりました。そして、それはお酒が飲める人、飲めない人に関わらず多くの人に楽しんでもらえるはず。
そこで、素材が秘めた味や香りの可能性を引き出すノンアルコールドリンクブランドを立ち上げます。
第一弾として、「IPAにインスパイアされたノンアルコールホップドリンク(Suiu)」と、「ボタニカルクラフトコーラ(Jiu)」を8月にリリースします。
HPや公式SNSなどはまだ準備中なので、興味のある方はnoteやtwitterをフォローしておいていただけると嬉しいです。
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