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だい
2021年10月3日 21:40
年季の入った居酒屋が好きだ。店内の隅々まで「汚さ」が行き渡ったような景観は、その「汚さ」自体がなくてはならない事実のように、「端正に」そこにある。「汚いもの」にはきっと、誰かによる《過去の軌跡》を見て取れるから、なのだろう。店内の壁に貼られたチラシやシールを見てみると、古ぼけて解読不能なものも多い。そして、「貼られた当初には、きっと誰かが必要に迫られて貼ったものなのだ」と、想像してみる