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理解不能?【‘‘夢‘‘日記】を、本にした理由

みなさんは、【夢】を見るだろうか?

この場合の夢というのは、毎日の眠りの中で見る【夢】のことである。

昨年の12月に、Amazonキンドルにて、
電子書籍『‘‘夢‘‘日記 ーハンモックで見た夢ー』を出版した。

本書は、私、DAVIDEが、【毎日、自宅のハンモックでの睡眠中に見た夢を、約2年間に渡り、記録し、まとめただけの本】である。

このことを人に話すと、「なぜ、夢を日記にしたのか?」「そもそも、なぜに、ハンモック!?」と、聞かれることが、非常に多い。

自分としては、普通のことをしているだけであるし、音楽や、小説や、映画を作っていると言えば、疑問がもたれないが、これに関しては、なぜそのようなことをしたのか、疑問をもつ人が多いようなのだ。

まあ、確かに、「自宅ハンモックで寝ていて、見た夢を記録した本」と聞いて、客観的に考えれば、確かにツッコミどころは満載かもしれない。

このような、風変わりな企画を行った理由は、本著の冒頭でも、少し述べているが、問い合わせが多いため、ここでも書いていきたいと思う

宣伝と言えば、宣伝になるのだが、興味があれば、少し、お付き合い頂き、できれば、本著を手に取ってみてほしい。

■ ‘‘疲れるほど‘‘ 夢を見まくる  謎の体質 ■


いつの頃からかは、覚えていないが、20代のはじめくらいからは、よく夢を見るようになった気がする。

一時期は、まるで、映画を一本見るようなボリュームの夢を見ることも、しばしばあった。

そのため、これから1日が始まるにも関わらず、起床の瞬間に「やりきった!見終わった!」というような感覚と、ある種の達成感があり、起きた瞬間に疲れているということもあった。

自分は、生まれつき肩こりが酷く、特に、この時期は、整体師の方によると、それを自覚できない程、重度で、慢性的なものだったらしい。
運動もせず、太っており、姿勢も悪く、堕落した生活をしてことも、それに輪をかけていたようだ。

逆に言えば、肩こりが原因でそうなってもいたらしく、意欲が出ない、体が悪くなる、さらに意欲が出ないという悪循環を繰り返していたらしい。

だから、夢を見ても、あまり楽しいとは思えなかった。

肩こりを改善する運動を日々行い、姿勢を正し、痩せて、少しは、まともな生活をするようになってからは、‘‘疲れる夢‘‘を見ることは減ったが、それでも、夢はよく見た。

そうすると、以前とは、異なり、「夢」を見ることが楽しく感じるようになった

夢の内容は、様々なのだが、肩こりが酷く、堕落・停滞していたような、かつての時期の夢は、重いものが、のしかかってくるような、それをぶらさせげているような、重苦しさのようなものがあった。
楽しい、面白い感じの夢の場合でも、そんな気がしたし、悪夢でなくとも、どこかに嫌な感じがあった。

一方、体をケアし、堕落した生活から脱して、意識して、前向きに生活するようになってからは、なんというか、憑き物がとれたような感じで、それが、夢の世界にも現れてきた気がする。

■ ハンモックでの夢は 、‘‘カオス‘‘で‘‘ヤバイ‘‘ 「ぶっ飛んだ世界」■


そうすると、‘‘疲れる夢‘‘を見ていた頃は、あまり楽しいとは思わなかった「夢」が、とても、楽しく、興味深いものと感じるようになった。

嫌な夢を見ることもあったが、起床時も疲れていないし、何か、世界で、自分だけが、秘密の世界を覗き見たような不思議で、得をしたような感覚で、1日をはじめられるようになった。

また、最初は、「美味しいものを貰って、食べようとした瞬間に起きた」「100万円をもらって、しまおうとしたら夢が覚めた(そして、起きた瞬間に枕元を確認する)」というような、ありがちなものが多かったが、次第に、独創的な夢が増えていった

それらの内容は、様々だが、多くは、奇妙であったり、不条理で、不可思議であった。

要するに、カオスであり、ぶっ飛んでいる、ヤバい「夢」が少なくない
一見すると、‘‘マトモ‘‘そうに見える夢でも、どこかが、誰かかが、何かがおかしいか、全体の整合性に乏しい

そして、その‘‘おかしい‘‘ことを、誰も‘‘おかしい‘‘とは言わず、何よりも、夢の中の自分自身が、疑問に感じていないことが最もおかしく、何かがズレている

泥酔や、40℃発熱なども見ることのない、やったことはないが、怪しいクスリでもなければ、見ることのできような、変な世界が、そこには広がっていた。

さらに、アウトドアが好きな自分が、自宅で夜に普通に就寝する時も、【ハンモック】で寝たいと思い、2017年から、そうするようになった。

すると、どういうわけか、夢を見る頻度が、格段に増え、中身も、より、独創的なものが増えた。

見た夢のことを他人に話すと、多くの場合は、驚いたり、笑ったり、大きな反応を示す場合が多く、「自分の夢の見方」は変わっているのかもしれないと自覚した。

その人自身が見た、面白い夢の話を聞かせてくれることもあったが、そもそも、「ほとんど夢を見ない」、「見ても忘れる」という人も少なくなく、見ても、人に話すほどのものでもなかったり、‘‘中身のある‘‘夢を見る頻度は、多くないのだという。

その点、自分は、よく夢を見る方で、変わった夢を見る、結構、珍しいタイプであるかもしれないことが分かった。

■ 夢で金儲け? ‘‘不純な動機‘‘から始めた「‘‘夢‘‘の日記」■


そのような日々を送る中で、自分は【あること】を思いついた。

【この夢を、仕事に使えないか?】ということである。

自分は、創作活動を生業にしているので、書籍のストーリー、デザインやアート、音楽や歌詞、映像作品の原案など、様々な活動の中で、斬新なアイデアというものを、常に欲しているが、無論、そう簡単に思いつくものではない。

また、元になるアイデアや、イメージは、作品の根幹であり、クオリティーの大部分を決める、最重要なものである。

それゆえに、多くのアーティストや、クリエイター、文筆家などは、それを得るために、時に、血の滲むような思いをする。

確かに、いかに優れたものであっても、アイデアや、原案だけでは、作品は完成しないし、実際に制作するほうが手間と時間がかかり、素養も必要になる。

ただ、作品の「産みの苦しみ」の大きな部分を占めるのは、【元になるアイデア】であるということも少なくないのである。

こういった中で、【夢でみた内容を、創作活動のアイデアや、原案に使えるのではないか】と、考えたのだ。

要するに、【寝ながら、楽して‘‘飯のタネ‘‘を得られる】と考えたのだ。

しかも、そこに広がっているのは、起きている時に、どんなに頭で考えても、絶対に思いつくことがないような、自意識を超えたぶっ飛んだ世界、【究極の無意識の世界】なのである。

仮に、それが、創作に使える内容ではなかったとしても、そもそも、夢を見ない日が続いたり、忘れてしまったりしても、自分は寝ているだけなので、失うものは何もない。

なくて当たり前、ダメ元、棚ぼたでオッケー。
もし、運良く見ることができたら、そのまま書き留めれば良いのである。

もちろん、素直に、夢の世界に惹かれ、夢について色々と調べるなど、純粋な動機がベースにはあった。
しかし、こういった仕事をしながら、筆不精で、コツコツ毎日、続けることが苦手な自分が、実際に、行動に移せたのは、こういった‘‘不純な動機‘‘があった。

だから、【夢】を見た際に、その日付や、その内容を書き留める「‘‘夢‘‘日記」をつけ続けたのである。

■ 理解不能? なぜ、「``夢``の日記」を本にした?■


「‘‘夢‘‘の日記」を、つけた理由については、一応、分かって頂けたと思う。しかし、一番、質問される、「なぜ、それを本にしたのか?」という疑問が残るだろう。 

自分でも、最初は、これを出版するつもりなどは、なかった

当初は、「‘‘夢‘‘の日記」は、《世界で、自分しか知らない、秘密のアイデア帳》として、誰にも見せることなく、保管して、創作活動に利用していた

夢で見た、絶対に思いつかないようなイメージ、そこから得たアイデアは、自分だけのものであり、作品のアイデアとして利用するまでは、誰にも知られたくなかったからである。

しかし、「‘‘夢‘‘日記」を綴る生活を2年間くらい続ける中で、次第に考えが変わっていった

夢の内容が斬新すぎて、意外と、使いどころに困ることも多く、創作に利用する分よりも、溜まっていく分量のほうが多くなってしまった。

しかし、夢の日記帳の中は、人に話したくなるような、奇妙な夢で、溢れており、この夢たちを、このまま眠らせていては、もったいないとう考えに変わっていった。

そのため、まずは、「見たままの夢を、何の加工もせず、そのまま記し、それをまとめた本」を出したいと思った。

それが、今回、出版した『‘‘夢‘‘日記 ーハンモックで見た夢ー』ある。

もし、誰かが、自分の夢を読んで、アイデアを‘‘パクって‘‘も、まあ、眠らせておくよりは、良いだろう。
そもそも、自分の奇妙すぎる夢に目をつける変わり者がいれば、むしろ、アッパレである。

これが、今回、このような風変わりな作品を、出版するに至った動機である。

気になった方は、是非、お手に取ってほしい。

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▼Amazonキンドルにて、他にも、電子書籍を出版しています。▼
無料試し読み、読み放題もあり、スマートフォンでも読めますので、
この記事で興味をもって頂いた方は、ぜひ、お手に取って下さい。


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