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【AKB総選挙】高順位でも仕事がない ‘‘恐怖のカラクリ‘‘  ー後編ー

【AKB総選挙】高順位でも仕事がない ‘‘恐怖のカラクリ‘‘ ー後編ー

▼前編を、お読みでない方は、先に以下の記事をお読みください。▼

前編にて、
【AKB選抜総選挙の順位と、グループでの扱いは別物】である
ということを書いた。

しかし、ここで、大きな疑問が残るだろう。

様々な要因や事情があるにせよ、
「人気があるから順位が高く、それが芸能人、アイドルタレントとして価値が高い」というのは至極まっとうな話である。

そうであれば、総合プロデューサーである『秋元康』

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【AKB総選挙】高順位でも仕事がない ‘‘恐怖のカラクリ‘‘  ー前編ー

【AKB総選挙】高順位でも仕事がない ‘‘恐怖のカラクリ‘‘  ー前編ー

AKB48をはじめとする48系グループの代名詞であり、毎年6月の風物詩といえば「AKB48選抜総選挙」である。

毎年、この時期になると、本当の選挙さながら、死ぬか生きるかという程、必死の形相をしたメンバーが懇願したり、煽ったり、媚びたりして自身への投票を募る様子や、必死に時間も金もつぎ込み、鬼気迫る様相で支援を行うファンの姿が報じられている。

また、選挙後は、メンバーが天下をとったように歓喜に

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【女子中高生の‘‘カリスマ‘‘】は、もう生まれない ー次世代の安室奈美恵・浜崎あゆみ・西野カナが現れない理由ー

【女子中高生の‘‘カリスマ‘‘】は、もう生まれない ー次世代の安室奈美恵・浜崎あゆみ・西野カナが現れない理由ー

J-POPにはその時代ごとに、若い10代~20代前半の女子、女子中高生など、「女子ティーンのカリスマ」といわれる人気歌手が存在してきた。

昨年の引退騒動で大きな話題となった『安室奈美恵』さんや、セレブギャルとも言えるジャンルを形づくった『浜崎あゆみ』さん、などがその代表例だ。

J-POPというジャンルの誕生以前の、昭和時代においても、私の母の世代などでは、みんなが『松田聖子』さんの「聖子ちゃん

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