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"浮きこぼれ"ギフテッドの相談窓口

みなさん、こんにちは。だてんぷと申します。
ギフテッドとして世の中に馴染めずサバイバルを続け、特に社会人になってからは長期休職も3回経験しましたが、環境のめぐり合わせでどうにかサバイバルを脱出しかけております。
その脱出のきっかけになった一つは職場とのめぐり合わせですが、もうひとつはギフテッドを支援する医師の先生にかかり、適切な支援を受けられるようになったことです。

そしてその先生が大学大学院総合文化研究科ににギフテッド創成寄付講座を開設され、今はWebサイトで支援の相談も受け付けられていますので、今回はその紹介です。

Empowering Gifted Minds
https://www.gifted.c.u-tokyo.ac.jp/home
* メニューの"Contact"から支援の相談ができます

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講座上では特任准教授に就かれている池澤先生は、医療機関での診察だけでなく、このようにギフテッドの活躍や能力発揮を社会課題と捉え活動してくださってる方でもあります。そして私自身はまだ具体的に何かをしているわけではありませんが、いちギフテッドとして研究に協力させていただいております。

残念ながら日本では、ギフテッドについて相談できる先はものすごーく限られています。というより、相談したくても当てはまる相談先など思いつかないし探せないことがほとんどでしょう。

一般的には医師の引き出しにすらギフテッドという概念は入っていませんし、私自身もこれまで苦鬱や人格障害と誤診を受け続け、あれこれ薬を変えたり増やされたりしていました(ここらへんの体験についてはこちらをご覧ください)。それが転院してからは余計な薬はほぼ処方されなくなりました。職場環境が変わったこともあり、半年で精神的にも肉体的にもびっくりするくらい健康状態が改善されました。血液検査の中性脂肪値が、170→55まで下がったのを見た時はさすがに笑ってしまったくらいです。薬って怖いですね。

そもそもギフテッドは病気ではないので、医療が受け皿にならないのは自然なことではあります。ギフテッド、特に成長し教育の対象から外れてしまったギフテッドが支援を受ける難しさというのは、自身の経験からも深く理解しております。

世の中で静かに苦しむギフテッドのみなさまがこれからよい人生に向かうことを祈り、また自分になにかできることがあればしていきたいと思っておりますが、まずはご紹介でした。今回はこんなところで。

Thumbnail : mohamed Hassan


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