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尾田栄一郎もハマるYouTuberとの秘話。元カメラマンが語る【前編】

んーどうも! だーさんです。

今日は、しばらく会ってない戦友の話。

そいつは僕も大大リスペクトする尾田栄一郎様のハマってるいるものベスト3に選ばれたくらいの大物おしゃべりお散歩おじさん。

彼と出会ったのは、大阪から上京して勤めた3社目のベンチャー企業。

国内No.1のゲームメディアで、記事のディレクター枠で採用されたが、なんだかんだあって、YouTube事業に携わることに。
ゲーム実況者を育成して、集めて、事務所を拡大していく事業に参加。

当時は、2、3名のスタッフで始まったが、社内にYouTubeのノウハウは全くなく、みんなが手探りで動画を作ったり、チャンネルを作ったり。
僕もYouTubeは全く見てなかったし、当時は偏見もあったくらいだった。

そんな中で、初めて、担当を任され立ち上げたYouTubeチャンネルが、

「やまだちゃんねる」

「やまだって、苗字普通すぎるし、それがチャンネル名て。笑」

とか思いながら、これいった方針を決めず、チャンネルを始動。

やまださんは、チャンネルを立ち上げる前から、会社チャンネルに出演したり、ゲーム実況をしたりと出演歴はそこそこあった。

そんなやまださんと、一緒に動画を撮り始めた。

一発目に撮った動画は、会社チャンネルで「やまだちゃんねるを開設します」という告知動画だった。

「こんな感じで告知しましょうか」と軽く伝えて、本人お任せで撮影、、

完了、、「どんなけ流暢に喋るねん、ほんで声でかいな!」

と思ったのが、ちゃんとした第一印象だったかなと。笑

そして、チャンネルを開設して、本格的に動き出したきっかけが、

当時は社会現象とまで言われた「ポケモンGO」のリリースだった。

やまださんもずっと注目していたゲームで、我々はリリース当日に早速六本木ヒルズから東京タワーまで歩いて、ポケモンを捕まえにいった。
僕はカメラマンを。

あの時に背負ったカメラが、僕のカメラ小僧魂を再熱させたと思う。

ポケモンを捕まえるだけのロケなのに、テレビ出身だった僕は、わざわざ大きなカメラ背負っていったのを覚えてる。笑
YouTubeはそういうのいらないからって過去の自分に言いたい。笑

そして、その日に急ピッチで動画を編集してアップしたのを覚えている。

そこから、毎日のようにポケモンGOのロケ動画を上げ続けた。
お昼間にロケをして、それを夜遅くまで編集してアップしていく生活。
流石に、痩せたし、ハードだった。

でもそれ以上に、おもろかった。

何が再生されるか、面白いのかも分からず、毎日が試行錯誤。
やまださんとロケ行って、移動中に、あーでもない、こーでもないとか言いながら、

「まあ、とりあえずやるか」を口癖に、とにかく試し続けた日々。

ある日、やまださんが、
「髪色変えようと思ってるんです」と一言

やまださんは、当時から金髪で、奇抜な髪型をすることが趣味みたいな人間だった。

僕は「ほな、モンスターボールヘアーとかえんちゃいます?」
と半分冗談で言った。すると、次の日

モンスターボールヘアであの男はやってきた。笑

「ほんまにやるんかい!笑」と、その行動力と思いっきりの良さに感銘を受けたのは覚えている。

チャンネル初期は、見返してみると、よく分からない企画も多いけど、
あの時、YouTubeでいろいろ試せたことが、逆にYouTubeを知ることにつながったので、本当にいい経験だったと思う。

そんなこんなで、チャンネル登録者が1万人、2万人と徐々に増え、
チャンネルのスタイルとしても固まってきた。

そのスタイルが、水曜どうでしょうスタイルだった。

カメラマンの僕がやまださんをいじって、やまださんがツッコミを入れる。

元々水どうが大好きな僕だったが、そのスタイルをしたいと思ったのではなく、やまださんがあまりにもトークが達者だったので、それを逆手にとって崩してやろうと思ったのがきっかけでした。笑

幸いにもその掛け合いが視聴者さんにも受け、やまださんのキャラも定着していくことに。

「山手線一周、24時間お台場、帰れま10」

当時は、過酷なことやる→辛い→リアクションが面白い
って、安直な考えで、過酷ロケを連発していた。笑

(今となっては、この時も企画、編集、サムネとか、本当に恥ずかしいくらいYouTube下手やなって思う。笑)

それぐらい必死だったし、きつかったし、おもろかった。

そして、伸び悩んだ暗黒時代へ。

寒くなったら外に出なくなる→ポケモンGOが盛り下がる→やまだちゃんねるも影響受ける、といった感じで、苦しい時期を経験。

迷走してたな。笑

そんな中、始めたのが、ラジオ動画だった。
1週間の締めで、金曜日の仕事納めに、ダラダラと会社で雑談してるだけの動画だったけど。笑
やまださんのトーク力、明るさを改めて認識したことを覚えてるし、
ほんまに「どんだけしゃべるねん」ってくらいおしゃべりなことも再認識。

そんな自己満動画などあって、寒い冬を乗り切り、また波がやってきた。

登録者も5万人、7万人と、着実にファンを獲得していき、
ある時期から、完全にやまださん一人でチャンネルを回していた。
(実際、僕が関わったのはチャンネル初期だけで、チャンネルを加速させたのはやまださんの自力。)

たまーに、大きな企画をやったり、オフ会をやったりするときだけ、カメラマンをやりながら、気が向いたら編集するくらいだった。

そして、10万人に。

10万人を記念して、「帰れま1000」と題し、名古屋・大阪・東京の3都市でオフ会

本当に1000人も集まるかなと思っていたが、結果的にはそれ以上のやまちゃんファンが会いに来てくれた。

もちろん、ポケモンGOという外で遊びアプリだからってのもあるけど、やまだちゃんねるの凄さ、そしてYouTuberの影響力の大きさ、視聴者との距離感の近さなど、肌で感じた。
(やっぱり、オフ会のようなオフラインイベントは重要で、ファンのエンゲージメントを高めるし、ファン同士の交流で囲い込みもできる。
そして、チャンネルのファン層を肌で感じることができる。)

カメラマンの僕にもサインを求めてきてくれる方もいて、やまだちゃんねるの視聴者さんたちの温かさを感じ、その夜のお酒はうまかった。笑
その大阪オフ会で、たこ焼き配信と題して、僕も初めてがっつりと顔出し。笑 
(この時のたこ焼きが全くおいしくなくて、二人の微妙なリアクションが笑えるかと思います。)

チャンネル開設から1年、2年と、順調に成長を遂げる。

そして、ポケモンGOのトップYouTuberになったやまださんは、海外のイベントにも呼ばれるように、世界のやまちゃんになった。笑

・・・後編へ続く 「やまだちゃんねる 第二章」

(書き出したら止まらなくなったので・・笑)

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