【WBC番外編】Happy School Project @ 名古屋市立神丘中学校
みなさん、こんにちは!DAEのSakiです。
本日は、Well-being Community講座(WBC)を受けてくださり、Well-being Coordinatorになられた久保田倫代さんと以前から取り組ませていただいている、素敵な素敵な活動についてご紹介したいと思います。
が、その前にちょっとだけイントロダクション…!
はじまりは熱い思いから
ある日、冒頭であげさせていただいた久保田さんから代表の青砥へ熱いメッセージが届きました。ご自身が講座を受講して知識として学ばれたこと、そして実際にWell-beingを育めるようになってきたという実体験からの学びをもっと多くの人々に届けたい、と。
熱い熱いお気持ちが<どーん!!>と伝わってくる内容でしたので、そりゃもう、私たちに何かできることがあれば、ぜひ!!ということで、何度かディスカッションを重ね、久保田さんの学校でもWBCと同様に学びと対話を大切にした活動をやってみよう!ということになりました。
そして、その名も、✨Well-being Circle✨(またまた別のWBCですw)
生徒さんたちと育むWell-being Circle
まずは、実験的に有志の生徒さんを募って、放課後の時間を使い、部活動よりも気軽に参加できるサークル活動という形でのスタート。月に1回、学びの時間、そしてもう1回、対話の時間、を全5セット、昨年の11月より実施しておりました。
DAncing Einsteinで主催するWBCでは、かなりディープに神経科学的な学びをしていただきますが、生徒さん向けのWBCでは、初級編としてのプチ学びを各回提供していきました。提供と言っても、講座の準備や実際のデリバリーは久保田さんが中心となって、他の先生方の協力もいただきながら、現場のメンバーにお任せ!! (私どもは応援する形で、内容のディスカッションにだけ参加させていただいておりました)
通常業務でお忙しいにも関わらず、生徒さん方を思う気持ちがとても強く、ドーパミンドリブンな先生方が頼もしい限り!正直「私たちの出る幕はないかもしれない」と影武者的存在で見守らせていただこうと考えておりましたが、毎回、素敵な生徒さんエピソードをご共有いただいていたので、「見学でもいいから絶対いつか参加したい…!」と思いを募らせておりました。
そして!一区切りつくタイミングであった3月に、出張チャンス!!
というわけで!行ってまいりました!
3月某日名古屋へ〜!
学びの内容
3月には、Well-being Circleの活動も終盤を迎えており、訪問させていただいたのは全5セットあるうちのラストの学びの回でした。
全5回、それぞれ以下のようなテーマで実施してまいりました。
脳の認知
ネガティビティバイアス
思考・行動・感情・反応
マインドセット
ドーパミンの力
今回は中学2年生のみなさんが対象でしたので、次年度の受験期を前向きに、そして未来にわくわくすることを大切にしてほしいという思いから、担当させていただいたラストの回は「ドーパミンの力」についてのお話。
大変僭越ながら、久保田さんに代わり、ドーパミンの効果などについて、ちょぴっとお話をさせていただきました。
多くの生徒さんが、おそらく好きではないけど関心としては高い「勉強」においても、重要な役割を果たすドーパミン。学びたい気持ちで自主的に参加してくださっているみなさんということもあり、一人ひとり、とても熱心に聞いてくださっていた姿が印象的でした。
わくわくワークの内容
ドーパミンについてお話させていただいた後、実際に自らドーパミンを引き出すために、「わくわく」できる未来を思い描いてみるワークも実施しました(わくわくワークw)。
ここでみなさんにも質問です💡
みなさんは、高校受験を控えた中学2年生のとき、どんな未来を思い描いていましたか?
高校生になったら…
将来英語を使う仕事をするためにグローバルな学びをしたい…
部活で全国目指したい…
オシャレな制服を着て青春したい…
進路の決め方も人によって多種多様なものだと思います。
自分の「行きたい!!」気持ちに素直に学校を選ぶ人、将来「稼ぎが良い」仕事をするために「良い」学校を選ぶ人、家族などの大切な人の期待に応えたい気持ちを優先して学校を選ぶ人、それぞれの価値観や軸があると思います。
どれが良いとか悪いとかを評価するためではなく、自分自身にとっての軸の在り方をまずは客観視するために、上記に挙げた異なった3軸で将来の自分の姿(進路)を想像(妄想)してもらいました。
そしてその上で、とりわけ「わくわく」する進路(自分のありたい、なりたい姿)に注目し、自分の強みなどと掛け合わせての更なる妄想を繰り広げ、グループでシェアしました!
また、生徒さんたちの回答を拝見させていただきましたが、軸が異なると、導く未来もそれぞれ異なってとても興味深かったです。それと同時に、我々が意思決定をする上でどんな価値観を大切にするかが、とても重要だなあと改めて気づかせていただきました。
そして、私たちが対話をする際に必ず働きかけている「ポジティブフィードバック」を今回も実践しました。自分で自分の強みを認識できることも大きな力になりますが、それを他者の視点から客観的に気づかせてもらえると更なるパワーになります。
決して難しい実践ではありません。素敵だな、共感できる、面白い、ユニーク、学びになった、ありがとう、そんなポジティブな感情が芽生えたことを【言葉のプレゼント】として伝え合います。ちょっとしたことですが、私たち日本人にとっては意外と機会のないことかもしれません。実際、対話の前と後では、生徒さんたちの表情や、声のトーン、選ぶ言葉も少し変化したように感じました。温かい気持ちは、きっと伝播するもの。
自分で道を選べるということ、そしてどんな道を選んだとしても、その過程にある酸いも甘いも、自身の学びやかけがえのない経験として記憶化できるということを、一人ひとりが信じて進んでいけたらいいなあ…。どの生徒さんも、優しくてユニークでとても素敵でしたので、陰ながら心より(脳より)応援させていただきたいと感じました。またお会いできたら嬉しいです!
Thank you!!【謝辞】
素敵な生徒さん方と、サポートされる先生方と、本当に温かく心地よいハッピーなお時間を共有させていただき、心も脳も喜んでおりました。予定よりもだいぶ時間をオーバーしてしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました!このような機会をいただけたことに、感謝感謝でございます♡
また、お伺いすることが決まり、急遽、同日予定されていた先生方の研修でもお話させていただきました!そちらの内容はこちらでもレポートさせていただいてます↓
これからもCoordinatorのみなさんや、学校や企業でWell-beingを育みたいという熱い熱い思いをお持ちの方々と、じんわり温かい輪を広げていけたらと思っております。
うちではこんなWell-beingな取り組みやってるよ!!っていう方、ぜひぜひシェアしてください〜!学びに行きたいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました!