忙しい育成年代の選手へ。足関節捻挫は寝ても治りません【放置はダメ絶対🖐️対応はお早めに‼️】
足関節捻挫の痛みが気になる全てのスポーツ少年/少女の方、特にトレーナーさんがいない環境の方へ。
捻挫の痛みが気になってプレーに集中できず困っていませんか?
そんなつもりはなくても、足関節捻挫を心のどこかで馬鹿にしていませんか?
例えば、
・捻挫なんて気合と根性で我慢できる!
・捻挫よりも休んで技術が落ちる方が危ないぞ!
・捻挫よりも休んで先発を取られる方がイヤだ!
・捻挫は怪我じゃない!
・捻挫は勲章だ!
そんな風に捻挫を軽く考えて、正しくケアしないまま時間が経って痛みがなんとなくプレー出来るくらいまで引いたら、プレーにいきなり復帰していませんか?
残念なお知らせですが、そういう考えの人は捻挫が癖になって貴重な練習時間をムダにすることになってしまいます。
こんにちは、アスレティックトレーナーの髙田大です。
スポーツで1番多く受傷し再受傷率も1番高いと言われている足関節外側靭帯損傷(内反捻挫)。
現在リハビリ中、もしくは抱えながらもプレーしているが痛みはあり、中々本来の動きが取り戻せない等でお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
足関節の捻挫は、痛みの程度にももちろんよりますが、我慢すればプレーできてしまう事も往々にしてあります。
時には指導者に「捻挫なんか怪我じゃねー」と言われてプレーせざるを得ない選手もいらっしゃるかもしれません(捻挫は怪我です)
ただ、プレー出来ているという事で患部のケアに時間を使う事を忘れてしまいがちです。
「どうしたらいいかわからんし、疲れているからまた明日やればいいや。」とトレーナーさんがいらっしゃらない環境ですと特に、先送り先送りで結局満足に機能が回復しないままズルズル行きがちです。
脳は怠け者ですからね。笑
しかし、皆様も頭の片隅ではきっと分かっているとは思いますが『このまま放置すると大変大きな損失』になってしまいます。
「補強トレーニングしなきゃ」と思っているのに、ついつい携帯ばかり見てしまって時間が過ぎて、練習中にまた少し痛めて、プレーはなんとか出来ればまだ良いかもしれませんが、リハビリに戻ってしまったりで「あーあ、またやっちゃったよ、、、」と落ち込んで、また動きが悪いままプレーして、監督からの評価も場合によっては下がって、満足にプレー出来ない自分にイライラする時間がまた伸びて、毎回積み重なるロスタイム。
中学3年間、高校3年間、大学4年間で見たらかなり損してませんか?
お父さんやお母さんが、食事、休養、洗濯、送り迎え等々、身の回りのサポートを、あなたが思い切りプレー出来る様に最大限配慮してくれているのに、八つ当たりしてしまう等のロスタイムを積み重ねてしまうのなぜでしょうか?
※ま、学生のうちは口では「感謝してます」とか「ありがとう」とか言っていても本当の意味で分かるのは大人になってからの方がほとんどだと思いますし、ここの部分はとても難しい感情の所だとは思います。
身体の構造の部分で大きな損失のお話をさせて頂きますと、足関節は唯一地面に接している部分であり、言わば土台でもあります。
家の建築でイメージして貰えると分かりやすいかと思いますが、土台がしっかりしていないと、上に乗っているものもグラグラしやすいですし、どこかが余計に頑張ってくれないとすぐに崩れてしまいますし、すぐには崩れなくてもいずれ、もしくは台風などの外からの大きな負荷が加われば倒壊は免れないのは容易に想像がつくと思います。
ちなみに、ビッコ引きながら「でも痛くないから!」とプレーしてませんか?
それは痛みが出ないように歪んだ動きを身体がなんとか覚えてしまっただけで、捻挫が治った訳ではありません。
※初めは小さな歪みだったかもしれませんが、その歪みは次第に大きな歪みへと変わっていきます。
例えば、その状態で、サッカーをプレーしようと更に足を使うとなると、技術もブレてしまったり、技術を誤って習得してしまいそうですよね。
足関節の上には膝関節があり、膝関節の上には股関節があり、その上には上半身がありますね。
直上にある、膝関節の代表的な怪我で言えば皆様も一度は聞いた事があるのではないかと思いますが「膝関節前十字靭帯損傷」、更に重傷なのが「膝関節前十字靭帯+膝関節内側側副靱帯+半月板損傷」を同時に引き起こす、不幸の三兆候(アンハッピートライアド)という怪我です。
股関節で言えば数々の選手がこの怪我が1つの要因で引退を決めて行ったと言われる「グロインペイン」が挙げられますね。
足関節の捻挫を抱えてテーピングやサポーター等で固定しながらプレーしていると足関節の可動域が通常よりも狭い為、他関節に影響が出て、他関節の怪我を更に引き起こす事に繋がりかねません。
なので放置してしまうことは大変大きな損失に繋がります。
ですので補強トレーニング等のケアに時間を使う事は非常に重要です。
足関節捻挫の乗り越えるべき主な課題はコチラ↓
・関節可動域の回復
・筋力の向上
・他関節との協調運動
・メカノレセプター(感覚受容器)
さぁ、課題は明確になりました!
もう足関節の捻挫を繰り返して、自分も自分の周りの方々も落ち込む日々は終わりにしませんか?
いますぐ解決する方法があります。
それはいますぐ携帯を触る手を止めて、少しお金と時間がかかっても補強トレーニング(ケア)に時間を使う事です!
以前、30代のJリーガーの方が、私のパーソナルセッションに捻挫のケアで来てくれました。「もう癖になってしまっていて、、でもどうにかしたくて、、」と。
で、一緒にケアをしていく中で「めちゃくちゃ足首いい感じです!」と仰ってくださり続けて「やっぱり騙し騙し続けずに、一度しっかり治せばよかったな!ありがとうございました!」と帰られて行きました。
社会人サッカー選手も捻挫のケアでいらした際に「めちゃくちゃ良い感じです!ようやく自分の足首が戻ってきた感覚です!この感じを待ってました!」と。
実は僕も現役時に捻挫で苦しんでいた選手の一人です。
自己流でやっても、そんなの全く良くなる訳もなく。
捻挫を繰り返して結局骨折もしてしまいました。
結果としてそれが僕を「怪我で苦しんでいる選手の力になりたい!」とトレーナー/フィジカルコーチの道に誘導してくれたので、今思えば必要な事だったとは思いますが、やはり僕が現役の時に知りたかったな。という内容のnoteを以下に添付させて頂きましたので、是非捻挫を抱えている皆様にご覧いただきたいです。
足関節捻挫のケアが主な用途のnoteですが、足関節の不具合は先述の通り他関節にも大いに影響します。
となると他関節を含んだ傷害予防にも繋がる可能性があります。
つまりサッカーをプレー出来る時間が増えます。
都度痛みを治める為に使っていた費用や時間が、テスト勉強や自主練に使えます。
アイシング1 回だけだとしても20分。
たった20分と笑いますか?
いいですか?よく考えてみてくださいね。
1週間で140分。1ヶ月で600-620分。おおよそ10時間も時間が作れます。
時は金なり。
そんな一度購入してしまえば時間もお金も節約出来るnoteはこちらからご購入頂けます。
是非ご覧ください!
↑こちらは現在プレー可能な方向け。
↑こちらは現在リハビリ中の方向け。
最後に足関節内反捻挫は睡眠不足でも受傷率が上がります。
睡眠、日頃色々やる事があって大変に忙しいと、まず睡眠時間を削る方が多いとは思いますが、睡眠時間を削るのは1番最後の手段としてください。
育成年代の選手であれば8-10時間は寝てください。
よろしくお願いいたします。
それでは今回は以上となります。
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また、感想も頂けましたら幸いです!
パーソナルセッション受け付けておりますので、↓のHP等からご連絡頂ければと思います!
それでは最後までお付き合い頂きまして誠にありがとうございました!
髙田大
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