見出し画像

#人がサービスをする意味とは、の話

人がサービスをする意味、を遠回りしてまとめてみました、の話です。

今現在の考えです、まだまだ変わっていくかも、しれません。2020.06.04
note初投稿で書いた時の想いと今は、ちょっと違います。

#人がサービスをする意味とは 、は
今みたいな時代だからこそ、人がする仕事、AIがする仕事、と仕分される時代だからこそ、何か自分の中で定義していたかった考えでした。

意識し始めたのは2年ぐらい前からで、今までにも、考えてきたことです。

今までの考えは、「つながり」という言葉がその答えを表現するのに一番しっくり来ていました。

レストラン、結婚式、バー、パーティ、いろんなシーンで当てはまるなーと。

お料理とお客様 料理人とお客様 お客様とお客様 生産者とお客様

醸造所とお客様 サービスマンとお客様 空間とお客様 おふたりとお客様 デザインとお客様 ...etc

お客様と"何か"をつなげることが、人がサービスをする意味かなと、自分の中で持っていました。

ただ、今はまた変わってきたんですよね。

人によっては、お客様によっては、”つながり”の重要度はさまざまです。
あとは、”つながり”って、ちょっと大げさじゃないか、と思われるかな、と。

生産者の想い、料理人、作り手の想いが聞けてより美味しくなる
場をいい感じに盛り上げてくれて結婚式が楽しくなる
すごく楽しく会話をしてくれる
気の利いたサービスをしてくれる

結果、自然とお客様の心が満たされる。

ただ、その「つなぐ」もしくは「つなげる」ことが、人がサービスをする意味だとすれば

もしくはサービスマンが「そうだそうだ」とそれを体現すると、ちょっと上手くいかないこともあるかなと。そう思いました。

人、お客様によっては、つながること、にモチベートする方もいらっしゃれば、そうじゃない方もいらっしゃいます。

たとえば、サービスマンとつながり、会話ができて楽しい、と思われる方もいらっしゃれば
自分の中で内省や対話をして、もしくは身内の方とお話を楽しまれる方もいらっしゃいます。

前者の場合は、「つながる、つなげる」が「そうだ、そうだ」の前のめりなサービスがフィットするかもしれないです。

後者の場合は、ちょっと難しい場合もあります。
楽しんでくださっているように見えても、次のご来店はもしかすると直近ではないかもです。

要は、この感じを汲み取って、お客様によって居心地の良い時間、空間を演出できるか、が#人がサービスをする意味とは、のヒントになるかな、と。

未来、ロボットが料理を出すことができる時代が来たとしても、
おそらくそのサービスは一定のお客様との距離間を設定されていることになるでしょう。

ここのお店のコンセプトは活気だから、この距離感で設定しよう
ここは落ち着いたカフェだから、この距離感で設定しよう、みたいな。

あくまで妄想のお話ですが。

もちろん、人がサービスをする上でも、この設定に似た、メンバーやチームで
このお店、でやりたいサービスの在り方、を会話して共通認識しておくことも大事だと思います。

けど、実際にはお客様によっては、「つながり」への重要度はさまざまで、同じ、の人はいないと言っても良いかもしれません。

だからこそ、今まで私が思っていた#人がサービスをする意味とは、の「つながり」は手段であって、目的ではなかったなーと。

「つながり」がサービスマンの意味だとすると、なんか「つながらないと、つなげないと」ってなっちゃいません?

やっぱり、サービスで、人の心を満たせるのは、今のところ人でしかないから、かなと。

お客様によって、オーダーメイドできるサービスロボットみたいなのが表れたら、それはそれで変わってきますが。

お客様によっては、不器用なサービスでも、新人さんかなー?ってサービスマンでも、一生懸命な姿に心を満たされる方もいらっしゃいます。

お客様によっては、お料理を出したり、テーブルに入るごとに会話をしてくれるサービスマンに心を満たされる方もいらっしゃいます。

お客様によっては、毎回話をしてくるサービスではなく
一番最後のお料理をお下げするときに、「コースはお楽しみできましたでしょうか?^^」と聞いてくれるサービスマンに心を満たされる方もいらっいます。

お客様に主体を置いて、お客様に適度に歩み寄って、心を満たせること。

これが#人がサービスをする意味とは、の現状の私なりの考えにしとこうかと思います。

「つながり、つながる」もキーワードなのは確かです。
けど、やっぱり手段であって、サービス側が主体の答えになっちゃうかなーって。

AIはきっと、主体は設定であり、設定者にしか主体を置けないはず、です。

”多様性”というと、その通りなのですが。
多様性には多様性だよね、みたいな。
たしかにそれも答えかもですよね。

人の多様性に合わせられるのは、多様性のあるサービスだから。
これも良いかもです。これも手段?んー分からなくなってきましたね。

AIがサービスをする意味、とは一定のご要望に対して安心安全にお応えできること、だとすれば
人がサービスをする意味とは、多様性に対して人の心を満たせることができるから、みたいな。

今の時代のような、そもそも安心安全が提供できないかも知れない環境だと、やっぱりシステムの方が良いよね、ってなりますよね。

けど私は、その”多様性”は、お客様に主体を置いて、お客様に歩み寄ることだと思いますし、それが人にしかできないこと。
なので、やっぱりこの言葉は使いたいと思ってます。

人の心の多様性を理解しようとしたり、理解できることって大事だと思います。
このあたりも、 MBTI がそれを理解する上で、ヒントやきっかけになってくれます。

#人がサービスをする意味とは 、のカッコ良い答え、引き続き考えてみようと思います。

もちろんカッコ良いだけじゃないですよ。

あとわたしのスタンスとして、人がサービスをするべき!というような考えではなくて、それに対してはハイブリッドで良いと思います。

やっぱり今みたいな時代だからこそ、意味や本質を見出しておきたい、それだけです。

本当はもっとシンプルで良いかもしれませんし。

そのお店がお客様に、人にサービスをして欲しいと思っていただけているから、みたいな。

#人がサービスをする価値とは 、に対してはちょっと違うかもですが。

結局はお客様にどう思っていただけるか、主体は相手なので、
#人がサービスをする意味とは 、の考えも、
サービスマンのエゴや主体ではなくて、
相手、お客様に、そうだよね、と思っていただけるようなモノにしたいなーと、
のお話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?