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さよならをおしえて~Twitter創作物感想録51~
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「すべての創作者に必要なのは”いいね”や”スキ”の投げ合いじゃない、全力の”解釈”と”感想”だ!!」Web創作界隈に「読者のいる(感想が贈り合われる)創作」文化を根付かせるべく、思想を掲げ暴れ続ける”ことばの魔物”コンノダイチの分別奮闘記、あるいは、才悩人応援歌。
この記事は、Twitter上で我々「26時(@kikan_26)」が主宰する「#ばけもののうた」および「 #全読」 参加作品へと宛てられた「web創作物への感想ツイート」をまとめたものです。元作品を辿れるように「引用リツイート」の形で投稿は統一しておりますゆえ、私の拙い感想を通じてnoteユーザーの皆様が「Twitter創作物」に触れる一助となれましたらば幸いです。
コンノダイチ=さよなら(@D_8823_drive)
蒼馬-ΛOMΛ-(@ssk_aoma)
26時(@kikan_26)
これはよい……!二行め「ふいていく」が「ぼく」「くちぶえ」両方にかかってたりしてもう素敵。人の寒さを嫌う動作と裏腹に人恋しくて北風は寄ってくる、みたいな発想もばっちり光っています。よき!よいところ満載なので敢えて言うと、最後「つめたく」より「くちぶえ」の方が寂しさを紛らわそ(字数 https://t.co/y8Kd8pJD3E
— さよなら (@D_8823_drive) January 15, 2019
仕上がってる!よき。
— さよなら (@D_8823_drive) January 15, 2019
どうやら老衰で亡くなるまで人間の「あの子」とは絆を結べていたようですし、生来の人喰いではないのかな、と思いました。ただ、寂しくて寂しくて骸を食べてみる、という発想は十分にばけもの的で、この語り手がこの先その満たされない感覚をどうやって埋めるのか考えると恐(字数 https://t.co/NtocnJdOUs
死せる肉親、と読みました。幼い「彼女」を守る必要があった=両親による虐待から?過酷な環境から?と思ったので、お兄ちゃんのようなイメージ。なりふり構わず(化け物のように)妹を守り続けて夭折した後も側にいた彼の願いは「ずっと不幸せだった彼女の幸せな顔を見ること」それも良し!が力(字数 https://t.co/UfQXDw7dPN
— さよなら (@D_8823_drive) January 16, 2019
美事な桜の根元には、死体が埋められているという……
— さよなら (@D_8823_drive) January 16, 2019
丁寧な描写によって、語り手がずるずると幹を這い上りやがて枝先へと至る過程が想像できるようになっています。よき。「桜の幹は朱に染まる」でゾクっとします。ただ、怖いようでいて実は純粋に再会を待ち望んでいる、幻想的な物語とも読め(字数 https://t.co/4Kz3Th0k96
わらべうたスタイル!
— さよなら (@D_8823_drive) January 16, 2019
雨降らしに利用された女狐と人間の間にだけ本当はあった愛。よき。一瞬、「殺しちゃったら日照りに戻るのでは?」と思ったのですが「嫁入りを終わらせないことで雨を呼び続ける」みたいなことなのかなと納得しました。後半もう一度出てくる婚礼がなんなのか、語る女狐は何者(字数 https://t.co/BDspvgmHPF
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