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メンタルヘルスについて考える

こんにちは、広報の山内です。

D2C dot では、個人が抱える課題を解決するために、テーマに沿って自由に情報交換・トークをする場として『dot Café』という社内交流会を行っております。今月でdot Caféを始めて約2年が経過し、合計20回以上実施してきました。

1月、2月は『メンタルヘルス』をテーマに、「バーンアウト」や「コーピング」といった、ストレスとどう向き合うか?ということについて改めてじっくり考える必要がある内容で実施しました。

どんな時に自分はストレスを感じてダメージを追ってしまうのか、またそのストレスといかにうまく付き合い乗り越えていくのかについて、みなさんもぜひこの機会に立ち止まって考えてみてください!

■なぜいまメンタルヘルスなのか

社内交流会『dot Café』は、会社が在宅勤務推奨になってすぐに、失われてしまった気軽なコミュニケーションの場の代わりになればという思いで作りました。
しかしながら、産業医の先生の講和から、あまりにも長引く感染症対策による行動制限よりコミュニケーションの場を作るだけでは不十分で、ストレスを解消できない人が多くいることが分かり『メンタルヘルス』をテーマにしました。これは管理職、一般社員関係なく誰しもがストレスを感じる時代・環境があります。ストレスを無くすことは基本的には不可能に近いため、うまく付き合っていくために立ち止まって考える必要があると考えました。

実はこのテーマ、昨年の7月に実施しようと計画をしていました。ところがいろいろ調べていくうちに取扱いの難しいテーマであることが分かり、ざっくばらんに会話をして終わりにできることではないと感じたため、そこから改めて勉強をし直して準備をしてきました。

■バーンアウトとは

バーンアウト

現在、社会で問題になっているバーンアウトは「燃えたかったのに燃えられなかった」、不完全燃焼の意味に近いものであり、個人にとっては職業的キャリアの喪失につながり、組織にとっては貴重な人的資源の損失につながる、大きなリスクがあると考えられます。

※こんなテーマで会話しました
・どんな症状が出るのか?主に3つのタイプを紹介
・どんなタイプの人が引き起こしやすいのか?
・自分は大丈夫か、チェックしてみよう!(Maslach Burnout Inventory)
・「燃え尽き」を防いで仕事を続けるためには?

<引用元>

■コーピングとは

コーピング

コーピング2

現代社会でストレスをなくすことは難しく、ストレスの犠牲にならないためにきちんと回避・対処・コントロールするという考え方のことをストレスコーピングといいます。
人は、過剰なストレスが慢性的にかかると心身に様々な悪影響を及ぼす場合があり、長期化する感染症対策による行動制限もまさにその一因になりやすいと言われています。コンディションが悪化した状態で業務を続ければ、パフォーマンスの低下やミスの多発といったリスクも高まるため、企業が従業員のストレスコーピングを支援することは、個人の健康はもちろん事業運営上も軽視できない観点と考えられます。

※こんなテーマで会話しました
・職場におけるメンタルヘルスを考える
・ストレスの原因と仕組みとは
・不調への対応モデル全体像
・コーピングの種類
・診断・対処方法例の紹介
・ストレスセルフチェック(こころの耳)

<引用元>

■参加者の感想

・ストレスは解消したいがどうしたらいいかわからないという話が多く、他の方の実例を聞くことができてよかった。
・診断結果に、ストレスはあるけど仕事が原因ではないと出ましたw仕事でも多少はあるだろうとは思いつつ、在宅での今の環境が影響しているのかなと思えたことが良い気付きだった。
・日々なんとなく感じてたことが視覚化されていたので、面白かった。
・自分では気付いていなかった仕事に対する課題について気が付くことができた。
・他の参加者の方との自由なお話しの中で様々な内容に触れることができ、学びがあった。
・自分以外の人の意見や言葉を聞けるのはやはりプラスにしかならなく、今回も普段あまり会話することのない方々の話を色々聞けたので大満足です。
・バーンアウトになる前の状態について知ることができ、自分の状態や周りの様子へのアンテナを張るきっかけになった。

交流会終了後のアンケートでは、とても良いフィードバックをいただきました。
中には、「次回はもっと深掘りして考えてみたい、違う立場の人の意見も気になる、違う面からのアプローチもあるかも」というフィードバックもあり、次回以降の改善課題にしたいと思います。

■まとめ

D2C dotでは、長く安定して働いてもらえる環境づくりに力を入れています。今回のテーマはメンタルヘルスでした。リモートワーク環境において会社がメンバーを守る仕組み作り、自分で自分を守る工夫、それぞれとても大変ですが疎かにできないことだと改めて分かりました。メンタルヘルスの理解があると、一緒に働くメンバーの不調にいち早く気付けたり、不調者に対するケアができたりと、相手に対してより配慮ができるようになるかもしれません。
実施後は、参加者のみなさんからたくさんの貴重な意見をいただいたので、このテーマは引き続き続けていこうと思います!

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