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メンバーインタビューvol.5 誰の提案が採用されようが、その時に最も良いツールとアイディアが選ばれるべき。

こんにちは!

D2C宮崎オフィスです。

今回は、私たちのオペレーション業務における効率化をエンジニアリングで支える「R&Dチーム」のメンバーのインタビューを通じて業務をご紹介します。

過去にもメンバーインタビューや、利用しているRPAツールについて紹介しましたが、「社内の業務自動化を推進するエンジニアチーム」と言ってもなかなかイメージが湧きにくいのでは…と感じています。

そこで、今回は入社してもうすぐ10ヶ月を迎える徳重さんの目線で、「R&Dチーム」についてのあれこれを聞いてみました。


オペレーション推進部 R&D担当 徳重さん

徳重さんの普段の仕事風景。ハンカチの置き方から几帳面さがうかがえます(たぶん)。


ーー徳重さんのご経歴を簡単に教えてください。

徳重さん(以下敬称略) 前職はSEとして、主にグループ会社内の業務改善を担当していました。具体的には、情報見える化のためBI(ダッシュボード)の作成や、用途別にデータを加工するためのETLの設計・製造・データマートの管理、その他各種システムの運用保守を行っていました。

ーーでは徳重さんから見た、D2C宮崎オフィスの紹介をお願いします。

徳重 宮崎オフィスでは、広告審査や入稿、レポート作成、受発注、請求管理など多岐にわたるオペレーション業務が存在します。業務の種類に伴ってチームの数も多いですが、コミュニケーションが取りやすく非常に明るい職場だと思います。

また宮崎のおすすめのお店やスポットなど、情報通な方が多数いますので、他県出身者のスタッフにはもちろん、宮崎出身者にとってもディープな情報を得ることができるので、仕事以外でも楽しめる?のではないでしょうか(笑)

ーー所属している「R&Dチーム」はどのようなチームですか。

徳重 R&D「Research & Development」の略で、「技術動向調査、研究開発」をテーマに、専門性をもって課題に取り組むエンジニア経験者を集めたチームです。

メインの業務は「RPAを用いた業務自動化」。その他に「業務改善のためのツール導入や開発」「広告配信のためのデータ抽出」があります。

メンバーの雰囲気ですが、入社当初からウェルカムな雰囲気で、馴染みやすかったです。誰かがつまずいた時はすぐに集まって相談し、成功も失敗も事例は共有し合っていますね。

時にはこれぞという提案が不採用になったりしますが、メンバーに愚痴を聞いてもらったり、お互いに発散しながらめげずに取り組んでいます(笑)
たとえその時はうまくいかなくとも、他の改善提案に生かせることも多いので、手札を増やすことは無駄にはなりません。

あーだこーだと共有しながら仕事するいつもの光景。

ーー無駄にならないとしても、自分の提案が採用されないとやっぱり落ち込みませんか。

徳重 もちろん一時的に凹むことはありますけどね(笑)。
ただ私は、誰の提案が採用されようが、その時に最も良いツールとアイディアが選ばれるべきだと考えます。同時に私が提案し採用されたものでも、もっと効率的で、みんなが楽になる方法があるなら、後生大事にするものでもないと思いますし。既存の枠組み・仕組みは壊してなんぼだと思っているんです。ツールはあくまで今の課題を解決するための最善の手段ですから。

もちろん、より良いものを作ろうという矜持は常にあります。ですが、自分の作ったものには必要以上に誇りを持たない、持たせない。成果はシェアして最大化すべきですが、私のワークは匿名でいい。「Made in 徳重」のようなブランドは捨てるべきだと考えています(笑)


ーーこの仕事のどのようなところに面白みを感じますか。

徳重 仕事の面白みで言うと、以下が挙げられます。

■ 新しい技術に実際に触れて試すことができるので刺激になる
最近では、バーチャルオフィスツール「oVice」を導入し、リモートワークのコミュニケーション改善を図っています。

企画力の向上や検証過程で新たな技術習得ができる
業務改善の手法やツールついては自由度が高く、場面ごとに最適なやり方・手法が常に求められますので、それに応えるべく日々鍛錬します。

業務改善や業務範囲の拡大
チャレンジの対象を挙げればキリがなく無限です(笑)。
中でも特に広告配信のためのデータ抽出(SQL)業務においては、今後は抽出だけでなくBIツールの活用や、社内のデータを活用した業務改善など、範囲を広げていきたいと考えています。

ーー逆に苦労していること、課題を感じていることはありますか。

徳重 そうですね。目下リソース不足が大きな課題ではあります(笑)
皆を楽にするためにもっと多くのツールを開発したいですし、改善活動の範囲も拡大したい、開発のためのインプットも増やしたい、とやりたいことはたくさんあるのですが、まだまだ一部しか実現しきれていないのが現状です。

また、広告配信の過程には多くのタスクが存在しています。タスクごとに担当グループが分かれている、ある種縦割りな部分が改善活動の壁になっているところもあると感じます。

業務フローの見直しの際には、上流から下流までを把握し、適正化していく必要があるので、それぞれの担当者が自分の目の前の業務だけを見ていると、周りが何をしているかわからない、情報が共有されてないといったことが起こりがちです。そのため、日々のヒアリングやコミュニケーションは大切にしていますし、自分自身も関わる世界を拡げていきたいと思っています。

立ち話ついでに相談が来ることもありますが、そういった際はできる・できないに関わらず、必ず何かしらの形で回答を出すようにしています。
私はエンジニアで、テクノロジーで成果を上げることが求められていますが、その提供したテクノロジーを使うスタッフは「人」です。ですので、人との繋がりと対話は大切にしています。仲間とはお互いに「ここがよかったよね」「今後はこうしていきたいね」とフィードバックしあえる関係でありたいと思っています。

RPA用の共有PCを操作する姿。オフィスを歩いてるとよくこの光景を見かけます。


ーーお話していて、徳重さんの「人」への強い思いが印象に残りました。これは何かいつも意識していることがあるのでしょうか。

徳重 過去に苦い経験がありまして。
当時の上司に仕事ができないと言われ続け、何をやってもうまくいかない、できない、自信がない、といったループに入ってしまって。自分なりにもがき続けたのですが、泥沼に沈んでいくような感覚でした。

当時周りの先輩方は年齢的にもかなり離れていて、どんどん退職されていくので、周りに相談できないまま業務負荷は増えていって…
その時に、直属の上司ではないんですが、手を差し伸べてくれた方がいたんです。

本当にちょっとした業務で1ヵ月ほど関わりのあった方だったので、まさか自分のことを見てくれて、気にかけてくれてくれているなんて、本当に当時はうれしかったですし、恩人です。
その経験がきっかけで、人とのつながりや、人を知ることはとても大切にしています。自分自身もポジティブになれたし、一人で悩み過ぎずに話そう、という考えに変わっていったように思います。

ーーご自身の経験から生まれた考えだったんですね。

ーーちなみに徳重さんから見て、D2C宮崎オフィスでエンジニアとして活躍できる方とはどんな方だと思いますか。

徳重 言葉で言うのは難しいですが…マインドの部分で言うと、当たり前を当たり前に思わず、自分自身を客観的にとらえて常に色々な視点で物事を考えることができる人、でしょうか。

また、技術は常に進化するので、新しいことにチャレンジをするという意識を持って、日々仕事を遂行していく意欲のある方ですね。

業務改善を行う上では、業務の流れを捉えフローをあるべき姿へ改善するので、エンジニアの上流工程(システム開発の要件定義から計画立案までを行うプロセス)スキルが備わっている方です。

黙々作業をするというよりは、「改善点はないだろうか?」「効率的に作業するにはどうしたらいいか?」など、日々活発に意見を出し合いながら要件をまとめ作業しているので、積極的に提案・アイディアを出せる方が活躍していると感じます。

SQL業務を行う上では、例えばデータ分析の経験がある方など、物事の背景を読み解く論理的思考力(ロジカルシンキング)や、洞察力が高い人材が求められます。

もし私のインタビュー記事を見て興味を持たれた方がいましたら、私たちの業務にまつわる生の苦労話や雑談まで、ぜひ直(じか)にお話ししてみたいですね。

ーーどうもありがとうございました。


会話をするといつも穏やかで柔軟性があり、D2C宮崎オフィス全体からも信頼のある徳重さん。徳重さんに業務の相談をすると、その後はどういうわけか背中を押してくれたような、なぜだか上手く行きそうな気持ちにさせてくれます。「人との関係性を大事にしたい」という所から、その理由が垣間見えた気がしました。

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