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ヤバい雑誌【2018年3月号第1特集】

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2018年2月の記事一覧

合計総額○○万円! ようこそ、“ていねい”地獄へ……「丁寧な暮らし」女子、その生態に迫る!

「『暮しの手帖』や『&Premium』みたいな生活をしている女子は確実に存在する。」そんな仮定を立て、雑誌から浮かび上がる「丁寧」系女子を妄想! あなたの周りにもきっといる!

(※当コラムは、架空のペルソナを作り、ライフスタイル誌を参考にその1週間をシミュレーションする企画です。)

[主人公]佐藤幸子(サトウ・サチコ)

Instagram:@teinei_sachico
岐阜県出身のグラフィ

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「暮しの手帖」みたいな生活は可能なのか?――「金」と「時間」が追いつかない!「丁寧な暮らし」雑誌の実と虚

「暮しの手帖」「&Premium」「天然生活」「クウネル」、これらは上質でこだわりの暮らしに関する情報が満載の雑誌だ。アンテナの高い女子は、今すぐにでも参考にしたいところだが「部屋着2万円」「ほうき1万9千円」……。一体、いくらつぎ込めば「丁寧な暮らし」は実現できるのか!?  実際に検証してみた。

「体に優しい」「きれいになる」「本当に頼りになる」……どの雑誌も、「丁寧な暮らし」の追求に余念がな

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資生堂、東芝、サントリー、竹中工務店……自社商品を買わせる気がない!? ぶっ飛んだ「企業広報誌」の真意

――企業広報誌と聞いて、自社商品がこれ見よがしに載った“つまらない紙束”を想起するかもしれない。だが、インパクト大な写真を用いて大胆にデザインされた誌面に、社会問題に切り込んだ記事が掲載されることもある。明治時代から現在まで日本の企業が刊行したそんな雑誌の真意を、古雑誌蒐集家のばるぼら氏が読み解く!

【2】「洋酒天国」
壽屋(現・サントリー)/28号(1958年8月):開高健、柳原良平らが編集し

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文春、新潮、現代……芸能マネージャーが戦々恐々とする芸能ゴシップ誌9選!

前記事「芸能記者が語る『ゴシップ週刊誌』との“お付き合い”の作法――小泉今日子がバラしちゃった!? 芸能誌のバーニング“忖度報道”」で触れた芸能ゴシップ誌たちの特色を紹介!

【註】各雑誌の発行部数はすべて、日本雑誌協会発表の「印刷証明付き発行部数」(2017年7月~9月)より。

文春砲で撃ちまくる!

【1】「週刊文春」

発行元:文藝春秋
発行部数:64万3333部
創刊:1959年
最近の

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芸能記者が語る「ゴシップ週刊誌」との“お付き合い”の作法――小泉今日子がバラしちゃった!? 芸能誌のバーニング“忖度報道”

不倫報道に明け暮れる文春砲に怯えながら、自社タレントのプロモーションに日々汗を流す芸能プロのマネージャー陣。そんな彼らの目から見た「芸能ゴシップ誌」の有り様とは? そしてその種の雑誌との“お付き合い”の仕方とは?

「週刊文春」2018年 2/22号(文藝春秋)

A… 40代・大手芸能事務所チーフマネージャー
B… 20代・中堅芸能事務所マネージャー
C… 30代・有名週刊誌の元記者

A 今

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【クラッセン瑠里香】美人ハーフモデルは空手有段者……男性誌で初脱ぎ! 女性誌のカリスマモデル

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

男性はなかなか手に取る機会に恵まれない女性向け「下着カタログ」。それなら、その完成度を“グラビア”として再現してみようじゃないか。モデルはピーチ・ジョンの姉妹ブランド「YUMMY MART」の下着モデルを務めるクラッセン瑠里香ちゃんに依頼!

(写真/篠田 工・go relax E more)

「小学生のときにピーチ・ジョンのカタログを見て

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売り上げと制作費の間で悶える雑誌のビジュアル――フランスでは修整写真に申告義務! 雑誌が激写したタブーな1枚

雑誌と写真は今も切っても切れない関係にある。だが、雑誌が売れなくなる一方で、そこにお金をかけることも難しくなってきた。今、雑誌にとって写真はどのような役割を担っているのか? そもそも雑誌にとっていい写真とはどんなものなのか――?

表紙はその雑誌の顔。写真の撮り方だけでなく、紙なども凝った仕掛けが施されていることもある。

 写真技術が誕生し、メディアがまだ紙媒体しかなかった頃から、雑誌はドキュ

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紙に見切りをつけて、イベントと動画で稼ぐ!?――NME、Rolling Stoneほか海外音楽雑誌の“裏シノギ”

日本の音楽雑誌が売れなくなって久しいが、「NME」「Rolling Stone」といった英米の雑誌は今どうなっているのか――。日本と同じく発行部数が年々減少し、ジリ貧状態にあるだけなのかと思えば、決してそうではない。ここでは、特にウェブやイベントなど紙媒体以外の“シノギ”に着目し、海外音楽誌ビジネスの現状をレポートしたい。

左上より時計回りに「NME」(英)、「Rolling Stone」(米)

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年寄り相手に雑誌を作るのはもう嫌!――老害編集者たちに怒り爆発!反逆の若手雑誌編集者座談会

“雑誌編集者”に憧れ、泥舟の業界に夢を託して飛び込んできたひよっこたち。しかし、雑誌を作っても想像していた以上に売れない! でも、このまま年老いた編集者たちと共に業界を腐らせていくのは嫌だ。そこで、雑誌をどうやって生き残らせていくかを、若手編集者たちが徹底討論した。

(絵/藤本康生)

[座談会参加者]
A…週刊誌編集者(27歳)
B…ファッション誌編集者(24歳)
C…文芸誌編集者(26歳)

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