『荒地』を愛でる 12
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Unreal City,
Under the brown fog of a winter dawn,
A crowd flowed over London Bridge, so many,
I had not thought death had undone so many.
Sighs, short and infrequent, were exhaled,
And each man fixed his eyes before his feet.
空想の都市
冬の夜明け 朝霧はブラウンに染まっていた
ロンドン橋の上にたくさんの人たちの流れがあった
〈死〉がなしたことの大きさを思わずにはいられなかった
彼らはときおり短く溜め息をついて
動きのない眼差しは 終始 足もとを見つめていた
戦争の痕があるように思う。
そして、戦争を起こした政治というものを思わされる。
それは多数決だったかもしれないが
その悲惨さについては
誰も何も言えなくなる。
日本の「非国民」レッテルなどがそれだろう。
そのレッテルを貼られないように足元を見て過ごさなければならない。
(童謡のロンドン橋落ちたも引いているらしい)
やらなければいけないことがなかなかできない。
明日もよろしく。
短歌やろー
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