見出し画像

『荒地』を愛でる「火の説教」 2

【毎日投稿中】【感想】

Sweet Thames, run softly, till I end my song.
The river bears no empty bottles, sandwich papers,
Silk handkerchiefs, cardboard boxes, cigarette ends
Or other testimony of summer nights. The nymphs are departed.
美しいテムズ河 私が歌い終えるまで 穏やかに流れておくれ
河岸に 空の瓶が サンドイッチの包み紙が シルクのハンカチが
ボール紙の空き箱が 煙草の吸い殻が 夏の夜の名残が
散らばることもなく ニンフたちはよそへ行ってしまった

 自然描写がやはり具体的。
 空の瓶や
 サンドイッチの紙
 煙草の吸い殻
 などのいわゆるゴミが「ない」ことを歌っている。

 明日もよろしく。
 短歌やろー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?