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レシピを書いてみました。パスタ編

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ほんとにゆっくりとですが、チャレンジしてできるようになった料理。その時々に作ったものを残してみたいと思って始めたnoteです。パスタを中心としたレシピ、少しづつ載せていきます。
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#ラビオリ

法蓮草とカッテージチーズのラビオリトマトソースと春菊入りのボンゴレ・ビアンコ

暖かな日が続いてたと思ったら急転直下の冬日。ほんにジェットコースターと言うか誰かさんのメンタル並みに乱高下してますね。みなさま体調などお気をつけくださいませ。気候は不安定ですが、作るものは安定、というか相変わらず変わり映えも映えもないお料理しているこのごろ。ほんに、料理は創造だ!爆発だぁ!って偶には暴走したいのではございますが、そこはそれ、大人の自乗、9^2で81、じゃなくて事情はきちんとわきまえるのが調理人の務め。ということで、常連の方々におかれましては、また〜、ではござい

オーソドックなラビオリ、のはずが(笑)。定番の春菊入りのボンゴレ・ビアンコと共に。

久しくラビオリ作ってないな、と思ってて。今まではレモンで作ったカッテージチーズ使ってましたが、最近イタリア産のリコッタがお安く手にはいるお店みつけたので、やっとオーソドックスなラビオリ作れるな、るん♪って、で作ってみました、な今日のお話です。 以前もご紹介したように、名称はカブを意味するRapaに由来する。 カブの薄切りにチーズをはさんだ中世の料理に似ていたことからの命名(出典:Wikipedia)とのお話。たぶん日本で一番知られているラビオリは、リコッタチーズと法蓮草をリ

天使の巻き髪のラビオリ 青葉の章

天使の巻き髪、もう響きがいいですよね。 以前ラプンツェルの長い髪をイメージしてラビオリのフチ巻き巻きしたり、パスタ編んだり、もうもうもう、なことの事初めはこちらから。 何しようぞ くすんで 一期は夢ぞ、ただ狂え(閑吟集)なんて。 食べ物でなんちゅうことするねん、とお思いのあなた。すべて食感とかソースのからみにからんでいるのでございます、って言ってみたかっただけ(笑)。 ほとんど作ってみた〜〜い、だけのこどもでございます。味と食感に影響するのはほんとですが(きりっ)。 見た

レモンのカッテージチーズとラグーをリピエノにしたラビオリをバジルソースで

またもやの呪文のような表題で恐縮ですぅ。エクスペクト・パトローナム!えい!とかやってぱぱっと料理の守護霊とか出てくるんならいいですけどね。 ときどきいらしていただいているお初の方向けに。ラビオリは詰め物をしたパスタの一つで、中に詰め詰めするものをリピエノと言います。って詰め物って言えってね。いえ、リピエノって言ったほうがかわゆいでないですか。似合ってませんが(笑)。 Ravioliって不思議な語感だなぁ〜と思ってWikiさんに聞いたら 名称はカブを意味するRapaに由来

春を楽しむ その2 桜鯛のサコッティーニを鯛のスープで。

前口上桜鯛のラグーでパスタ作った前回に続いての二作目です。前回柄にもなくの乙女チックな薄紅色の仕上がり。で、今回は新緑をイメージしようかと。 もう、春の緑といえばこの歌ですね。 巌走る垂水の上の早蕨の 萌え出る春になりにけるかも 志貴皇子 むふふふ。今回も滑り出しは風雅に。 だいぶ前にシチリアにお住まいのKaorina091さんに魚のラビオリがある、と伺って、一度チャレンジしたのでございます。が、今ひとつで。 もそっとちゃんと作りたいと思いつつ、ラビオリって包むので、

何にも無い時のローズマリー風味のポテトのラビオリ トマトソース

買い物行けないなぁ〜、と冷蔵庫見たら、ありゃまの肉も魚もなくて。頼みの綱のソーセージとかも。。。折角の休日ディナーがこれではさびしかろうと。。。ま、もともとディナーっていうほどではありませんが。 十年前にもこんなことがあったな、と。スーパーから食材が消えて。あるものでなんとかしていたことが。もちろん、住まいもインフラも大丈夫だったので、大変なうちには入らないですが。あらためて、今もさまざまな困難を抱えてらっしゃる方のことを思うと胸がしめつけられるようですね。 大したものな

海のラビオリ 鯛と牛蒡と 魚料理ことはじめ  吽の章

一昨日のみなさまのコメントへのお返事は最後の方で。 序魚料理になじみのないわたしが、Kaorina091さんが作られていたお魚のオーブン焼きとリメイクパスタに刺激されてお魚料理をさらっと自然に作れるようになりたいっ、という気持ちに火がついてしまっての前回。仕上がりは微妙でしたが、なんとか味をつくるこつは少し掴めてきたような。 前回URL挿入 鯛のパスタで、そぼろにした身の量が少ないとお気づきのあなた。鋭いです。 パスタには半分以下しか使っていませんでした。以前浅蜊を使っ

海のラビオリ 序章 あさりで

始まりは妄想から海の素材のラビオリ、食べてみた〜い、と思ったわたし。ところが、海産物入ったラビオリってあんまりみないことに気がついて。 イタリアでは料理も伝統があって、組み合わせるものが決まっているとkaorina091さんに教えていただいて、そのせいかもと。 知ってる範囲ですが、肉系、チーズ系、野菜系ぐらい。もちろん日本ではもっと自由だから、いろいろあると思いますが。 肉も大好きですが、魚介の美味しさの方が旨味は強いのでは、と思っている生粋やまと民族のわたくしといたしま

ラプンツェルのラビオリ 若草の章

序章以前ラビオリを巻き髪風にした時のことでございます。 ダイエットインストラクターの楓さんに素敵な名前をつけていただいて、 看板メニューにするお約束を。 新たな道を歩まれるとのことなので、はなむけの意もこめて。 イメージが固まりきれておりませんので、まだちょっと子供よ、な感じで、お恥ずかしゅうございます、な、若草の章。 ラプンツェルグリムの原作まんまだと少しえぐいので、ディズニー風で。 塔の上から垂らす長い髪、王子さまとの出会いでほんのりともる情熱、、、 うきゃ〜。かな

ラビオリを巻き髪に

ここのところあたらしい料理してないなぁ、と、湧き立つトマトシチューのように(?)つくりた〜い熱がふつふつと。 何食べたい?と聞いたのが間違いでした。 ”あさりのパスタと枝豆” !!!!!! あっさり、うっちゃり。あさりさんと枝豆くんに完敗。 主役が変えられない!あふれてきた情熱の行き場が〜。と、その時天の声が。 クリエイティブ で、繊細で、素敵な料理されているユイじょりさんがキッシュの縁を三つ編みに。美しいだけでなくアクセントになって美味しいと書かれていて。 主役が変え

ラビオリは焼いても美味しい

オリーブオイルを塗って焼いたラビオリは、香ばしくてパリパリとした皮の食感と、リピエノの風味が口いっぱいに広がる幸せを楽しめます。生パスタは焼いても美味しいことを北村光世さんの本で教えてもらいました。と、サルディーニャの伝統料理、パナダ(羊肉やじゃがいもなどを入れたミートパイのようなもの)の生地が生パスタに近いことを知ってから、パスタソースが余っている時に作ってます。室温で数日は持つので、たくさん作っておやつやおつまみにも。今回は、ベーコンを加えたトマトソースとレモンピールを加

爽やかな夏の味のラビオリ

枝豆と、檸檬ピールを加えたカッテージチーズをリピエノにした爽やかな夏の味。しっかりと炒めた玉葱の甘味を加えたトマトソースとの相性抜群です。 材料(16個分)リピエノ ・皮と薄皮を剥いた枝豆(私はアルミフォイルで包んでガスレンジのグリルで蒸し焼きにしてます) ・カッテージチーズ 作り方はこちらから ・擦り下ろした檸檬の皮 ・パルミジャーノレッジャーノ ・ペコリーノロマーノ(なくてもOK) パスタ生地 100gくらい 作り方はこちらから ・塩 ひとつかみ (できれば海塩か岩塩)