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ラビオリを巻き髪に

ここのところあたらしい料理してないなぁ、と、湧き立つトマトシチューのように(?)つくりた〜い熱がふつふつと。

何食べたい?と聞いたのが間違いでした。
”あさりのパスタと枝豆” !!!!!!
あっさり、うっちゃり。あさりさんと枝豆くんに完敗。
主役が変えられない!あふれてきた情熱の行き場が〜。と、その時天の声が。

クリエイティブ で、繊細で、素敵な料理されているユイじょりさんがキッシュの縁を三つ編みに。美しいだけでなくアクセントになって美味しいと書かれていて。

主役が変えられないなら、脇役に光をあてようと。
気になっていたラビオリの縁に光をあてようと。

ラビオリの縁って、くっつけるために仕方なくできちゃいました、な感じになりやすくて。張り合わせて、そこだけ生地があつくなるので、食感も。

じゃまもの扱いされがちなラビオリの縁に愛の手を差し伸べるべく、また、旅に。。。。

【作り方】

夏の高原の朝、がイメージです。
甘さの中に酸味を残したトマトソースに、レモンの爽やかさを纏わせたカッテージチーズと枝豆を入れたラビオリ。

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いつものように玉ねぎみじん切りにしてオリーブオイルで炒める。今回は高原の夏の朝、の感じにしたかったので、焦げ匂がつかないように、って焦げてるやん。細かなことは気にせずに次に進みます。

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トマト缶入れて15分ほど煮込む。ブレンダーで、滑らかにする。機械ってなんか強引な感じがあってあまり好きじゃないのですが、シノワでやる根性はありませんし。

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枝豆は塩もみして30分。
軽く水洗いして、水気を切ってからもう一度軽く塩をふって、アルミフォイルで包む。蒸気抜きの穴をえいえいっ、と開けてグリルへぽん。8分で焼き上がり。で、オーダーの枝豆の蒸し焼きは出来上がり。

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いつものレモンカッテージチーズ。牛乳を鍋であたためて、縁がふつふつするくらいになったら、絞ったレモン入れて、軽くかき混ぜる。布巾に入れて、好みの硬さになるまで、水気を切る。
で、この時でる、絞り汁の方。もったいないので、冷やして呑みます。蜂蜜いれると夏にぴったりの飲み物になります。

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で、パルミジャーノ、ペコリーノ、レモンの皮をすりすりして、薄皮をむいた枝豆を加えてまぜ、ボール状にまとめます。

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縁を編み込みにするので、パスタ生地はうすくうすく。台の木目が透けているのが見えますか?セルクルで丸く抜いて。

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一枚の上に、リピエノを載せて、もう一枚を載せて、縁を巻き髪のように巻いて。
、、、今日は”枝豆ショック”から立ち直りきれてないせいか、ヨレヨレしてます。でも可愛いくなって。これで一人前よ!な感じに。。。

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海水くらいの塩を入れた湯で5分くらい茹でて、温めておいたソースと和えてできあがり。

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編み込んだところにソースが馴染んで、全体がきゅっとしまって良い感じになりました。脇役が良いとドラマがしまる!!!!
普段じゃけんにされているラビオリの縁にスポットライトを当てられて、幸せです。

今日書ききれなかった、”あさり”については、また明日にでも。

最後までお読みいただいてありがとうございます。
たぶん、いえ、きっと、みなさまの参考にはならない、よしなしごとですが、こんなこと考えている人もいる!と珍獣ハンターな気持ちで温かい目で見ていただけると嬉しいです。

今日も素敵な一日でありますように。

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