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5月は「自転車月間」です。

間もなく5月。
毎年5月は「自転車月間」ということをご存じですか?
今日は「自転車月間」のことについて触れますね。


|「自転車月間」とは

「自転車活用推進法」という法律(第14条)で、5月中を「自転車月間」と定めている。

新入学、進級、そして新たな人生への出発などで自転車を利用する人が増え、これに伴い交通事故も多発する傾向にあることなどから、自転車の安全な利用を促進し自転車事故を防止することを目的に、イベントや各種啓発活動などを集中的に行うことにしているという。

|自転車月間の経緯・背景

自転車は環境にやさしい交通手段であり、災害時の移動・輸送や国民の健康の増進、交通の混雑の緩和などにも役立つことから、著しく普及してきた。もちろん自転車の普及に伴い、交通事故なども多発していた。

自転車をとりまく問題を法的な面から解決するため、昭和 56 年5月に「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」(自転車基本法)が制定され、それを記念して、毎年5月を自転車月間と定めたのが始まり。

この自転車月間の趣旨の浸透を図り、加えて自転車のもつ社会的責任を自覚しつつ、改めて自転車の可能性と、それをとりまく諸問題の解決策について考え、自転車の活用の推進についての関心と理解を深めるため、自転車活用推進法により、5月が「自転車月間」5月5日が「自転車の日」と定められているのだ。

月間中は、自転車の利用促進や安全利用のための普及啓発活動が各地で行われることになる。

|月間の実施内容

以下の項目を重点的に推進するための活動を行う。

〇 各種の機会・広報媒体を通じた広報啓発活動の強化
〇 交通安全教育の促進
〇 街頭における指導や取締りの強化

なお、啓発の一つとしてロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されている。

|月間後援機関・団体

この運動は、以下の機関・団体の後援等を受けて実施している。

内閣府、総務省、経済産業省、環境省、警察庁、文部科学省、国土交通省、東京都

|まとめ

自転車月間は、自転車の安全な利用を促進するため、事故の多い5月の時期に実施しているものである。

自転車の事故については、下記のように令和5年中の交通事故統計を用いて解説をしているので参考にして欲しい。
自転車の単独事故や加害事故が増加傾向にあることをから、一層の啓発を図る必要がある。

特に、今国会中に道路交通法が改正され、自転車の交通違反についても「交通反則制度が適用」されることになることから、ルールの順守を習慣化しておくことも必要だ!

※ヘルメットの着用
※自転車保険の加入も! https://saitama-cycle.com/


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