地球に優しい生理用品 / 月経カップを使ってみた

みなさんこんにちは！今日も二週間に一度行われているグループワークで話したことについてお話しします。私たちのグループワークでは、環境問題と生理用品の関係性、また環境に優しい生理用品について私の体験を交えながらメンバーとお話ししました。

初経を迎えてから閉経まで毎月やってくる月経。私たちユース世代は思春期から始まった月経ライフから数年が立ち、月経と付き合うのに少し慣れてくる年代ではないかと思います。月経ライフに少し慣れてきた今だからこそ、自分の身体の中で起こっている月経と環境問題の関係性について少し知ってみるのもいいかもしれません。

環境問題と生理用品って関係しているの？

環境問題と生理用品の関係性はあまり環境問題を語る上でフォーカスされないのですが、実はとても密接に関係しているんです！

とある記事によると、
・　1つのナプキンに含まれるプラスチックはレジ袋4枚程度
・　1人の女性は一生の間に9,600枚ほどの生理用品を捨てる
・　仮に9,600枚ほどのナプキンを使用すると、38,400枚のレジ袋を使い捨てたことになる
・　生理用品は海に捨てられるプラスチックゴミ第5位
など

参考記事
生理用品は使い捨てプラスチック。環境と健康に良い選択とは？

これらの情報を目にするだけでも環境問題と生理用品が密接に関わっていることを感じます。また私自身、月経の時に出たゴミを目にし、このゴミの量を世界中の月経と向き合っている人々が同じように出していたら、たくさんのゴミが出ているんだろうなと思うときがあります。

環境に優しい生理用品の多様性

私は環境問題と生理用品の関わりを知り、環境に優しい生理用品を使ってみようと思いました。そこでまずはどのような選択肢があるのかをインターネットでサーチしてみることに。
・布ナプキン
・月経カップ
・吸水型サニタリーショーツ
様々な種類のサステナブルな生理用品があることに驚きました。

多様な選択肢の中で私は今、布ナプキンと月経カップを使っています。今回はその中でも月経カップを使ってみた感想について皆さんにシェアしたいと思います。

月経カップって？

最近は何人かの有名人の方々がメディアを通じて生理用品について発信をしているので、月経カップのことをご存知の方も多いかもしれません。月経カップとは月経中に膣内に挿入して経血を止めるシリコン製のカップのことです。このシリコンカップは医療用シリコンで作られており、洗浄することで繰り返し使うことができます。サイズ、カラー、シリコンの柔らかさなど、種類も様々です！

私が購入した月経カップ

私はまず、軽くお試し感覚で月経カップを使ってみたかったので、値段が安いものを購入してみました。私が購入したものはこちらです。

商品名：Dutchess Menstrual Cup
値段：＄15.99
私はアメリカに住んでいるので、アメリカのアマゾンから購入しました。２個入りで1600円程度、一個800円くらいなので比較的お手頃なのではないかと感じます。

月経カップを使ってみた感想

実際に商品が届いて思ったことは、 想像していたよりもサイズが大きい....。

でも、とりあえず試しに使用してみようということでパンチダウンフォールドという入れ方で使ってみました。

正直初めて使った時は月経カップの使い方がよくわからなく、間違った使い方をしていたと思うので、挿入している時に少し痛かったです。ですが3.4回使っていくうちに入れかたなどのコツを掴み、ストレスなく使うことができるようになりました。また、はじめは月経カップのサイズが大きいかなと思っていましたが、意外にもサイズに関しては問題なかったです。

簡単に月経カップを使ってみてのメリット、デメリットをまとめました。

メリット
・ゴミが出ないので環境に優しい
・使用している時にムレない
・プールなど安心して入ることができる
・１日の中で何回も付け替える必要がない
・経血独特の匂いがしない

デメリット
・初期コストがかかる(値段はピンキリ）
・使用に慣れるまで苦労する
・入れ替え時に手が汚れる
※他にも様々なメリット、デメリットが挙げられると思います。

私は今は基本月経カップのみ、状況に合わせて布ナプキンと月経カップを組み合わせて使用しています。使い始めの時は、きちんと使えているか不安だと思うので、お家にいる時に試してみるのもいいのではないかと思います。月経カップは最長11-12時間つけたままで大丈夫とのことなので、外出先での付け替えの心配もないかもしれません。

正直、月経カップを使う前は、痛くないかな？ちゃんとつけられるかな？などの心配をしていましたが、いざ使い始めて使用に慣れてくると、とても快適でストレスフリーな月経ライフを過ごすことができています。環境に優しい月経ライフをこれからも無理しない程度に自分のペースで続けていきたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。少しでも環境問題と生理用品の関係性や、生理用品にサステイナブルな選択肢があるということを知っていただけたら嬉しいです。

今回の内容はあくまでも一個人の意見、経験なので、参考程度に知って下されば幸いです。Noteでは伝えきれない感想がまだまだあるので、またどこかの場をお借りして、環境に優しい生理用品についてお話しできればいいなと思っています。

ここまで読んでくださりありがとうございました。次回の記事もお楽しみに！